システムキッチンカラーコーディネート:ブラウンの床と白のキッチンで実現する、スタイリッシュで明るい空間

システムキッチンのカラーコーディネートについてアドバイスをお願いいたします。床の色は、ブラウン(ダークブラウンとミディアムとの中間のやや濃い目の茶色)、キッチンは、L全体が対面になっているL型で、壁があるのはIHの前のみです。キッチンの上には吊戸棚がグルッとついているセミオープン型で、後ろにはキッチンと同じ色の食器棚を置きますので、全体的に囲われる感じになり、色選びで大分雰囲気が変わってきます。壁紙は白で、建具も床と同じブラウン、ダイニングテーブルはダークブラウンで椅子は黒です。キッチンの横には勝手口や窓はありますが、木が覆いかぶさっているのと親戚のお墓があるのでくもりガラスにしてあり、そこまで明るくありません。キッチンと食器棚をブラウンで統一すれば高級感が出るとは思いますが、床が暗めの色なので圧迫感があるのと、暗い部屋になってしまいそうです。赤系も考えましたが赤にグルっと囲われると思うと床色とのコントラストがちょっと強すぎて落ち着かないかな?とも思います。そこで、木目柄の鏡面っぽい白はどうかな?と考えているのですが、いかがでしょうか?ちなみに床色は、父親がなかなか譲らなかったので、暗い色になったのですが、私は全体的に明るい感じや、シンプルモダン、スタイリッシュな感じが好きです。柔らかい感じのピンクやパステルカラーも大好きですが、我が家には合わない感じです。補足家族に、白は普通すぎる、汚れが目立つから手入れが大変、安っぽく見える(高級感がない)古くさいと言われまた悩みます。シンク内はステンレス、トップは人工大理石の白系にしたのですが、全体的に白すぎでしょうか?

ブラウンの床と白のキッチンの組み合わせ:課題と解決策

ダークブラウンの床と白のキッチン、そしてブラウンの建具という組み合わせは、確かにコントラストが強く、圧迫感や暗さを感じさせる可能性があります。さらに、ご家族からの懸念事項も踏まえると、慎重な検討が必要です。しかし、適切な色選びと素材選びによって、シンプルモダンでスタイリッシュな、そして明るい空間を実現することは可能です。

木目柄鏡面ホワイトキッチンの検討:メリットとデメリット

木目柄の鏡面ホワイトキッチンは、光を反射する鏡面仕上げと、自然な温かみのある木目柄が調和した、魅力的な選択肢です。

メリット

* 明るさ:鏡面仕上げは光を反射するため、キッチン全体を明るく見せます。暗い床とのコントラストを和らげ、圧迫感を軽減する効果も期待できます。
* 清潔感:白は清潔感を演出します。特に鏡面仕上げなら、汚れが目立ちにくく、お手入れも比較的容易です。
* スタイリッシュさ:木目柄と鏡面仕上げの組み合わせは、シンプルモダンやスタイリッシュな雰囲気にぴったりです。

デメリット

* 手入れ:鏡面仕上げは指紋や汚れが目立ちやすいという側面もあります。こまめな清掃が必要になります。
* コスト:鏡面仕上げのキッチンは、一般的なキッチンよりも価格が高くなる傾向があります。
* 好みによる:鏡面仕上げは好みが分かれるため、家族全員の意見を事前に確認することが重要です。

代替案:ブラウンと調和するその他のキッチンカラー

白以外の選択肢も検討してみましょう。

アイボリー

白ほど主張が強くないアイボリーは、ブラウンの床との調和も良く、落ち着いた雰囲気を演出できます。汚れが目立ちにくく、手入れも比較的容易です。

ベージュ

ベージュは、白とブラウンの中間色で、両方の良い点を兼ね備えています。明るさと温かみを両立し、落ち着いた空間を作り出せます。

グレー

グレーは、モダンでスタイリッシュな印象を与え、ダークブラウンの床とも相性抜群です。清潔感があり、汚れも目立ちにくい色です。

圧迫感を軽減するための工夫

キッチンが暗く圧迫感を感じやすい原因は、暗い床と、周囲を囲まれた構造にあります。そこで、以下の工夫で圧迫感を軽減しましょう。

照明計画

* ダウンライト:天井にダウンライトを設置して、全体を明るく照らしましょう。
* スポットライト:作業スペースにスポットライトを設置して、作業効率を上げ、明るさを確保しましょう。
* 間接照明:カウンター下などに間接照明を設置して、柔らかな光で空間を演出しましょう。
* 自然光を最大限に活かす:くもりガラスの窓であっても、カーテンやブラインドの色や素材を選ぶことで、自然光を効果的に取り込むことができます。明るい色のカーテンや、レースカーテンなどを検討しましょう。

空間の広がりを演出する工夫

* 鏡:鏡を適切な場所に設置することで、空間の広がりを演出できます。ただし、鏡の設置場所によっては、かえって圧迫感を感じることがあるので、配置には注意が必要です。
* 壁面収納:食器棚を壁面に設置することで、床面積を広く見せ、圧迫感を軽減することができます。

素材選びのポイント

キッチンカウンターや食器棚の素材選びも重要です。

* 光沢のある素材:光沢のある素材は光を反射し、空間を明るく見せます。
* マットな素材:マットな素材は、落ち着いた雰囲気を演出します。

専門家の意見

インテリアコーディネーターの視点から見ると、現在の状況では、白系のキッチンを採用することで、明るさと広がりを確保できる可能性が高いです。しかし、白が安っぽく見えるというご家族の懸念を解消するためには、素材のグレードを上げる、あるいは木目柄やマットな質感の白を選ぶなどの工夫が必要です。 また、照明計画をしっかりと行うことで、より明るく、快適な空間を実現できます。

まとめ:理想のキッチンを実現するために

ご家族の意見を尊重しつつ、明るさとスタイリッシュさを両立したキッチンを実現するには、木目柄鏡面ホワイト、アイボリー、ベージュ、グレーなど、様々な選択肢があります。 それぞれのメリット・デメリットを比較検討し、照明計画や空間演出の工夫を組み合わせることで、理想のシステムキッチンを実現できるでしょう。 最終的には、ショールームなどで実際にサンプルを見て、ご家族で話し合って決めることが大切です。

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