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シマドジョウ飼育:30cm水槽での成功ポイント
30cm水槽でのシマドジョウ2匹の飼育、素晴らしいですね!限られたスペースでも工夫次第で快適な環境を作ることができます。ご質問にお答えしながら、初心者の方でも分かりやすいように解説していきます。
①シマドジョウとの混泳:コケ取りにおすすめの仲間
シマドジョウは比較的おとなしい性格ですが、混泳相手を選ぶ必要があります。30cm水槽という限られた空間では、大きくなりすぎたり、縄張り意識が強い種類は避けた方が無難です。
おすすめは、オトシンネグロやヤマトヌマエビです。
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- オトシンネグロ:コケを食べてくれる優秀なコケ取り生体です。小さくて大人しいので、シマドジョウとの混泳に適しています。ただし、水質の変化に弱いので、水質管理には注意が必要です。
- ヤマトヌマエビ:こちらもコケ取りの名手。丈夫で飼育しやすいので、初心者にもおすすめです。シマドジョウとは基本的に干渉しません。
混泳させる場合は、個体数に注意し、水槽内の隠れ家を増やすことで、ストレスを軽減できます。
②夏の高温対策:25~28℃は大丈夫?クーラーは必要?
夏場の室温25~28℃は、シマドジョウにとってやや高温です。理想的な水温は20℃前後なので、対策が必要です。
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- 直射日光を避ける:これは非常に重要です。水槽を直射日光の当たらない場所に設置しましょう。
- 扇風機を使う:水槽の近くに扇風機を置き、風を送ることで水温上昇を抑えられます。ただし、直接風を当てすぎると水温の低下が激しすぎるため、注意が必要です。
- 冷却ファン:水槽用の冷却ファンを取り付けるのも有効です。水槽の温度を下げる効果があります。
- 保冷剤:ペットボトルに凍らせた保冷剤を入れ、水槽の横に置くことで、一時的に水温を下げることができます。
- クーラー:28℃を超える日が続く場合は、クーラーの導入を検討しましょう。水槽のサイズに合ったクーラーを選び、適切に設置・運用することが重要です。
水温計を導入し、常に水温をチェックすることが大切です。
③エアレーションの必要性:現代の水槽飼育では?
昔はエアレーションが必須でしたが、現代の水槽飼育では、ろ過器が十分に機能していれば、必ずしもエアレーションは必要ありません。
ろ過器は、水中に溶存酸素を供給する役割も担っています。しかし、ろ過器の能力や水槽の大きさ、生体の数によっては、酸素供給が不足する可能性があります。
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- ろ過器の性能を確認する:水槽セットに付属のろ過器の能力を確認し、シマドジョウ2匹であれば十分な能力があるか確認しましょう。もし不安であれば、エアレーションを追加するのも良いでしょう。
- 水質の観察:水質が悪化したり、魚が水面で呼吸している様子が見られたら、エアレーションが必要なサインです。
まずはろ過器の性能を確かめ、必要に応じてエアレーションを追加しましょう。
④砂利の選び方:ドジョウが潜れる砂利のサイズ
シマドジョウが砂に潜る姿を見たい気持ち、よく分かります!
砂利の粒径は、5mm~10mm程度がおすすめです。これより細かいと、ろ過器に吸い込まれる可能性が高くなります。また、これより大きいと、シマドジョウが潜りにくくなります。
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- ろ過器の吸込口にカバーをつける:ろ過器の吸込口にスポンジなどのカバーを取り付けることで、砂利が吸い込まれるのを防ぐことができます。
- 底面フィルターの活用:底面フィルターを使用すれば、砂利が吸い込まれる心配がなく、ドジョウが自由に潜ることができます。
砂利を選ぶ際は、シマドジョウのサイズや行動を考慮して、適切な粒径を選びましょう。
まとめ:30cm水槽でのシマドジョウ飼育を楽しもう!
30cm水槽でのシマドジョウ飼育は、スペースが限られていますが、適切な環境設定と管理を行うことで十分に可能です。この記事で紹介したポイントを参考に、シマドジョウと楽しい時間を過ごしてくださいね。