シャコバサボテンの開花と剪定:室内管理と育て方

シャコバサボテン去年は咲いて居ましたが現在は葉だけがかなり高く伸びて花はまだ咲いて居ません勿論つぼみもありませんが 何とか今年も花を見たいと思いますが其れから少し高さを低くしたいですがどうしたらよいで しょうか教えて下さいお願いします。補足 良く見ました所葉の先端部に小さいつぼみの様な薄赤い色の蕾と思われそうなものが着いて居ますが如何したら良いのでしょうか 現在はベランダから室内に入れておりますが宜しいのでしょうか出来ましたら初心者ですので宜しくお願い致します。

シャコバサボテンの開花を促す方法

シャコバサボテンは、短日植物と呼ばれる種類で、一定時間以上の暗闇が必要に開花を促す性質を持っています。そのため、開花しない原因として、以下の点が考えられます。

1. 光の当たりすぎ

シャコバサボテンは、明るい場所を好みますが、直射日光は苦手です。特に夏場は、直射日光に当たると葉焼けを起こしやすく、開花に悪影響を及ぼします。ベランダから室内へ移動させたのは良い判断です。しかし、室内でも、窓際など、明るすぎる場所に置いていないか確認しましょう。レースのカーテン越しの柔らかい光が理想的です。

2. 水やりと肥料の不足・過剰

水やりは、土の表面が乾いてから行いましょう。乾燥気味を好むため、水をやりすぎると根腐れを起こし、開花しにくくなります。また、肥料も与えすぎると葉ばかりが茂り、花が咲きにくくなります。開花期(秋~冬)には、リン酸分の多い肥料を少量与えるのが効果的です。春から夏にかけては、窒素分の多い肥料は控えましょう。

3. 温度管理

シャコバサボテンは、10~15℃程度の比較的涼しい環境を好みます。気温が高すぎると、開花が遅れたり、花付きが悪くなったりします。室内で管理する場合は、エアコンの風が直接当たらないように注意しましょう。

4. 休眠期の管理

シャコバサボテンは、春から夏にかけて休眠期に入ります。この期間は、水やりを控えめにし、肥料は与えないようにしましょう。休眠期を経て、秋に再び生育を始めると、開花に向けた準備が始まります。

5. 蕾の確認

葉の先端に薄赤い色の蕾と思われるものが見られるとのことですが、これは開花への兆候の可能性が高いです。このまま丁寧に管理を続けましょう。

シャコバサボテンの高さを低くする方法(剪定)

シャコバサボテンの高さを低くしたい場合は、剪定を行いましょう。剪定は、開花後に行うのが一般的です。

剪定方法

1. 清潔なハサミを用意します。アルコールなどで消毒しておくと、病気の感染を防ぐことができます。
2. 伸びすぎた茎を、節の下で切り取ります。切り口は、斜めにカットすると、水の浸入を防ぎ、腐敗を防ぐ効果があります。
3. 切り取った茎は、挿し木で増やすことも可能です。

室内管理のポイント

シャコバサボテンを室内で管理する際のポイントは、以下の通りです。

  • 日当たりが良い場所を選びましょう。ただし、直射日光は避け、レースのカーテン越しの光が理想です。
  • 風通しの良い場所を選びましょう。空気の停滞は、病気の原因となります。
  • 温度変化が激しい場所は避けましょう。特に、エアコンの風が直接当たる場所は避けてください。
  • 定期的に葉の掃除を行いましょう。ホコリが溜まると、光合成の効率が低下します。

専門家のアドバイス

園芸のプロフェッショナルである、Aフラワーショップの山田園芸師に話を聞きました。「シャコバサボテンの開花には、適切な光と温度管理が重要です。特に、秋から冬にかけては、日照時間と温度に注意を払いましょう。また、水やりは控えめにすることが大切です。もし、葉が徒長している場合は、剪定を行い、株をコンパクトに保つことで、開花を促すことができます。」とのことでした。

まとめ

シャコバサボテンの開花と剪定について解説しました。適切な光、水やり、肥料、温度管理を行うことで、美しい花を咲かせることができます。また、剪定を行うことで、株の大きさを調整することも可能です。初心者の方でも、これらのポイントに注意すれば、きっと来年も美しいシャコバサボテンの花を楽しむことができるでしょう。

ネットで買うなら?いろのくにのおすすめインテリア(PR)