犬のしつけ うちにはシェルティー(２歳）がいます。 トイレのしつけについてアドバイスお願いします。 基本的に、日中は室内と庭を自由に行き来出来る状態で、夜はリビングで寝ています。(私たち人間とは別部屋） 室内にトイレは設置してあり（ケージの近く）、私たちが一緒の時にはしっかりとトイレで排泄が出来ています。 ですが、私たちが出掛けてる間や、夜間など一緒に居ない時には必ずリビングで排泄をしてしまいます。 その場で怒れない為になかなか直せず、、、、。 対策として、きちんとトイレで排泄した時にはご褒美をあげ、 出掛ける前には散歩に行ったり、ガムやひづめなどのお菓子を置いて行きます。 それでも改善されず。 もともと、とっても甘えん坊で常に人の真横に居て、私たちがお風呂やトイレなどで部屋を離れるときですら、ドアの前まで付いて来て待っている程です。 なので、一緒にいられない、という寂しさ(腹いせ？）からの行動だと思っています。 ですが、メインの部屋が和室なため、尿等が染み込んでしまい困っています。(ゴザを敷き、少し防げていますが、、、。） なにか、改善される方法はありますでしょうか。 アドバイスお願いします。
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シェルティーのトイレトレーニングの課題と解決策
２歳のシェルティーちゃん、甘えん坊で可愛らしいですね！ しかし、留守中のトイレ失敗は飼い主さんにとって大きな悩みです。和室ということもあり、染み込みへの対策も必要です。 問題は、単なるトイレトレーニングの失敗ではなく、分離不安が原因となっている可能性が高いということです。 ご褒美やオヤツを与えても改善しないのは、トイレの場所の問題ではなく、飼い主さんと離れることへの不安が根本原因だからです。
1. 分離不安の確認と対策
まず、愛犬が本当に分離不安を抱えているのか確認しましょう。以下の行動が見られる場合は、分離不安の可能性が高いです。
- 留守番中に破壊行動をする
- 過度に吠える、鳴き続ける
- 飼い主が帰宅した際に異常なほど興奮する
- 飼い主が準備を始めると、不安な様子を見せる
分離不安への対策は、徐々に愛犬を一人にする時間を増やす「脱感作法」が効果的です。
- 段階的な訓練：最初はほんの数分だけ部屋を出て、徐々に時間を延ばしていきます。最初はドアを開けたまま、次にドアを閉めて、最終的には外出するまで段階的に進めます。
- 安心できる場所の提供：ケージやベッドなど、愛犬が安全で落ち着ける場所を用意しましょう。この場所では、常に安全で居心地が良いと認識させることが重要です。快適なベッドやブランケットを用意し、お気に入りのオモチャを入れてあげましょう。
- 無視の訓練：帰宅時、興奮して飛びついてきたとしても、最初は無視しましょう。落ち着いてから優しく接することで、興奮を抑えることを学ばせます。
- サークルトレーニング：サークル内で過ごす時間を徐々に長くすることで、安心感を高められます。サークル内には、水、オモチャ、そしてトイレを配置しましょう。
- 子犬期の社会化：もし子犬の頃から適切な社会化ができていない場合は、専門のトレーナーに相談することをお勧めします。
2. トイレトレーニングの見直し
分離不安への対策と並行して、トイレトレーニングを見直しましょう。
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- トイレの位置：ケージの近くが良いですが、愛犬が落ち着いて排泄できる場所であるか確認しましょう。人通りの少ない静かな場所が理想的です。
- トイレの種類：お気に入りのトイレシートやトイレトレーを使用しているか確認しましょう。愛犬が嫌がっている可能性もあります。
- 排泄のサイン：愛犬がトイレに行きたいサイン（クンクンする、落ち着きがないなど）を見逃さないように注意しましょう。サインを見逃すと、失敗につながります。
- 頻回な散歩：特に朝と夜、そして食事の前後には必ず散歩に連れて行きましょう。散歩で十分に排泄させれば、家での失敗を減らすことができます。
- エンリッチメント：留守番中、愛犬が退屈しないように工夫しましょう。知育玩具やガム、ひづめなどを与えることで、ストレスを軽減できます。
3. 和室での対策
和室の畳への染み込みを防ぐためには、以下の対策が有効です。
- 防水シートの活用：ゴザの下に防水シートを敷くことで、尿が畳に染み込むのを防ぎます。ペット用の防水シートは、様々なサイズや素材があるので、お部屋のサイズに合わせて選びましょう。
- ペット用カーペット：防水加工されたペット用カーペットを敷くのも有効です。デザインも豊富なので、お部屋のインテリアに合わせやすい点がメリットです。
- 消臭・除菌スプレー：万が一、失敗した場合でも、すぐに消臭・除菌スプレーで処理することで、ニオイの発生を防ぎ、菌の繁殖を防ぎます。
- 畳のクリーニング：既に染み込んでしまっている場合は、専門業者に畳のクリーニングを依頼しましょう。特殊な洗浄方法で、汚れやニオイを除去してくれます。
4. 専門家への相談
改善が見られない場合は、動物行動学の専門家や動物病院に相談することをお勧めします。専門家のアドバイスを受けることで、愛犬の行動の背景を理解し、適切な対策を立てることができます。
インテリアとの調和：和室に合うペット用品
和室のインテリアを損なわず、ペット用品を配置することも大切です。
- 和風のペット用品：最近は、和風のデザインのペット用品も販売されています。トイレトレーやベッドなどを和風のデザインにすることで、お部屋の雰囲気を壊さずに済みます。
- カラーコーディネート：ブラウン系のトイレトレーやベッドを選ぶことで、和室の落ち着いた雰囲気に馴染ませることができます。今回のケースでは、ブラウン系のインテリアと統一感を出すことで、より自然な空間を演出できます。
- 収納：ペット用品を収納する場所を確保することで、お部屋をスッキリとさせることができます。収納ボックスや棚などを活用しましょう。
まとめ：愛犬との幸せな生活のために
シェルティーちゃんのトイレトレーニングは、単なるトイレトレーニングの問題ではなく、分離不安という愛犬の心の問題が深く関わっている可能性が高いです。 焦らず、段階的に訓練を進め、愛犬の気持ちに寄り添いながら、解決を目指しましょう。 そして、和室という環境に合わせた対策も忘れずに行うことで、愛犬とのより幸せな生活を実現できるはずです。
