シマリスの噛みつき行動と対策：安心安全な飼育のために

今年４月からオスのシマリスを飼いはじめました。一昨日あたりから、凶暴な噛みリスに豹変しています。普通にジャレていたのが突然攻撃的な本気噛みになり、それもまたしつこく襲いかかってきます。一昨日は家内が、昨日は私が、手から血がボトボト落ちるくらいに、何か所も激しく噛まれてしまいました。それまでは、ケージから出しても私たちのそばを離れず、ずっと体中を這い回り、手の平の上では指を甘噛みしながらジャレまくって、それはそれは可愛かったのですが。。。（Ｔ０Ｔ）恐いのでケージからは出せないですし、襲ってきたらどうしても思わず払いのけてしまうので、リスに怪我をさせるのがオチだと思います。噛みリス期間中は、ケージから出さないことがお互いのためかなぁと思います。そこで噛みリスについて教えてください。○今はまだ９月初旬ですが、もう今頃から噛みリスになるのでしょうか？噛みリスになるのは今頃からと思っておいていいですか？○噛みリスの傾向はいつごろまで続くのでしょうか？目安で何月ごろまで、というのはありますか？○ケージの掃除の仕方は？我が家のケージは一番下の受け皿が引き出し式なので、落ちてきた汚物は掃除できます。その他、噛みリスの注意事項等、なんでも結構ですのでアドバイスをお願いいたします。

Contents

1 シマリスの噛みつき行動：原因と時期
- 1.1 噛みつき行動の原因
- 1.2 噛みつき行動の時期
2 噛みつき対策とケージの掃除
3 専門家のアドバイス
4 まとめ

シマリスの噛みつき行動：原因と時期

シマリスの噛みつき行動、特に突然の激しい噛みつきは、飼い主さんにとって辛い経験ですよね。愛らしい仕草を見せていたシマリスが豹変してしまう原因を理解し、適切な対応をすることが大切です。

噛みつき行動の原因

シマリスの噛みつきには様々な原因が考えられます。

発情期：オスのシマリスは特に発情期に攻撃性が増します。時期は個体差がありますが、春から秋にかけて、特に9月～11月頃がピークとなることが多いです。ホルモンバランスの変化が、攻撃的な行動を引き起こす一因と考えられています。
ストレス：環境の変化、ケージの清掃、新しいおもちゃの導入など、シマリスにとってストレスとなる出来事が原因で、噛みつき行動が現れることがあります。また、ケージが狭すぎたり、隠れ家が少ない環境もストレス要因となります。
病気：痛みや不快感を感じている場合、噛みつき行動でそれを表現することがあります。異常に噛みつきが続く場合は、獣医への受診をおすすめします。
恐怖心：急に手を近づけたり、大きな音を出したりすると、シマリスは恐怖を感じて噛みつくことがあります。ゆっくりとした動作で、シマリスに安心感を与えることが重要です。
個体差：シマリスにも性格があり、もともと攻撃的な性格の個体もいます。これは生まれつきの気質によるものです。

噛みつき行動の時期

質問にあるように、9月初旬から噛みつき行動が始まるのは、発情期に当たるため十分に考えられます。しかし、必ずしも全てのシマリスが発情期に噛みつくわけではありません。 発情期のピークは秋頃まで続くことが多いですが、個体差があり、数ヶ月続く場合もあれば、比較的短い期間で落ち着く場合もあります。

噛みつき対策とケージの掃除

シマリスが噛みついてきた時の対処法と、ケージの掃除方法について具体的に説明します。

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噛みつき対策

ケージから出すのを控える：現在のように、噛みつきが激しい時期はケージから出すのを控えるのが最善策です。無理やり触ろうとせず、シマリスの安全と飼い主さんの安全を優先しましょう。
ストレス軽減：ケージ内を快適な環境にすることでストレスを軽減できます。隠れ家を増やす、広々としたケージを用意する、適切な温度と湿度を保つなど、環境を整えましょう。 ケージの素材も重要です。金属製のケージは冷たさを感じやすく、木製のケージの方が保温性があり、シマリスにとって落ち着ける空間となります。
ゆっくりとした動作：シマリスに近づく際は、急に手を近づけず、ゆっくりと静かに近づきましょう。シマリスの反応を見ながら、ゆっくりと行動することが大切です。
コミュニケーション：普段から優しく声をかけて、シマリスとの信頼関係を築くことが重要です。無理強いせず、シマリスのペースに合わせて接しましょう。
獣医への相談：噛みつきが頻繁に起こる場合、または他の異常な行動が見られる場合は、動物病院を受診しましょう。病気や怪我の可能性もあります。

ケージの掃除方法

引き出し式の受け皿があるケージは掃除がしやすいですね。

頻度：毎日、排泄物や食べ残しを取り除きましょう。週に1回は、受け皿を完全に洗浄し、乾燥させてから新しい敷材を敷きましょう。
洗剤：ケージの洗浄には、ペット用の安全な洗剤を使用しましょう。食器用洗剤でも構いませんが、よくすすいで、洗剤が残らないように注意してください。
消毒：定期的に、ケージ全体を消毒しましょう。ペット用の消毒剤を使用するか、熱湯で消毒するのが安全です。
敷材：安全な敷材を選びましょう。ペットショップで販売されている、吸収性の良い敷材がおすすめです。

専門家のアドバイス

動物病院の獣医師や、シマリスの飼育に詳しいブリーダーに相談することも有効です。彼らは、個々のシマリスの状態や、噛みつき行動の原因をより正確に判断し、適切なアドバイスをしてくれます。

まとめ

シマリスの噛みつき行動は、発情期やストレス、病気などが原因で起こることがあります。噛みつきが激しい時期は、ケージから出すのを控え、ストレスを軽減する環境を整えましょう。普段からのコミュニケーションと、必要に応じて獣医への相談を心がけることで、シマリスとの安全で幸せな生活を築くことができます。焦らず、根気強く対応することが大切です。