ジプトーン天井と壁紙の補修方法|費用とDIYの可否

ジプトーン・ライトという素材の天井ですが、両面テープで張り付けていたレールを剥がす際、表面の紙のような素材が一緒に剥がれてきてしまいました。このままですと見栄えがよくないので、修復しようと考えていますが、ペンキなどで補修したいと考えていますが、そのまま塗っても大丈夫なのでしょうか?あともう一つあるのですが、レールが壁紙にもついていたため、壁紙も一緒に剥がれてしまっています。こちらのほうが深刻で5cm*100㎝程度の範囲内に微妙な剥がれが十数箇所あります。壁紙も自力で張り替え又は修復、または業者に頼む場合8畳の部屋ですとどれくらいの費用が掛かるのでしょうか?回答宜しくお願いします。

ジプトーン天井の補修:ペンキで直せる?

ジプトーン天井の剥がれをペンキで補修する前に、剥がれの程度とジプトーンの種類を確認することが重要です。ジプトーン・ライトは、表面に紙のような素材が貼られた石膏ボードの一種です。剥がれた部分が表面の紙だけなのか、石膏ボード自体が損傷しているのかによって、補修方法が変わってきます。

表面の紙の剥がれのみの場合

もし剥がれたのが表面の紙だけで、石膏ボード本体に損傷がない場合は、ペンキによる補修は可能です。ただし、下地処理が重要です。

  • 剥がれた部分を丁寧に掃除する:剥がれた紙やゴミを完全に除去し、表面を平らにします。ヘラやサンドペーパーを使って、丁寧に処理しましょう。
  • プライマーを塗布する:ペンキが剥がれにくくするため、プライマー(下塗り剤)を塗布します。ジプトーン用のプライマーを使用するとより効果的です。ホームセンターなどで購入できます。
  • ペンキを塗布する:プライマーが完全に乾燥したら、天井の色に合ったペンキを塗布します。2回塗りを行うことで、より綺麗に仕上がります。ローラーを使うと均一に塗れます。

石膏ボードの損傷がある場合

石膏ボード自体に損傷がある場合は、ペンキだけでは補修が難しい場合があります。パテで補修した後、ペンキを塗る必要があります。パテはホームセンターで購入できます。パテで補修する際は、以下の手順に従いましょう。

  • 損傷部分を掃除する:剥がれた石膏ボードやゴミを完全に除去します。
  • パテを充填する:ヘラを使って、損傷部分にパテを充填します。平らになるように丁寧に仕上げます。
  • 乾燥させる:パテが完全に乾燥するまで待ちます。乾燥時間はパテの種類によって異なりますので、製品の説明書をよく確認してください。
  • サンドペーパーで研磨する:乾燥後、サンドペーパーでパテを研磨し、表面を平らにします。
  • プライマーを塗布する:パテを研磨した後、プライマーを塗布します。
  • ペンキを塗布する:プライマーが完全に乾燥したら、天井の色に合ったペンキを塗布します。

壁紙の補修:DIYか業者依頼か?費用は?

5cm×100cm程度の範囲に十数箇所の剥がれがある場合、DIYでの補修は難易度が高いです。特に、綺麗に仕上げるためには、壁紙の柄合わせや継ぎ目の処理など、専門的な知識と技術が必要です。

DIYによる補修

もしDIYに挑戦する場合は、以下の手順に従いましょう。ただし、完璧な仕上がりは難しいことを理解しておきましょう。

  • 剥がれた壁紙を剥がす:剥がれている部分を丁寧に剥がします。周囲の壁紙を傷つけないように注意しましょう。
  • 下地処理を行う:剥がれた部分の下地を綺麗に掃除します。必要に応じて、パテで補修します。
  • 新しい壁紙を貼る:同じ壁紙があれば、それを貼ります。なければ、似た色の壁紙を購入する必要があります。柄合わせに注意しながら、丁寧に貼り付けます。

業者への依頼

8畳の部屋の壁紙張り替えを業者に依頼する場合、費用は5~10万円程度が相場です。ただし、壁紙の種類や施工内容によって費用は変動します。複数の業者に見積もりを取って比較することをお勧めします。

  • 見積もりを取る:複数の業者に見積もりを取り、費用や施工内容を比較しましょう。
  • 契約内容を確認する:契約前に、契約内容をしっかりと確認しましょう。特に、保証期間やアフターサービスについて確認することが重要です。
  • 施工状況を確認する:施工中は、定期的に施工状況を確認しましょう。

専門家のアドバイス

壁紙の補修は、DIYでも可能ですが、仕上がりの美しさや耐久性を考えると、専門業者への依頼がおすすめです。特に、広い範囲の補修や、複雑な柄の壁紙の場合は、業者に依頼した方が安心です。

まとめ

ジプトーン天井と壁紙の補修は、剥がれの程度や損傷状況によって適切な方法を選択する必要があります。ペンキによる補修は比較的容易ですが、下地処理が重要です。壁紙の補修はDIYでも可能ですが、綺麗に仕上げるには専門的な知識と技術が必要です。費用や仕上がりを考慮し、DIYか業者依頼かを判断しましょう。

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