シマドジョウ飼育の疑問を解決!初心者向け30cm水槽での飼育ガイド

シマドジョウの飼育について。初心者です。 シマドジョウ2匹をメインに観賞用に飼育したいなと思っています。まだ何も購入していません。飼育本などを読んでいる状態です。ホームセンターで30センチの水槽(部屋のスペース的にこれが限界です)のセットを購入するつもりです。 ①シマドジョウとの混泳でお勧めがあったら教えてください。特にガラスなどのコケなどを食べてくれるような生物です。 ②夏場は帰宅すると部屋が25~28度くらいになっているときがあります。飼育的には大丈夫でしょうか?この場合クーラーは必要ですか?日光などには当たらない場所に設置はしますが。 ③子どもころに60センチ水槽で金魚を飼っていましたがその時はろ過機とは別にエアレーションを使用していました。ホームセンターの売っている水槽セットにはほとんどセットには入っていないようなのですが今はあまり使用しないのですか?必要ありませんか? ④ドジョウが砂にもぐっている姿を見たいのですがあまり砂を細かくするとろ過機が吸ってしまいませんか?砂に潜れる程度でろ過機が吸わない砂の大きさってどれくらいのを購入すればいいのですか? 質問長文すみません。よろしくお願いします。

シマドジョウ飼育:30cm水槽での成功ポイント

30cm水槽でのシマドジョウ2匹の飼育、素晴らしいですね!限られたスペースでも工夫次第で快適な環境を作ることができます。ご質問にお答えしながら、初心者の方でも分かりやすいように解説していきます。

①シマドジョウとの混泳:コケ取りにおすすめの仲間

シマドジョウは比較的おとなしい性格ですが、混泳相手を選ぶ必要があります。30cm水槽という限られた空間では、大きくなりすぎたり、縄張り意識が強い種類は避けた方が無難です。

おすすめは、オトシンネグロやヤマトヌマエビです。

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  • オトシンネグロ:コケを食べてくれる優秀なコケ取り生体です。小さくて大人しいので、シマドジョウとの混泳に適しています。ただし、水質の変化に弱いので、水質管理には注意が必要です。
  • ヤマトヌマエビ:こちらもコケ取りの名手。丈夫で飼育しやすいので、初心者にもおすすめです。シマドジョウとは基本的に干渉しません。

混泳させる場合は、個体数に注意し、水槽内の隠れ家を増やすことで、ストレスを軽減できます。

②夏の高温対策:25~28℃は大丈夫?クーラーは必要?

夏場の室温25~28℃は、シマドジョウにとってやや高温です。理想的な水温は20℃前後なので、対策が必要です。

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  • 直射日光を避ける:これは非常に重要です。水槽を直射日光の当たらない場所に設置しましょう。
  • 扇風機を使う:水槽の近くに扇風機を置き、風を送ることで水温上昇を抑えられます。ただし、直接風を当てすぎると水温の低下が激しすぎるため、注意が必要です。
  • 冷却ファン:水槽用の冷却ファンを取り付けるのも有効です。水槽の温度を下げる効果があります。
  • 保冷剤:ペットボトルに凍らせた保冷剤を入れ、水槽の横に置くことで、一時的に水温を下げることができます。
  • クーラー:28℃を超える日が続く場合は、クーラーの導入を検討しましょう。水槽のサイズに合ったクーラーを選び、適切に設置・運用することが重要です。

水温計を導入し、常に水温をチェックすることが大切です。

③エアレーションの必要性:現代の水槽飼育では?

昔はエアレーションが必須でしたが、現代の水槽飼育では、ろ過器が十分に機能していれば、必ずしもエアレーションは必要ありません。

ろ過器は、水中に溶存酸素を供給する役割も担っています。しかし、ろ過器の能力や水槽の大きさ、生体の数によっては、酸素供給が不足する可能性があります。

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  • ろ過器の性能を確認する:水槽セットに付属のろ過器の能力を確認し、シマドジョウ2匹であれば十分な能力があるか確認しましょう。もし不安であれば、エアレーションを追加するのも良いでしょう。
  • 水質の観察:水質が悪化したり、魚が水面で呼吸している様子が見られたら、エアレーションが必要なサインです。

まずはろ過器の性能を確かめ、必要に応じてエアレーションを追加しましょう。

④砂利の選び方:ドジョウが潜れる砂利のサイズ

シマドジョウが砂に潜る姿を見たい気持ち、よく分かります!

砂利の粒径は、5mm~10mm程度がおすすめです。これより細かいと、ろ過器に吸い込まれる可能性が高くなります。また、これより大きいと、シマドジョウが潜りにくくなります。

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  • ろ過器の吸込口にカバーをつける:ろ過器の吸込口にスポンジなどのカバーを取り付けることで、砂利が吸い込まれるのを防ぐことができます。
  • 底面フィルターの活用:底面フィルターを使用すれば、砂利が吸い込まれる心配がなく、ドジョウが自由に潜ることができます。

砂利を選ぶ際は、シマドジョウのサイズや行動を考慮して、適切な粒径を選びましょう。

まとめ:30cm水槽でのシマドジョウ飼育を楽しもう!

30cm水槽でのシマドジョウ飼育は、スペースが限られていますが、適切な環境設定と管理を行うことで十分に可能です。この記事で紹介したポイントを参考に、シマドジョウと楽しい時間を過ごしてくださいね。

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