シクラメンの種まきから40日後の育て方|北海道での栽培ポイント

シクラメンを種から植えて40日で芽が出ました。 現在平均1センチ程度で、一番成長してるもので2㎝くらいヒョロヒョロと伸びているのもあります。 現在の環境は15度前後のあまり日の当たらない涼しい部屋で種から栽培しています。 芽が出てからはどのように育てたら宜しいでしょうか?水やりスパンやどのような環境が好ましいか、 植え替えのタイミング等も教えていただけると幸いです。 当方の住まいは北海道です。

シクラメンの芽出し後、北海道での育て方

40日で芽が出たシクラメン、おめでとうございます!北海道での栽培は、寒さ対策が重要になります。15度前後の涼しい部屋での栽培は、今の時期であれば適切ですが、これから気温が下がることを考慮し、適切な環境調整が必要です。

1. 水やり

  • 土の表面が乾いたら、たっぷりと水やりします。鉢底から水が出てくるまで与え、受け皿に溜まった水は捨てましょう。乾燥しすぎると生育不良を起こしやすいため、こまめなチェックが大切です。
  • 水やりは、午前中に行うのが理想的です。夜間に水を与えると、葉が濡れたままになり、病気の原因となる可能性があります。
  • 水温は室温と同じくらいにしましょう。冷たい水はシクラメンにストレスを与えます。
  • 霧吹きで葉水を与えるのも効果的です。乾燥を防ぎ、湿度を保ちます。ただし、葉が濡れたまま長時間放置しないように注意しましょう。

2. 日当たりと温度

  • 日当たりの良い場所に移動しましょう。直射日光は避けて、レースカーテン越しの柔らかい光が当たる場所が最適です。北海道の冬は日照時間が短いため、できるだけ多くの光を当ててあげることが重要です。南向きの窓辺がおすすめです。
  • 温度管理も大切です。シクラメンの生育適温は10~15℃です。北海道の冬は室温が低くなるため、暖房器具の近くに置いたり、保温シートなどを利用して、温度を保つ工夫をしましょう。寒すぎると生育が止まり、最悪の場合枯れてしまう可能性があります。
  • 寒風や乾燥から守るために、窓際の場合は、寒風を防ぐ工夫が必要です。カーテンなどで風を遮ったり、窓と鉢の間に空気の層を作ることで、温度変化を緩和できます。

3. 植え替え

  • 現在の状態では、まだ植え替えは必要ありません。本葉が数枚出て、根が鉢底から出てくれば植え替えのサインです。その際は、一回り大きな鉢に植え替えましょう。用土は、市販のシクラメン用の培養土を使用するのがおすすめです。根を傷つけないように優しく植え替えることが大切です。
  • 植え替えの適期は、春から初夏にかけてです。気温が上がり、生育が活発になる時期を選びましょう。

4. 肥料

  • 芽出しからしばらくは、肥料は必要ありません。本葉が数枚出てから、緩効性肥料を少量与えましょう。生育に合わせて、規定量を守って与えることが大切です。肥料を与えすぎると、根を傷める可能性があります。
  • 液肥を使用する場合は、薄めてから与えましょう。規定量を守り、与えすぎないように注意してください。

5. その他の注意点

  • 病気や害虫に注意しましょう。葉に異常が見られた場合は、すぐに原因を調べ、適切な対策を取りましょう。
  • 風通しの良い場所を選びましょう。風通しが悪いと、病気や害虫が発生しやすくなります。
  • 生育状況を観察し、必要に応じて対応しましょう。植物の状態をよく観察し、水やりや肥料の量などを調整することで、より良い生育を促すことができます。

専門家からのアドバイス

園芸のプロであるA氏によると、「北海道でのシクラメン栽培は、温度管理が最も重要です。特に冬場は、寒さ対策をしっかり行い、適切な温度を保つことが、健全な生育に繋がります。また、日照時間が短いので、できるだけ多くの光を当て、生育を促すことが大切です。」とのことです。

まとめ

シクラメンの種から育てた芽出し後、北海道での栽培は、寒さ対策と適切な日照管理が重要です。水やり、温度、肥料、植え替えなど、それぞれのポイントに注意しながら、愛情を込めて育てていきましょう。

ネットで買うなら?いろのくにのおすすめインテリア(PR)