シマリスのお留守番対策:夏の暑さ対策と安全な環境づくり

お留守番(シマリス)冷房の無い部屋で、シマリスを飼っています。昼間は、他の部屋を空けて温度調節をしています。①夕方には寝るので、シマリスの部屋のドアを閉めて、窓だけ開けています。(両方3~5cm程と、窓の上に付いている小さなスライド式の窓を全開10×15位のサイズです。)窓には、簾をしています。※風通が良いですが、突風が吹くので窓の全開は難しいです。②ケイジの上(巣の上辺り)に凍らせたペットボトルをタオルで巻いて置いています。③夜は、小さな扇風機を回しています。夜中に廊下でモータの音が聞こえ、部屋に入ると扇風機の音でした。小さな扇風機なので、音が大きいのかも知れません。(質問1)廊下で私が気付く位なので、この扇風機は、使わない方が良いのでしょうか?来週、初めてのお留守番をさせます。その時に①と、②は、ペットボトルを通常500mlを2リッターに③扇風機は、通常のサイズに変えて(こちらの音は静かでした)、ケージに当たらないようにして、二日間付けた状態で、餌を多く置いて、水も二つ設置して、2泊3日出かける予定です。(質問2)これで大丈夫でしょうか?他に何かしておく必要はありますか?それとも、この方法は間違っていますか?(質問3)晴れを想定していますが、雨や曇りの場合は、どうすればいいのでしょうか?

質問1:小さな扇風機の騒音問題と対策

シマリスは繊細な聴覚を持つ動物です。廊下まで聞こえるほどの扇風機の騒音は、シマリスにとってストレスとなる可能性があります。小型扇風機の騒音は、睡眠の妨げになり、健康に悪影響を及ぼす可能性があるため、使用しない方が良いでしょう。

より静音性の高い扇風機への交換、あるいは扇風機を使用しない代替策を検討することをお勧めします。代替策としては、以下の方法が考えられます。

  • 換気扇の活用:窓を開けるだけでは不十分な場合、換気扇をタイマーで制御することで、室温の上昇を抑えることができます。ただし、直接風があたらないように注意が必要です。
  • 保冷剤の活用:ペットボトルより、保冷剤の方が冷却効果が長く持続します。複数個用意し、定期的に交換することで、より安定した冷却効果を得られます。
  • 遮光カーテンの活用:直射日光を遮断することで、室温の上昇を抑制できます。特に、西日が当たる窓には効果的です。
  • 暑さ対策グッズの活用:ペット用のクールマットや、陶器製のひんやりマットなども効果的です。ケージ内に複数設置し、シマリスが自由に涼める場所を選べるようにしましょう。

質問2:お留守番中の暑さ対策と安全確認

2泊3日の留守番において、ペットボトルを2リットルに増量し、扇風機を静音性の高いものに変更する、餌と水の量を増やすなどの対策は有効です。しかし、それだけでは十分とは言えません。

重要なのは、室温の上昇をできる限り抑制することです。 2リットルのペットボトルでは、2泊3日を通して十分な冷却効果が得られるとは限りません。特に、真夏であれば、室温が上昇し、熱中症のリスクが高まります。

  • 複数種類の冷却方法を組み合わせる:ペットボトル、保冷剤、クールマットなどを併用することで、より効果的な冷却を実現できます。
  • 定期的な温度チェック:可能であれば、温度計を設置し、留守中も室温を監視できるシステムを導入することを検討しましょう。スマートホームデバイスを活用すれば、遠隔で温度を確認できます。
  • 緊急時の連絡先を準備する:万が一の事態に備え、動物病院や近隣に頼れる人をリストアップし、連絡先をメモしておきましょう。
  • ケージの配置:直射日光の当たらない、風通しの良い場所にケージを配置しましょう。窓から離れた場所に置くことで、突風によるケージの転倒を防ぐこともできます。
  • 脱走防止対策:ケージの扉や金網に隙間がないか、しっかりと確認しましょう。シマリスは小さな隙間でも脱走することがあります。

質問3:天候による暑さ対策の調整

晴れの日だけでなく、雨や曇りの日でも室温は上昇する可能性があります。特に、曇りの日は直射日光がないため油断しがちですが、湿度の高い状態では熱中症のリスクが高まります。

  • 雨天時の換気:雨天時は窓を開けることが難しいですが、換気扇を適切に活用しましょう。ただし、雨水が侵入しないように注意が必要です。
  • 湿度対策:除湿機を使用することで、湿度を下げ、快適な環境を保つことができます。エアコンがない場合、除湿機は効果的な暑さ対策となります。
  • 日陰の確保:曇りの日でも、日陰を作ることで、室温の上昇を抑えることができます。カーテンやシェードなどを活用しましょう。

専門家のアドバイス:獣医師の意見

獣医師によると、シマリスは暑さに弱く、熱中症になりやすい動物です。特に、冷房のない環境での2泊3日の留守番は、大きなリスクを伴います。できる限り、留守番期間中の室温を28℃以下に保つことが重要です。 上記の対策に加え、信頼できるペットシッターに依頼する、または誰かに様子を見てもらうなどの方法も検討しましょう。

まとめ:安全なお留守番のための徹底的な準備

シマリスのお留守番は、適切な対策を講じなければ危険を伴います。今回ご紹介した対策を参考に、万全の準備をしてから留守番をさせてください。 それでも不安がある場合は、ペットシッターや動物病院に相談することをお勧めします。 シマリスの安全と健康を第一に考え、適切な判断をしてください。

ネットで買うなら?いろのくにのおすすめインテリア(PR)