シニア犬の尿漏れ対策:15歳ラブラドールと多頭飼育の悩みを解決

15歳ラブ達の尿漏れ対策について質問です。うちには、15歳のラブ♀と13歳のラブ♀9歳のダックス♂がいます。3匹とも室内犬で、四畳半くらいの部屋に3匹散歩時以外はそこで過ごしていますが、尿漏れが激しいため、何かいい対策などあれば教えていただきたいです。多分、特に多いのは15歳のラブ♀が漏らしているのだと思うのですが、色はまったく黄色くなく透明で、臭いはそこまで臭わないです。あと9歳ダックス♂もたまに漏らしていてそれは黄色で臭いです。たまに散歩が遅くなるとうんこも漏らします。一日に3回くらいは雑巾で拭いて、ファブリーズなどで脱臭していますが、仕事が遅い時間になった為、一日2回の散歩の時間も遅くなりそうなので、何か良い方法はないかと質問しました。おしっこシート・オムツはもうシニアなので、散歩にさえ行かなくなりそうで不安です。よろしくお願いします!!!

シニア犬の尿漏れ:原因と対策

15歳と13歳のラブラドールと9歳のダックスフンドの多頭飼育で、尿漏れに悩まれているとのこと、大変お困りでしょう。まず、それぞれの犬の尿漏れの特徴を整理し、原因を特定することが重要です。

15歳ラブラドール♀の尿漏れ(透明、無臭)

透明で無臭の尿漏れは、尿失禁の可能性が高いです。加齢による膀胱の筋力低下や、ホルモンバランスの変化が原因として考えられます。特に、避妊手術済みのメス犬は、エストロゲンの減少によって尿失禁を起こしやすくなります。

9歳ダックスフンド♂の尿漏れ(黄色、臭い)

黄色で臭い尿漏れは、膀胱炎や尿路感染症の可能性があります。また、加齢による腎臓機能の低下も考えられます。

対策:獣医への相談が必須

どちらのケースも、まずは獣医への相談が不可欠です。尿検査やレントゲン検査などを通して、正確な原因を特定し、適切な治療を受ける必要があります。

獣医による診断と治療

獣医は、尿検査で尿路感染症や腎臓病の有無を確認し、レントゲン検査で膀胱や尿道の異常がないか調べます。場合によっては、超音波検査を行うこともあります。

診断に基づいて、適切な治療が開始されます。尿路感染症であれば抗生物質、尿失禁であればホルモン補充療法や薬物療法が選択肢となります。

具体的な治療例

* 尿路感染症:抗生物質の投与。
* 尿失禁:エストロゲン製剤や、膀胱の収縮を助ける薬剤の投与。
* 腎臓病:食事療法や薬物療法。

自宅でのケア

獣医の指示に従いながら、自宅でもできるケアがあります。

1. 適切なトイレトレーニング

* トイレの場所:落ち着いて排泄できる場所を選びましょう。
* トイレの回数:シニア犬は排尿間隔が短くなるため、こまめなトイレ誘導が必要です。
* トイレトレーニング用マット:吸収性の高いマットを使用しましょう。
* 清潔さ:トイレを常に清潔に保ちましょう。

2. 床材の工夫

* 防水性の高い床材:ペット用防水シートやカーペットを使用することで、汚れを簡単に拭き取ることができます。
* 滑りにくい床材:高齢犬は足腰が弱いため、滑りにくい床材を選びましょう。

3. 適切な食事

* 低ナトリウム食:腎臓への負担を軽減するため、低ナトリウム食がおすすめです。
* 高繊維質食:便秘予防に効果的です。
* 消化の良いフード:高齢犬は消化力が低下しているため、消化の良いフードを選びましょう。

4. 散歩の工夫

散歩回数が減ることに不安を感じられているとのことですが、無理のない範囲で散歩を続けることが大切です。散歩は、排泄だけでなく、運動不足解消や精神的なストレス軽減にも繋がります。

5. サプリメントの活用

獣医に相談の上、関節の健康をサポートするサプリメントなどを検討することもできます。

6. 寝床の工夫

防水性の高いマットレスやペットシーツを敷いて、寝床を清潔に保ちましょう。

7. 定期的な健康診断

高齢犬は、定期的な健康診断が重要です。早期発見・早期治療によって、犬のQOL(生活の質)を向上させることができます。

インテリアとの調和

尿漏れ対策とインテリアの調和も大切です。

* 防水性の高いラグやカーペット:デザイン性の高い防水ラグやカーペットを選ぶことで、インテリアを損なわずに尿漏れ対策ができます。
* 洗えるカバー:ソファやベッドに洗えるカバーをかけることで、汚れを簡単に落とすことができます。
* 落ち着いた色合いのインテリア:汚れが目立ちにくい落ち着いた色合いのインテリアを選ぶのも一つの方法です。ベージュやブラウンなどの落ち着いた色合いは、汚れが目立ちにくく、犬にも安心できる空間を作ります。

まとめ

シニア犬の尿漏れは、加齢による生理的な変化や病気によるものなど、様々な原因が考えられます。まずは獣医に相談し、原因を特定することが重要です。獣医の指示に従いながら、適切な治療と自宅でのケアを行うことで、愛犬の生活の質を向上させることができます。インテリアの工夫も併せて行うことで、快適な生活空間を維持しましょう。

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