ゴミ屋敷寸前の部屋を片付ける方法|整理収納のプロが教える具体的な手順とコツ

自分の部屋を片付けようと思っているのですが、もうゴミ屋敷も同然です。床、机、ベットの上、棚のどこから手をつけていいでしょうか??学校からもらうプリントが多すぎて片付かずあちこちに散乱しています。なにかうまくまとめる方法はありますか?恥ずかしながら長く放置したペットボトルのお茶にカビらしきものが浮いています。洗面所に流すと増殖しそうな・・・大丈夫ですかね??

部屋が散らかっていて、どこから片付けを始めたら良いか分からず途方に暮れている、という方も少なくないのではないでしょうか。特に、長年放置したゴミ屋敷状態の部屋は、片付けのハードルが高く感じられますよね。しかし、適切な手順と方法で取り組めば、必ず綺麗で快適な空間を取り戻せます!この記事では、整理収納のプロの視点も交えながら、ゴミ屋敷状態の部屋を片付ける具体的な手順とコツ、そしてプリント類の整理方法、ペットボトルの処理方法まで、分かりやすく解説します。

1. ゴミ屋敷状態の部屋を片付けるための5ステップ

まずは、部屋全体を俯瞰し、現状を把握することから始めましょう。そして、以下の5つのステップに沿って、少しずつ片付けていきましょう。

  1. 現状把握と目標設定:部屋全体の写真を撮り、現状を把握します。そして、「どんな部屋にしたいか」という具体的な目標を設定しましょう。例えば、「清潔でリラックスできる空間にする」「勉強に集中できる環境にする」などです。目標を設定することで、モチベーションを維持しやすくなります。
  2. 危険物の撤去:カビが生えたペットボトルなど、危険物や腐敗しているものは、まず最初に撤去します。ペットボトルのお茶は、絶対に洗面所に流さないでください。ビニール袋に入れて、しっかりと密封し、可燃ごみとして処分しましょう。もし、健康被害が心配な場合は、自治体の清掃工場や専門業者に相談することをお勧めします。
  3. 粗大ごみの処分:不要な家具や家電など、粗大ごみは、自治体のルールに従って処分しましょう。事前に予約が必要な場合もありますので、確認が必要です。処分する前に、まだ使えるものはリサイクルショップに売却することも検討してみてください。
  4. 分別と廃棄:不要なものを分別し、ゴミ袋に詰めていきます。分別方法は、自治体のルールに従ってください。ゴミ袋が一杯になったら、すぐに捨てに行くことで、部屋が散らかるのを防ぎます。この段階では、完璧に整理整頓する必要はありません。まずは、不要なものを捨てることに集中しましょう。
  5. 整理整頓と収納:不要なものを処分したら、残ったものを整理整頓し、適切な場所に収納します。収納スペースが足りない場合は、収納用品を活用したり、収納場所を工夫したりしましょう。例えば、棚を買い足したり、壁に棚を取り付けたりするのも有効です。

2. プリント類の整理方法

学校からもらうプリント類は、種類ごとに分けてファイルボックスなどに収納しましょう。例えば、「テスト」「宿題」「連絡事項」など、カテゴリー別に分けて整理することで、必要なプリントをすぐに探し出すことができます。

  • ファイルボックスを活用:ファイルボックスは、種類ごとに分けて収納できるため、プリント類の整理に最適です。ラベルを貼って、中身が分かるようにしておきましょう。
  • デジタル化:重要なプリントは、スマホで写真を撮ってデジタル化しておきましょう。デジタル化しておけば、紛失する心配がなく、必要な時にいつでも見返すことができます。
  • 定期的な見直し:定期的にプリント類を見直し、不要なものは処分しましょう。古いプリントは、溜まりやすいので、こまめに処分することが大切です。

3. 専門家のアドバイス:整理収納アドバイザーの視点

整理収納アドバイザーの視点から、ゴミ屋敷状態からの脱出についてアドバイスします。まず、「一気に片付けよう」としないことが重要です。大きな目標を立てると、途中で挫折しやすいため、まずは小さな目標から始めましょう。「今日は、ゴミ袋1つ分のゴミを出す」など、小さな目標を達成することで、達成感を感じ、モチベーションを維持することができます。

また、「捨てる」ことに抵抗を感じないことも大切です。不要なものは、迷わず捨てましょう。どうしても捨てられないものは、一時的に箱にまとめて保管し、1ヶ月後にまだ必要かどうかを確認しましょう。1ヶ月経っても必要なければ、迷わず処分しましょう。

さらに、「片付けやすい環境を作る」ことも重要です。収納用品を揃えたり、収納場所を工夫したりすることで、片付けがスムーズになります。例えば、クローゼットに棚を取り付けたり、引き出しを増やすことで、収納スペースを確保することができます。

4. 具体的な実践例

例えば、ある大学生Aさんは、長年放置した部屋の片付けに悩んでいました。しかし、この記事の手順に従い、まず危険物であるカビが生えたペットボトルを処分し、次に不要な服や本を処分しました。その後、ファイルボックスを使ってプリント類を整理し、収納用品を使って部屋を整理整頓しました。結果、清潔で勉強に集中できる快適な部屋を手に入れることができました。

5. まとめ

ゴミ屋敷状態の部屋を片付けることは、大変な作業ですが、適切な手順と方法で取り組めば、必ず綺麗で快適な空間を取り戻せます。この記事で紹介した手順とコツを参考に、少しずつ片付けていきましょう。そして、片付けが完了したら、定期的に掃除や整理整頓を行うことで、綺麗な状態を維持しましょう。綺麗で快適な空間は、心にも良い影響を与えます。諦めずに、一歩ずつ進んでいきましょう!

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