ゴールデンハムスターとのより良い関係築き方:安心できる環境づくりと健康チェック

ゴールデンハムスターについて質問させてください。とあるきっかけで、ゴールデンハムスターを飼い始めることになりました。数年前、飼おうとしたことがあり、若干の予備知識はありましたが、実際に買うのは初めてです。我が家に来てから一週間。数日は水替えと餌やりくらいでそっとしていました。回し車などで遊んでいる音は聞こえてました。しかし、3日目くらいから、人がいる夜の時間は餌の時しか出てこなく、ゲージの端を寝床としいつも寝ています。5日目くらいから、餌交換をしている時に、近寄ってきたので、手渡しをしたらその場で食べていました。それでも、やはり餌以外は出て来ません。今日、いつものように、いつもの時間に餌やりと水の交換などをしようとしたら、こちらの様子をうかがい、寝床から出て来ません。餌を指先に持ち、待っていると、のそのそ出てきて、指の匂いを嗅ぎながら、餌を取り食べた…と、思ったら、そのまま持ち去り寝床で姿を隠しながら食べてしまいました…いつもは、目の前で正面を見ながら食べていたのに…なにか気づかないうちに恐怖を与えてしまったのかと悩んでしまいました。挽回するにはどうしたらよいでしょうか?また、他に気になる点として・陶器のゴンハム用のお部屋を用意しているが、全く入らず、常にゲージの端の暗いところにくるまっている・餌を登記の巣・寝所・トイレとして使っているゲージの端に置く。→2日に一回衛生面のことを考えこの餌は回収しているのですが、それが不満?健康チェックは、手にはまだ乗らないので、ゲージの外から、目やにやおしりなど確認しています。見る限りでは大丈夫そうですが、このまま触れないと、きちんとしたチェックができず不安です…ハムちゃんの気持ちを理解してあげたいのですが、どなたかお力をお貸しいただけませんか?長文失礼しました。ちなみに餌はメインはペレット。たまに、ひま種2、3粒 ゲージの温度、20〜23℃ 夜は部屋の明かりが入らないようにダンボールで囲み暗くしています

ハムスターの行動と心の声:警戒心と安心感のバランス

ハムスターが警戒して隠れるようになった原因を特定し、安心できる環境を整えることが、関係改善の第一歩です。 数日間の様子見の後、餌以外に姿を現さなくなった、餌を指先から食べていたのに、持ち去って隠れて食べるようになったという変化は、ハムスターが飼い主さんへの警戒感を強めている可能性を示唆しています。

人間と同様に、ハムスターも安全で安心できる場所を必要とします。 ゲージの隅で常に隠れている、陶器のお部屋を使わない、餌を巣材として使っているといった行動は、現在の環境に不安を感じているサインかもしれません。

警戒心の原因を探る

* 突然の大きな音や動き:掃除機の音、ドアの開閉音、ペットの動きなど、ハムスターには大きなストレスとなる可能性があります。
* 匂い:強い香りの洗剤や柔軟剤、香水などの匂いは、ハムスターを不安にさせる可能性があります。
* 不自然な接近:上から覗き込んだり、急に手を近づけたりする行為は、ハムスターにとって脅威に感じられる場合があります。
* 餌の回収:2日に1回餌を回収するのは、ハムスターにとっては資源の奪取と捉えられ、不安感を高める可能性があります。 ハムスターは、食料を蓄える習性があります。

安心できる環境づくり

* 静かな場所の確保:ゲージは、振動や騒音の少ない静かな場所に設置しましょう。
* 匂いの配慮:ゲージ周辺は、無香料の洗剤で掃除し、強い香りのものは近づけないようにしましょう。
* ゆっくりとした接近:ハムスターに近づく際は、ゆっくりと静かに、上からではなく横から近づきましょう。 ハムスターがこちらを認識する前に、近づきすぎないように注意しましょう。
* 餌の量と配置:ペレットは常に十分な量を、複数の場所に分散して置きましょう。 ひまわりの種は、少量を数カ所に分けて与えるのが良いでしょう。 巣材として使う分も、十分に用意しましょう。
* 隠れ家の提供:陶器のお部屋以外にも、ハウスやトンネル、ティッシュペーパーなどを隠れ家として提供し、ハムスターが自由に選択できる環境を整えましょう。 素材も、木、紙、布など、様々な種類を用意してみるのも良いでしょう。
* 観察:ハムスターの様子をじっくり観察し、何がストレスになっているのかを推測しましょう。

信頼関係構築のための具体的なステップ

ハムスターとの信頼関係を築くには、時間と忍耐が必要です。焦らず、ゆっくりと関係を深めていきましょう。

1. 距離を置く

まずは、ハムスターに安心感を与えるために、数日間はゲージに近づきすぎないようにしましょう。 餌やりと水替え以外は、そっとしておくことが大切です。 ハムスターが自らゲージから出てきて、あなたを観察するようになるまで待ちましょう。

2. 静かに観察する

ハムスターが活動している様子を、遠くから静かに観察しましょう。 回し車を使っている様子や、寝ている様子などを観察することで、ハムスターの生活リズムを理解することができます。

3. 餌やりから始める

ハムスターが警戒心を解き始めたら、餌やりからコミュニケーションを始めましょう。 最初は、ゲージの隅に餌を置くことから始め、徐々にハムスターに近づいて餌を差し出すようにしましょう。 指先から餌を食べさせて、ハムスターがあなたの手を怖がらなくなれば成功です。

4. 手乗りを急がない

手乗りをさせることは、ハムスターとの信頼関係を築く上で重要なステップですが、焦ってはいけません。 ハムスターが自ら手に乗ってくるまで、辛抱強く待ちましょう。 無理強いすると、ハムスターはさらに警戒心を強めてしまいます。

5. 環境エンリッチメント

ハムスターの知的好奇心と運動能力を刺激する環境エンリッチメントを取り入れましょう。 回し車、砂浴び場、トンネル、隠れ家などを設置し、ハムスターが自由に探索できる空間を提供することで、ストレス軽減とエンゲージメントを高めることができます。

健康チェックの方法

ハムスターは、小さな体で様々な病気を抱えている可能性があります。 早期発見・早期治療のためにも、定期的な健康チェックは不可欠です。 手乗りができない場合でも、以下の方法で健康状態をチェックしましょう。

ゲージの外からの観察

* 毛並み:つやがあり、清潔な状態であるか確認しましょう。 汚れや脱毛があれば、皮膚病の可能性があります。
* 目:目やにがないか、目が腫れていないか確認しましょう。 目やにが多い場合は、眼病の可能性があります。
* 鼻:鼻水や鼻詰まりがないか確認しましょう。 鼻水が出ている場合は、風邪の可能性があります。
* 耳:耳垢や異物がないか確認しましょう。 耳垢が多い場合は、耳ダニの可能性があります。
* お尻:便の状態を確認しましょう。 下痢や便秘があれば、消化器系の問題の可能性があります。
* 動き:活発に動き回っているか、元気に活動しているか確認しましょう。 動きが鈍い場合は、病気の可能性があります。

専門家への相談

上記の方法で異常が見つかった場合は、すぐに獣医に相談しましょう。 ハムスターを専門的に診てくれる獣医を探し、適切な治療を受けさせましょう。

まとめ:時間と愛情で信頼関係を築きましょう

ハムスターとの関係改善には、時間と愛情が不可欠です。 ハムスターの行動をよく観察し、安心できる環境を整えることで、徐々に信頼関係を築くことができます。 焦らず、ゆっくりとハムスターと向き合い、楽しい時間を過ごしましょう。

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