シマリスとゴールデンハムスターの同居は可能?多頭飼いの注意点とフクロモモンガとの相性

シマリス1匹とゴールデンハムスターを別々のケージで飼ってますが2匹とも同じ部屋にいます。部屋の大きさは3mx3.5mx3m(高さ)くらいです。シマリスをケージから出して部屋の中で自由にさせていたらハムスターのケージにへばりついて入ろうとしてる様子でした。結構すごい勢いに見えました。ハムとリスを同時に部屋に出してたときにリスとハムが偶然出会うとリスが攻撃してハムが倒されてました。急いでハムをケージにもどしました。やっぱり一緒に飼うことは難しいんですかね?でもハムは攻撃されて倒れてはいたんですがなきはしてませんでした。以前ハムは痛い思いをすると泣いてたので泣かなかったのはただ押されただけ?なのかなっても思いました。もうちょっと慎重にお互いを知っていったら大丈夫ですかね?ぎりぎりでできそうな感じはするんですけど、実際にゴールデンハムスターとシマリスを一緒に飼ってたことのあるかた、または知ってるかた教えてください。あとフクロモモンガも欲しいと思ってますがどうでしょうか?

シマリスとゴールデンハムスターの同居の難しさ

シマリスとゴールデンハムスターの同居は、非常に難しいと言わざるを得ません。ご経験のように、シマリスはゴールデンハムスターに対して攻撃的な行動をとることがあります。これは、それぞれの動物の習性や性格、そして体格差によるものです。

シマリスは、警戒心が強く、縄張り意識も高い動物です。一方、ゴールデンハムスターは、比較的小柄で、シマリスに比べて攻撃性が低い傾向にあります。しかし、それでも、ストレスを感じたり、危険を感じたりすると、反撃することもあります。

今回のケースでは、ハムスターが鳴かなかったことから、軽い接触事故だった可能性も考えられますが、繰り返せばハムスターに深刻な怪我を負わせる危険性があります。 シマリスの攻撃性は、単なる遊びではなく、生存本能に基づいた行動である可能性が高いです。

ケージの構造と空間の確保

3m×3.5m×3mの部屋は、一見広々としていますが、シマリスとハムスターにとって、完全に安全な空間とは言えません。シマリスは、ケージの外に出た際に、ハムスターのケージに執着する行動を見せています。これは、ハムスターの匂い存在感に惹かれている可能性があります。

ケージの配置や構造も見直す必要があります。例えば、ハムスターのケージを、シマリスが容易に近づけない場所に移動したり、ケージ自体を、シマリスが登れないような高い場所に設置するなどの工夫が必要です。

また、シマリスが自由に動き回れるスペースを確保しつつ、ハムスターのケージへのアクセスを完全に遮断することが重要です。

多頭飼育における注意点

多頭飼育は、動物同士の相性や性格、飼育環境など、様々な要素が複雑に絡み合います。成功させるためには、綿密な計画と、細心の注意が必要です。

相性と性格

動物同士の相性は、個体差が大きく、事前に予測することは困難です。しかし、同じ種であっても、性格や気質に違いがあり、それが同居の成否を左右する重要な要素となります。

飼育環境

十分な広さ、隠れ家、餌場、トイレなど、それぞれの動物に必要な環境を確保することが重要です。狭い空間では、ストレスが蓄積し、攻撃行動につながる可能性があります。

健康管理

多頭飼育では、病気の感染リスクが高まります。定期的な健康チェックや、清潔な飼育環境の維持が不可欠です。

フクロモモンガとの同居の可能性

フクロモモンガは、シマリスやハムスターとは異なる種類の動物です。しかし、小型の夜行性動物であるという共通点があります。

フクロモモンガとシマリス、ハムスターの同居は、非常に危険です。フクロモモンガは、シマリスやハムスターに比べて、より繊細で、ストレスに弱い傾向があります。シマリスやハムスターからの攻撃によって、深刻な怪我を負う可能性があります。

また、フクロモモンガは、夜行性であるため、昼行性のシマリスやハムスターとは、生活リズムが異なります。この違いも、同居を困難にする要因となります。

専門家の意見

動物病院の獣医師や、小動物飼育に詳しい専門家などに相談することをお勧めします。彼らは、それぞれの動物の習性や性格、飼育環境について、より詳細な情報を提供し、適切なアドバイスをしてくれます。

まとめ:個々の動物の特性を理解し、安全な飼育環境を

シマリスとゴールデンハムスター、そしてフクロモモンガの多頭飼育は、非常に困難であり、リスクが高いことをご理解ください。それぞれの動物の特性を理解し、安全な飼育環境を確保することが、動物たちの幸せを守るために不可欠です。

今回のケースでは、シマリスとハムスターの同居は避けるべきでしょう。別々のケージで飼育し、それぞれの動物が快適に過ごせるように配慮することが重要です。フクロモモンガについても、単独飼育を検討することをお勧めします。

  • ケージの配置を見直す:ハムスターのケージをシマリスの届かない場所に移動する。
  • ケージの構造を工夫する:シマリスが登れないような高い場所にケージを設置する。
  • 十分な広さを確保する:それぞれの動物が自由に動き回れるスペースを確保する。
  • 隠れ家や遊び場を用意する:ストレス軽減のため、それぞれのケージに隠れ家や遊び場を用意する。
  • 定期的な健康チェック:動物たちの健康状態を定期的にチェックする。
  • 専門家への相談:動物病院の獣医師や専門家に相談する。

ネットで買うなら?いろのくにのおすすめインテリア(PR)