シクラメンのしおれ対策!日照不足と寒さ、そして水のあげすぎにも注意

シクラメンがシワシワになってしまい、茎がクタ~っとなってしまいました。可愛いお花だったのにとてもショックです。お水はあげています。うちは日当たりがあまりよくなく、お花を午前中の少しの時間しか太陽に当てていませんでした。お花の置いてあるお部屋も暖房は全くかけないお部屋です。原因はそれですか?

シクラメンのしおれの原因:日照不足、低温、水のやりすぎ

シクラメンがしおれてしまった原因は、質問者様のご指摘の通り、日照不足と低温が大きく関係している可能性が高いです。さらに、水のやりすぎも考えられます。それぞれ詳しく見ていきましょう。

1. 日照不足

シクラメンは、比較的日当たりの良い場所を好みます。午前中の数時間だけ日光に当てているとのことですが、これはシクラメンにとって光合成が不足している可能性があります。光合成に必要な光が不足すると、植物は十分な栄養を作ることができず、葉がしおれたり、生育が悪くなったりします。特に冬場は日照時間が短いため、十分な光を確保することが重要です。

2. 低温

シクラメンは寒さにやや弱い植物です。暖房を全くかけていないお部屋では、気温が低すぎる可能性があります。特に夜間の温度が低すぎると、シクラメンは生育を停止し、しおれてしまうことがあります。

3. 水のやりすぎ

「お水はあげています」とのことですが、水のやりすぎもシクラメンがしおれる原因の一つです。土が常に湿った状態だと、根腐れを起こし、植物が水を吸い上げることができなくなってしまいます。結果、葉がしおれてしまうのです。鉢底から水が出てくるほど水をあげている場合は特に注意が必要です。

シクラメンの復活と今後のケア:具体的な対策

では、しおれてしまったシクラメンを復活させるにはどうすれば良いのでしょうか?そして、今後、元気に育てるためにはどうすれば良いのでしょうか?具体的な対策を以下に示します。

1. 日当たりの良い場所に移動

まずは、シクラメンをより日当たりの良い場所に移動しましょう。できれば、午前中の直射日光が当たる場所が理想的です。ただし、真夏の直射日光は葉焼けを起こす可能性があるので、注意が必要です。レースのカーテン越しに日光を当てるなど、工夫が必要です。

2. 温度管理

シクラメンの生育に適した温度は10~15℃です。暖房の効きすぎは良くありませんが、寒すぎる環境も良くありません。暖房を全く使わない部屋だと、夜間の温度が低くなりすぎる可能性があります。最低でも5℃以上を保つように心がけましょう。

3. 水やりの見直し

水やりは、土の表面が乾いてから行いましょう。指で土の表面を触って、乾いていることを確認してから水を与えます。鉢底から水が流れ出るくらいたっぷり与えるのではなく、鉢の底穴から少し水が流れ出る程度にしましょう。受け皿にたまった水はすぐに捨てて、根腐れを防ぎます。

4. 鉢の確認

鉢が小さすぎると、根詰まりを起こし、生育が悪くなる可能性があります。鉢のサイズが適切かどうかを確認し、根詰まりしている場合は、一回り大きな鉢に植え替えることを検討しましょう。

5. その他の要因

上記以外にも、病気や害虫が原因でしおれている可能性もあります。葉や茎に異常がないかよく観察し、必要であれば適切な薬剤を使用しましょう。

専門家のアドバイス:植物医の視点

植物医の視点から見ると、シクラメンがしおれる原因は多岐に渡ります。日照不足、低温、水やり、そして病気や害虫など、様々な要因が考えられます。特に冬場は、温度変化が激しく、乾燥しやすい環境となるため、注意が必要です。

しおれたシクラメンを復活させるためには、まず原因を特定することが重要です。そして、その原因に合わせた適切な対策を行う必要があります。例えば、根腐れを起こしている場合は、根を洗い、新しい土に植え替える必要があります。

まとめ:シクラメンを元気に育てるために

シクラメンを元気に育てるためには、適切な日照、温度、水やりが重要です。また、定期的に葉や茎の状態を観察し、病気や害虫の発生にも注意しましょう。もし、しおれてしまった場合は、上記で紹介した対策を試してみてください。それでも改善しない場合は、専門家に相談することをお勧めします。

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