ゴールデンハムスターの快適な巣箱選びと設置方法:北海道での冬越し対策も解説

ゴールデンハムスターの巣箱について教えてください。 ゴルハム(生後3ヶ月♂)を4日ほど前にお迎えしました。 巣箱が気に入らないのか、ひっくり返すかどけてしまいます。 ハムスターを飼育している衣装ケースは30×70×30センチくらいのもので、衣装ケースの蓋に金網をつけています。 ハムスターは140グラムくらいで、購入したペットショップではガラスケースの中で飼育されており、中に巣箱は置いてありませんでした。 プラスチックの巣箱、ティッシュケースの箱を加工したもの、百均で購入した13×20×8センチくらいの箱を試してみましたが、巣箱をどけてやはり衣装ケースの隅で寝ています。 暑くて巣箱が必要ないのならまだいいのですが、床材に潜ったり、床材を周りに積み上げているのを見ると、やはり安心出来る場所確保のために巣箱を置いたほうがいいのかなと思っています。 また北海道在住のため、冬のことを考えると巣箱が必要だと思うのですが…。 情報を見ていると「体の1.5倍あればじゅうぶん」や「ハムスター数匹分のスペースがなければ駄目」など結構差があるので戸惑っています。 今のところ木製の鳥用の巣箱や、プラスチックのリス用の巣箱などを候補に入れています。 もちろん飼育環境やハムスターの性格などで違いはあると思いますが 「自分のハムスターは巣箱を使わなかった」 「使わなかったけど使うようになった」 「この巣箱が使いやすい」 など巣箱について何でもいいのでアドバイスや経験談を教えていただけたら嬉しいです。

ハムスターが巣箱を嫌がる理由と解決策

ハムスターが巣箱を気に入らず、ひっくり返したりどけたりするのは、いくつかの理由が考えられます。まず、サイズや素材がハムスターにとって適切でない可能性があります。小さすぎたり、通気性が悪かったり、素材の匂いが気に入らなかったりする場合、ハムスターは落ち着いて過ごせません。また、設置場所がハムスターにとって不安定だと感じている可能性も。例えば、揺れやすい場所や、他の物に囲まれて圧迫感を感じているかもしれません。さらに、隠れ家としての機能が不足している可能性も考えられます。ハムスターは本来、安全で隠れられる場所を必要とします。

解決策としては、以下の点を検討してみてください。

  • 巣箱のサイズ:ハムスターが中で自由に寝返りを打てる広さ(体長の1.5倍〜2倍程度)が理想です。ただし、衣装ケースのスペースも考慮し、大きすぎると圧迫感を与えてしまう可能性も。まずは、体長を測り、適切なサイズを探してみましょう。
  • 巣箱の素材:プラスチック製、木製、陶器製など様々な素材があります。通気性と保温性を考慮し、ハムスターが落ち着ける素材を選びましょう。木製は保温性が高いですが、齧る可能性も考慮し、安全な塗料を使用しているか確認が必要です。プラスチック製は清潔に保ちやすい反面、保温性が低いので、冬場は工夫が必要です。
  • 巣箱の形状:入口が複数あるものや、隠れ家のような構造になっているものなど、様々な形状があります。ハムスターの性格や好みによって最適な形状は異なります。いくつか試して、ハムスターが落ち着く形状を見つけることが重要です。隠れ家として機能するだけでなく、床材を詰め込んで巣作りできるスペースも必要です。
  • 設置場所:衣装ケースの隅ではなく、ケースの中央部で、かつ、隠れられる場所を選びましょう。ケースの壁際に設置すると、ハムスターが落ち着いて過ごせない可能性があります。また、直射日光や冷暖房の風が直接当たらない場所を選びましょう。
  • 床材:床材の種類や量も重要です。ハムスターが巣作りしやすいように、十分な量の床材を用意しましょう。また、床材の種類によっては、ハムスターが巣作りしにくい場合があります。色々な種類を試して、ハムスターが好む床材を見つけることが重要です。例えば、紙製の床材は巣作りに適しています。

北海道での冬越し対策

北海道では冬場の寒さが厳しいため、保温対策は特に重要です。巣箱選びにおいては、保温性の高い木製や陶器製の巣箱がおすすめです。さらに、巣箱の中に綿やペット用ヒーターなどを追加して保温性を高めることも効果的です。ただし、ヒーターを使用する際は、火災や火傷に注意し、必ず安全な製品を選び、適切な使用方法を守りましょう。

様々な巣箱の選択肢と選び方

ペットショップやホームセンターでは、様々な種類のハムスター用巣箱が販売されています。木製、プラスチック製、陶器製など、素材も様々です。また、サイズや形状も多種多様なので、ハムスターのサイズや性格、飼育環境に合わせて最適なものを選ぶことが大切です。

木製巣箱

保温性が高く、ハムスターが落ち着いて過ごせるというメリットがあります。ただし、齧ってしまう可能性があるので、安全な塗料を使用しているか確認が必要です。また、湿気にも弱いため、定期的な清掃が必要です。

プラスチック製巣箱

清潔に保ちやすく、お手入れが簡単です。しかし、保温性が低いため、冬場は工夫が必要です。

陶器製巣箱

保温性が高く、耐久性も優れています。しかし、重いため、ハムスターがひっくり返したり移動させたりしにくい場合があります。

専門家からのアドバイス

動物病院の獣医師や、経験豊富なハムスターブリーダーに相談することも有効です。飼育環境やハムスターの性格、健康状態などを詳しく伝えることで、最適な巣箱選びや設置方法についてのアドバイスをもらえます。

まとめ:試行錯誤と観察が大切

ハムスターが気に入る巣箱を見つけるには、試行錯誤が必要となる場合があります。様々なタイプの巣箱を試してみて、ハムスターの様子を観察し、最適なものを探してみましょう。ハムスターが落ち着いて過ごせることが一番大切です。

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