サンフランシスコ半年間出張準備ガイド:ビザ、住居、免許、携帯、航空券、同行者について徹底解説

来月から仕事で約半年間アメリカ(サンフランシスコ)へ出張することになりました。 慌てて準備しているのですがわからないことだらけですので教えてください。 ちなみに、パスポートは持っています。 ・ビザについて 会社は観光ビザ(正確にはビザ免除プログラム)での渡航を考えています。 観光ビザなので90日以内に一度報告がてら帰国し、再度渡米する予定なんですがB1ビザを申請したほうがいいなどありますでしょうか。 ・住居について 会社はコンドミニアム等を考えているようですが訳あって賃貸アパートを借りたいと考えています。やはり観光ビザでは賃貸アパートのようなものを借りることは難しいでしょうか。 また、コンドミニアムなどの場合料金は1人で複数でも変わらない(部屋単位の料金?)なのでしょうか。 会社で考えているのこういうところのようです。 http://www.ichotelsgroup.com/h/d/sb/1/en/hotel/mtvsv?rpb=rate&crUrl=/h/d/sb/1/en/rates/mtvsv&ias=y ※会社では賃貸アパートの場合も費用負担はOKとのことでした ・免許について 有効期限内の国際免許を持っているのですが、現地で免許取得する必要があるとの話を聞きました。 事実でしょうか。また、取得するのに観光ビザでも大丈夫なものなのでしょうか。 ネットで調べても私のような中途半端な期間の場合での参考になる情報があまりなく・・・。 ・携帯電話について 国際ローミングは高いので現地で携帯を用意しようと考えています。 普通はプリペイド式とかになるのでしょうができればiPhoneを使いたいと思っています。 現地でiPhoneを契約、もしくは日本のiPhoneを現地で使う方法はありますでしょうか。 日本で使っているのはSoftbankのものでいわゆるSIMロックフリーではないです。 ・航空券について オープンチケットを会社で用意してもらって行こうと考えています。 ただ、私用で一時帰国する際などにそのチケットは使わず米国で日本との往復航空券を購入することは何の問題もないでしょうか。 ・同行者について もともと期間内に入籍を予定していた恋人がいます。 ちょうど3月末で仕事を辞めることもあって可能であれば一緒に行こうと思っています。 費用は自腹ですが入国審査等で問題になる可能性はありますでしょうか。 私がビザ免除プログラムで入国するのと同様に入国すれば普通の旅行と同じなので特に問題ないのではと考えてますが・・・。 彼女ももちろん3か月で一度帰国する予定です。

1. ビザについて:ESTAとB1/B2ビザの比較

半年間の滞在をビザ免除プログラム(ESTA)で行うことは、出入国管理上のリスクを伴います。90日以内の滞在を繰り返す計画では、入国審査官が滞在目的を疑問視し、入国を拒否される可能性があります。ESTAはあくまで短期観光を目的としたプログラムであり、長期滞在や就労目的には適していません。

より確実な方法としては、B1/B2ビザ(ビジネス・観光ビザ)の取得をおすすめします。B1/B2ビザは、半年間の出張という目的には合致する可能性が高いです。ただし、ビザ申請には時間がかかるため、3月20日出発というスケジュールでは、すぐに申請手続きを開始する必要があります。

B1/B2ビザ申請の手続きと所要時間

B1/B2ビザの申請には、以下の手順が必要です。

  • オンライン申請フォームDS-160の記入
  • 申請手数料の支払い
  • 面接予約
  • 面接への参加

面接予約の空き状況や、大使館・領事館の処理状況によって異なりますが、申請から取得まで2週間~1ヶ月程度かかると考えておきましょう。早めの申請が不可欠です。

ビザ免除プログラムとB1/B2ビザの取得難易度

ビザ免除プログラムの対象者がB1/B2ビザを取得するのが難しいという情報は、必ずしも正しくありません。申請書類をきちんと準備し、面接で明確な目的を説明できれば、取得は可能です。ただし、ESTAのように簡単に取得できるわけではないため、十分な準備が必要です。

もしB1/B2ビザの取得に失敗した場合でも、必ずしもESTAでの渡航に支障をきたすとは限りません。しかし、リスクを考えると、最初からB1/B2ビザの取得を目指した方が安心です。

2. 住居について:賃貸アパートとコンドミニアムの比較

サンフランシスコで賃貸アパートを借りることは、観光ビザでも不可能ではありませんが、家主によってはビザの種類を重視する場合があります。長期滞在の賃貸契約を結ぶためには、安定した収入源や滞在期間の証明が必要となるでしょう。会社が費用を負担してくれるとはいえ、賃貸契約締結の際に問題が生じる可能性も考慮する必要があります。

コンドミニアムは、ホテルのような短期滞在向け施設から、長期滞在可能な物件まで様々です。料金は部屋単位で設定されていることが一般的ですが、滞在人数や期間によって料金が変動する可能性もあります。会社が提示しているホテルのようなコンドミニアムの場合、料金は部屋単位で、人数による変動は少ない可能性が高いです。

賃貸アパートとコンドミニアムのどちらを選ぶかは、予算、生活スタイル、滞在期間などを考慮して決定しましょう。

3. 免許について:国際免許と現地免許取得

有効期限内の国際免許証は、一定期間(通常は1年間)のみ有効です。半年間の出張であれば、国際免許証だけで問題ない場合もありますが、カリフォルニア州の規定を確認し、必要であれば現地での免許取得を検討する必要があります。

観光ビザで現地免許を取得することは可能です。ただし、必要な書類や手続きは複雑なため、事前にカリフォルニア州の運転免許センターのウェブサイトで詳細を確認し、必要な書類を準備しておきましょう。

4. 携帯電話について:iPhone利用のための選択肢

サンフランシスコでiPhoneを利用するには、以下の選択肢があります。

  • プリペイドSIMカード:短期滞在者向けに最適です。主要な携帯キャリア(Verizon、AT&T、T-Mobileなど)からプリペイドプランが提供されています。データ容量や通話時間を自由に選択できます。
  • 現地契約:長期滞在者向けです。契約期間やプランによって料金が異なります。信用情報が必要になる場合もあります。SIMロックフリーのiPhoneであれば、日本のSoftbank回線からSIMカードを交換するだけで利用できます。

SoftbankのiPhoneを現地で使う場合、SIMロック解除が必要です。Softbankに連絡してSIMロック解除の手続きを行いましょう。解除後、プリペイドSIMカードを購入して利用できます。

5. 航空券について:オープンチケットと一時帰国

オープンチケットは、柔軟な旅程変更が可能なため、一時帰国にも便利です。オープンチケットの利用規約を確認し、米国で日本との往復航空券を購入しても問題ないことを確認しましょう。通常は問題ありませんが、航空会社によっては追加料金が発生する場合もあります。

6. 同行者について:ビザと入国審査

恋人を同行させることは可能です。ただし、彼女も適切なビザを取得する必要があるかもしれません。彼女が観光目的で同行する場合は、ESTAの申請が必要になります。入国審査では、滞在目的や滞在期間、帰国予定などを明確に説明する必要があります。

入国審査官は、滞在目的が観光であることを確認したいでしょう。関係書類(結婚予定の証明など)を準備しておくと安心です。

サンフランシスコでの生活を快適に!

サンフランシスコでの半年間の出張は、充実した経験となるでしょう。準備段階で不安な点があると思いますが、一つずつ解決していくことで、よりスムーズな滞在を実現できます。この記事が、皆様のサンフランシスコでの生活の助けになれば幸いです。

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