ゴミ屋敷状態の部屋に現れたクモ…放置して大丈夫?徹底掃除と害虫対策ガイド

夕方部屋に入ると床に大きい(10cm程の)黒い蜘蛛がいました… すぐに隠れてどこかに行ってしまったんですが、ほっといても大丈夫でしょうか? 掃除が苦手で3ヶ月程ほったらかしにしていたせいで部屋はまるでゴミ屋敷状態… たまにわらじむしまで見かける始末なので本格的に掃除をしようと思ってるのですが、益虫ならそっとしておきたいとも思いますので、回答お願いします…。

大きな黒いクモを発見!まずは種類を特定しよう

10cmほどの大きな黒いクモ…確かに驚きですよね。まず、落ち着いてそのクモの種類を特定することが大切です。 日本の家庭でよく見かける大型の黒いクモには、アシダカグモやジョロウグモのオスなどが考えられます。 アシダカグモはゴキブリなどを捕食する益虫として知られており、一般的に人間に危害を加えることはありません。一方、ジョロウグモは毒を持っていますが、人間に影響を与えるほどの毒性はありません。ただし、咬まれると痛みを感じる可能性があります。

写真や動画でクモを撮影できれば、専門サイトやアプリを使って種類を特定しやすくなります。 もし、不安な場合は、駆除業者や害虫駆除専門家に相談することも可能です。

ゴミ屋敷状態からの脱出!徹底的な掃除方法

3ヶ月放置された部屋は、まさにゴミ屋敷状態とのこと。 クモだけでなく、ワラジムシなどの害虫も発生している状況は、衛生面でも深刻な問題です。 まずは、徹底的な掃除で環境を改善することが最優先です。 掃除が苦手とのことですが、少しずつ、確実に進めていきましょう。

ステップ1:安全確保と準備

掃除を始める前に、安全確保と準備を万全にしましょう。

  • 換気をしっかり行う: 埃やカビの胞子、ダニなどを吸い込まないように、窓を開けて換気を十分に行いましょう。
  • 防塵マスクと手袋を着用: 埃やゴミ、化学物質などから身を守るために、防塵マスクとゴム手袋を着用しましょう。
  • 必要な清掃用具を準備: ゴミ袋、ほうき、ちりとり、掃除機、雑巾、洗剤、スプレーボトル、使い捨てのビニール手袋などを用意しましょう。
  • 作業しやすい服装:動きやすい服装で作業を行いましょう。

ステップ2:ゴミの分別と廃棄

まずは、ゴミの分別と廃棄から始めましょう。

  • 燃えるゴミ、燃えないゴミ、資源ゴミなどを分別: 分別方法は自治体のルールに従いましょう。
  • 不要なものを徹底的に捨てる: 迷ったら捨てることを優先しましょう。 本当に必要なものだけを残すことで、空間がすっきりします。
  • 大きなゴミは解体する: 大きな家具や家電は、解体して運び出しやすくしましょう。必要であれば、粗大ゴミとして処分しましょう。

ステップ3:床、壁、天井の清掃

ゴミを捨て終えたら、床、壁、天井の清掃を行いましょう。

  • 床の掃除: 掃除機でゴミを吸い取り、その後、雑巾で拭き掃除を行いましょう。 必要に応じて、洗剤を使用しましょう。
  • 壁の掃除: 壁に付着した汚れは、雑巾やブラシを使って丁寧に拭き取りましょう。 カビが生えている場合は、カビ取り剤を使用しましょう。
  • 天井の掃除: 天井の埃は、ほうきやハタキを使って払い落としましょう。

ステップ4:家具の清掃と配置

家具の清掃と配置も重要です。

  • 家具の埃を落とす: 家具の表面の埃は、乾いた雑巾で拭き取りましょう。
  • 家具の内部を掃除する: 引き出しや棚の中も、丁寧に掃除しましょう。
  • 家具の配置を見直す: 風通しの良い配置にすることで、カビやダニの発生を防ぎます。

ステップ5:定期的な清掃

一度綺麗にしても、すぐに元の状態に戻ってしまう可能性があります。 定期的な清掃を習慣化することで、清潔な状態を保ちましょう。

  • 毎日: 床の簡単な掃除、ゴミ捨て
  • 週に1回: 床の拭き掃除、家具の埃落とし
  • 月に1回: 大掃除

害虫対策:ワラジムシとクモへの対処法

ワラジムシは湿気が多い場所を好みます。 掃除と同時に、湿気対策も重要です。

  • 換気をよくする: 窓を開けて換気をよくすることで、湿気を軽減できます。
  • 除湿剤を使用する: 除湿剤を使用することで、湿気を吸収し、ワラジムシの発生を防ぎます。
  • 排水溝を清潔に保つ: 排水溝にゴミが詰まっていると、湿気が溜まりやすくなります。

クモに関しては、アシダカグモであれば益虫なので、共存しても問題ありません。 ただし、大量発生している場合は、専門業者に相談しましょう。

専門家のアドバイス

整理収納アドバイザーの視点から見ると、ゴミ屋敷状態からの脱却は、まず「捨てる」ことから始めましょう。 不要なものを徹底的に処分することで、空間が広く感じられ、掃除がしやすくなります。 そして、掃除しやすい環境を作ることで、継続的な清掃が容易になります。 小さなことから始め、少しずつ改善していくことが大切です。

まとめ

ゴミ屋敷状態からの脱却は、大変な作業ですが、一歩ずつ進めていけば必ず達成できます。 まずは、安全に配慮しながら、ゴミの分別と廃棄から始め、その後、床、壁、天井、家具の清掃を行いましょう。 そして、定期的な清掃を習慣化することで、清潔で快適な空間を手に入れましょう。 害虫対策も忘れずに行い、安心して暮らせる住まいを目指しましょう。

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