シーリングライトへの交換はDIY可能? 円形蛍光灯からの交換手順と注意点

部屋の電気をシーリングライトにかえようと思っています。 そこで今は円型の蛍光灯です。 シーリングライトを買えば自分で取り付けることは出来るのでしょうか?

この記事では、円形蛍光灯からシーリングライトへの交換について、DIYでの取り付け可能性、手順、注意点などを詳しく解説します。照明器具の交換は電気工事士の資格が必要な作業と思われがちですが、既存の配線が同じであれば、比較的容易に交換できるケースが多いです。ただし、電気工事に関する知識がない場合は、感電や火災のリスクもありますので、十分な注意が必要です。

シーリングライトへの交換はDIYで可能?

結論から言うと、既存の配線がシーリングライトに対応していれば、DIYで交換することは可能です。ただし、電気工事の経験がない方にとっては、多少の難易度があります。安全に作業を行うためには、手順を理解し、必要な工具を準備することが重要です。

まず、現在の照明器具と交換したいシーリングライトの取り付け方法が同じであるかを確認しましょう。多くの場合、天井に埋め込まれた電気ボックスに接続するタイプです。このボックスに接続できるタイプのシーリングライトを選べば、比較的簡単に交換できます。しかし、配線が露出しているタイプや、特殊な取り付け方法のシーリングライトの場合は、専門業者に依頼する方が安全です。

また、自分の電気工事のスキルに自信がない場合も、専門業者への依頼を検討しましょう。無理にDIYして感電や火災事故を起こすよりも、プロに依頼した方が安心です。費用はかかりますが、安全を確保するという意味では、非常に重要な判断となります。

シーリングライト交換に必要なもの

シーリングライトの交換に必要なものは、以下の通りです。

  • 新しいシーリングライト:購入前に、現在の照明器具の取り付け方法と互換性があるかを確認しましょう。サイズやデザインも事前に確認しておきましょう。
  • ドライバー(+ドライバーと-ドライバー):シーリングライトの種類によって必要なドライバーの種類が異なります。説明書をよく確認しましょう。
  • 電気工事士技能試験用具(あれば便利):ワイヤーストリッパー、圧着ペンチなどがあると作業がスムーズに進みますが、必須ではありません。
  • はしごまたは踏み台:天井に届く高さのものを用意しましょう。安全に作業できる高さで作業することが重要です。
  • 軍手:感電防止とケガ防止のために必ず着用しましょう。
  • 懐中電灯または作業灯:暗い場所での作業になるので、十分な明るさを確保しましょう。
  • カメラ:作業前と作業後の状態を写真に撮っておくと、もしもの時のトラブルシューティングに役立ちます。

シーリングライト交換手順

具体的な手順は以下の通りです。作業中は必ずブレーカーを落として、電源を切ってから作業を始めましょう。

1. 既存の照明器具を取り外す

  1. ブレーカーを落とし、電源を確実に切ります。
  2. 既存の円形蛍光灯を天井から取り外します。通常は、カバーを外し、配線を接続しているネジを外すことで取り外せます。この際、配線の接続方法を写真に撮っておくと、後々の作業がスムーズになります。
  3. 配線を確認します。配線の状態が悪くなっている場合は、交換が必要です。専門業者に相談することをお勧めします。

2. 新しいシーリングライトを取り付ける

  1. 新しいシーリングライトの取扱説明書をよく読み、取り付け方法を確認します。
  2. 新しいシーリングライトの配線を、既存の配線と接続します。配線の接続は、必ず正しい色同士を接続しましょう。間違えると、感電や火災の原因となります。接続が完了したら、しっかりとネジで固定します。
  3. シーリングライト本体を天井に取り付けます。しっかりと固定されていることを確認しましょう。
  4. カバーを取り付けます。

3. 電源を入れて動作確認

  1. ブレーカーを上げて、電源を入れます。
  2. シーリングライトが正常に点灯するかを確認します。

注意点

  • 感電の危険性:作業中は必ずブレーカーを落とし、電源を切ってから作業を行いましょう。感電事故を防ぐため、濡れた手での作業は避けましょう。
  • 火災の危険性:配線の接続を間違えると、火災の原因となります。配線接続には十分注意しましょう。また、器具の設置が不完全な場合も火災のリスクがあります。
  • 落下事故の危険性:はしごや踏み台を使用する際は、安全に配慮し、転倒しないように注意しましょう。不安定な場所での作業は避けましょう。
  • 天井の構造:天井の構造によっては、DIYが難しい場合があります。天井材が石膏ボードなど弱い材質の場合は、専門業者に依頼することをお勧めします。
  • 保証:DIYで取り付けた場合、メーカー保証が受けられない可能性があります。保証内容をよく確認しましょう。

専門家の意見

電気工事士の田中さんによると、「シーリングライトの交換は、比較的簡単な作業ですが、電気に関する知識がない方が行うと危険です。感電や火災の危険性もあるので、不安な場合は専門業者に依頼することをお勧めします。特に、古い住宅で配線が劣化している場合は、専門家の点検が必要です。」とのことです。

まとめ

円形蛍光灯からシーリングライトへの交換は、既存の配線が対応していればDIYで可能です。しかし、感電や火災、落下事故などの危険性があるので、手順を理解し、安全に配慮して作業を行うことが重要です。自信がない場合は、専門業者に依頼することをお勧めします。安全を第一に考え、快適な空間を手に入れましょう。

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