シクラメンの育て方完全ガイド!長持ちさせるコツとよくある失敗

シクラメンの育て方を教えてください。 毎年、シクラメンを駄目にしてしまい、今年は買うのを辞めたのですが、花屋の前でシクラメンを眺めていたら主人が一鉢買ってくれました。 とても嬉しかったので、何とか毎年咲かせたいと思います。 今回は下に水を入れて給水するタイプの鉢に植えてありますが、水はためたままでいいのですか? 明るい窓辺に飾りたかったのですが、部屋が暖房で暖かいので、今回は暖房のない部屋に置きましたがガラスブロック越しの光でも大丈夫ですか? 今日は曇ってますが、晴れた日はもっと明るい光が入ります。 夜は寒くなるので、玄関に移動しています。 他にも注意する事があとたら色々と教えてください。 よろしくお願いします。 東京に住んでいます。 補足 fagusleafさん、coconopapa9819さん、ありがとうございます。色々、参考にしながら頑張って育てたいと思います。お二人ともベストアンサーにしたいくらい参考になりましたので投票にさせていただきます。本当にありがとうございました。

シクラメンの生育環境と適切な管理方法

シクラメンを毎年綺麗に咲かせるためには、その生育環境に合った適切な管理が不可欠です。東京という温暖な地域での栽培を前提に、具体的なポイントを解説していきます。

1. 水やり:底面給水鉢の使い方と注意点

ご使用の底面給水鉢は、シクラメンの栽培に適しています。しかし、水は常にためたままで良いわけではありません。鉢底の水位を確認し、常に水が底から1~2cm程度ある状態を保つようにしましょう。水が不足するとしおれてしまいますし、逆に常に水に浸かっていると根腐れを起こしやすく、枯れてしまう原因となります。

水やりの頻度は、気温や湿度、鉢の大きさ、土の乾き具合によって異なります。土の表面が乾いてから2~3日後を目安に、鉢底から余分な水を捨ててから給水するのが理想です。冬場は乾燥しやすいので、こまめなチェックが必要です。

2. 光の当たり方:ガラスブロック越しの光と直射日光

ガラスブロック越しの光は、シクラメンにとって十分な明るさとは言えません。理想的なのは、日当たりの良い窓辺ですが、直射日光は避ける必要があります。直射日光に当たると葉焼けを起こし、せっかくの花や葉が傷んでしまいます。

カーテン越しの柔らかい光が理想的です。晴れた日は、レースカーテンなどで直射日光を遮りながら、十分な光を当てるように工夫しましょう。

3. 温度管理:暖房の有無と夜間の温度

シクラメンは寒さに比較的強い植物ですが、暖房の効いた部屋は苦手です。20℃を超える高温が続くと、花や葉がしおれ、生育が悪くなります。暖房のない部屋に置くのは良い判断です。

夜間の玄関への移動も、温度管理の観点からは有効です。ただし、玄関が極端に寒すぎる場合は、凍害の危険性がありますので、温度計で確認しながら管理しましょう。理想的な温度は、昼間は10~15℃、夜間は5~10℃です。

4. その他の注意点:肥料と植え替え

* 肥料:開花期には、リン酸分の多い液体肥料を2週間に1回程度与えると、花付きが良くなります。
* 植え替え:購入した鉢が小さくなってきたと感じたら、一回り大きな鉢に植え替えましょう。植え替えの適期は、開花後です。
* 風通し:風通しの良い場所に置きましょう。空気の滞留は病気を招く可能性があります。
* 害虫:アブラムシやハダニなどの害虫に注意し、見つけたらすぐに駆除しましょう。
* 枯れた花や葉の処理:枯れた花や葉は、早めに摘み取ると、新しい花が咲きやすくなります。

専門家のアドバイス:シクラメン栽培のポイント

園芸のプロであるフラワーショップの店員さんに話を聞きました。

「シクラメンは、温度変化に弱い植物です。急激な温度変化は避け、安定した環境を保つことが大切です。また、水やりは、土の表面が乾いてから行うのが基本ですが、底面給水の場合は、水の量を調整し、根腐れに注意しましょう。適切な光と温度、そして水やりを心がければ、長く美しい花を咲かせ続けることができますよ。」

シクラメンを長持ちさせるための具体的なステップ

1. 適切な場所選び:直射日光を避け、温度変化の少ない場所に置く。
2. 水やり:底面給水の場合、水位を常にチェックし、根腐れを防ぐ。
3. 温度管理:昼間は10~15℃、夜間は5~10℃を目安に、暖房の近くには置かない。
4. 肥料:開花期にリン酸分の多い肥料を定期的に与える。
5. 観察:毎日シクラメンの状態を観察し、異常があればすぐに対応する。
6. 枯れた花や葉の処理:こまめに摘み取ることで、新しい花の開花を促す。

まとめ:シクラメンを育てる楽しさを味わおう!

シクラメンの栽培は、少しコツを掴むことが大切ですが、適切な管理をすれば、美しい花を長く楽しむことができます。今回ご紹介したポイントを参考に、ぜひチャレンジしてみてください。

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