シェフレラのアブラムシ大量発生!効果的な駆除と予防策

室内のシェフレラに大量のアブラムシが発生してしまいました! これまでも何度か発生しており、オルトランDXをど撒いてお茶を濁してきたのですが、今回のはものすごく、シェフレラの周辺の床や棚までベタベタになってしまいました。ここまで来ると、オルトランでは防げないでしょうか? そもそもオルトランの説明書きを読んでも使用量や、使用頻度のことがよく理解できていません。これまでは、5、6回振ると出てくる程度の量を、月に3回くらいの頻度で使用してきたのですが、足りなかったでしょうか?できるだけスプレータイプの殺虫剤は使用したくありません。理由は、このシェフレラは天井まで届いたのを更に伸ばし、天井を這わせるようにしているため、スプレーをかけるとなると部屋中にまき散らす形になってしまい、犬と病人がいる我が家ではキビシイです。どなたか是非、対処法のアドバイスをよろしくお願いいたします。

アブラムシ大量発生の原因とオルトランDXの効果

シェフレラの大量のアブラムシ発生、大変お困りですね。床や棚がベタベタになるほどということは、アブラムシの密度が非常に高く、既に深刻な状態と言えるでしょう。オルトランDXは土壌処理剤であり、アブラムシへの効果は限定的です。葉に直接付着したアブラムシには効果が薄く、土壌から吸汁する根のアブラムシに効果を発揮します。そのため、葉に直接付着したアブラムシには効果が期待できないため、現状のベタベタ状態を改善するには不向きです。 また、月に3回、5~6回振る程度の量では、アブラムシの大量発生を防ぐには不十分だった可能性が高いです。オルトランDXの使用量は、植物の種類や大きさ、アブラムシの発生状況によって異なります。パッケージの説明をよく読んで、適切な量を使用することが重要です。

スプレーを使わずにアブラムシを駆除する方法

犬や病人がいるご家庭では、スプレータイプの殺虫剤の使用は避けたいですよね。そこで、スプレーを使わずにアブラムシを駆除する方法をご紹介します。

1. 物理的な駆除

まずは、アブラムシを物理的に除去することから始めましょう。

  • 強い水流で洗い流す: シェフレラの葉に付着したアブラムシを、シャワーヘッドなどで強い水流で洗い流します。この時、根元までしっかり水をかけて、土壌にいるアブラムシの卵や幼虫も洗い流すようにしましょう。
  • 粘着シートを使う: アブラムシを直接捕獲できる粘着シートをシェフレラの近くに設置します。
  • 手で取り除く: 少量であれば、ピンセットや綿棒などで丁寧にアブラムシを取り除くことも可能です。

2. 天然成分を利用した駆除

化学薬品を使いたくない場合は、天然成分を利用した方法も有効です。

  • ニームオイル: ニームオイルは、アブラムシなどの害虫を駆除する効果があり、植物にも比較的安全です。希釈して葉に散布しましょう。ただし、使用量を守り、植物への影響を確認しながら使用してください。
  • 唐辛子スプレー: 唐辛子を水に浸して煮出した液をスプレーボトルに入れて使用します。辛みがアブラムシを寄せ付けません。
  • 重曹水: 重曹を水に溶かして葉に散布します。アルカリ性の重曹がアブラムシの体表を傷つけます。

3. 天敵を利用した生物的防除

アブラムシの天敵であるテントウムシやクサカゲロウなどを利用する生物的防除も効果的です。これらの天敵をシェフレラの近くに放つことで、アブラムシの数を減らすことができます。

アブラムシの再発防止策

アブラムシの発生を防ぐためには、日頃から植物の健康状態に気を配ることが大切です。

  • 定期的な清掃: シェフレラの葉や周辺の環境を定期的に清掃し、アブラムシの卵や幼虫が繁殖しないようにしましょう。
  • 適切な水やり: 水やりは土の表面が乾いてから行い、過湿にならないように注意しましょう。過湿はアブラムシの発生を促進します。
  • 日当たりと風通し: シェフレラは日当たりと風通しの良い場所に置きましょう。風通しが悪いとアブラムシが発生しやすくなります。
  • 肥料の与えすぎに注意: 肥料を与えすぎると、植物が弱り、アブラムシの被害を受けやすくなります。適切な量を与えましょう。

専門家のアドバイス

植物医や園芸のプロに相談してみるのも良いでしょう。状況を詳しく説明することで、より適切な対策を提案してもらえます。

まとめ

シェフレラのアブラムシ駆除は、根気と適切な方法選びが重要です。今回ご紹介した方法を参考に、アブラムシを駆除し、美しいシェフレラを保ちましょう。 そして、再発防止策をしっかりと行うことで、今後のアブラムシ被害を最小限に抑えることができるはずです。

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