ゴミ屋敷寸前のお部屋を片付ける方法|掃除の始め方とモチベーション維持のコツ

部屋が汚いのに掃除が出来ないんです…。 お恥ずかしながら、私の家はゴミ屋敷寸前です。 以前は、掃除が得意な方ではないながらも最低限の掃除はしていたので、例えば突然の友達の訪問があっても、「散らかってるけどゴメンね~」もしくは「片付けるから5分待ってて~」程度には保っていました。 それが、元・元彼がどうしようもないダメ男で、まだダメ男っぷりに気付けなかった付き合い初めの頃、自分の家より私の家のが居心地がよいとか言って私の家に転がり込んできました。 あまり同棲はしたくなかったのですが(2人で住むには狭いので)、強引に来てしまい、結局ダメ男のアパートは引き払って私のアパートに住むことになりました。 それで、引き払う際に部屋を掃除するのを手伝ったのですが、そこがまさにゴミ屋敷!! それまで私の家にばかり来て、ダメ男の家には「汚いから」と絶対呼んでくれなくて、あまりに来させたがらないので、まさか家庭持ち?とちょっと疑い始めてたのですが、本当にものすごく汚かったんです。 そこでダメ男と見切って別れなかった当時の私もバカだったんですが… 私の家に住み始めて、案の定、すぐにどんどん汚し始めました。 先ほども言ったように私も掃除が得意な方ではないので、私の掃除能力を何倍も上回る信じられない勢いで汚されるので、半年もしないうちに、気付けばダメ男のアパートのような状態に…。 その後、私もダメ男のダメさに気付き、やっと別れて追い出すことが出来たのですが、ゴミ屋敷は残されたままです。 ダメ男のアパートを「うぇっ!よくこんなとこに住めるな」と思っていたのに、慣れてしまったのか同じようになってしまった家に、今は住めています。 現状維持というか、私が住むことで出るゴミは捨てたりと今以上に汚すことはないのですが、ダメ男といる間に蓄積された足の踏み場もなく積もっている雑誌やら服やらを片付けることが出来ないのです。 出来ないって変ですが、慣れたといってもふいに「こんな部屋じゃまずい、掃除しなくちゃっ」と思うのですが、あまりの汚さにどこから何をやっていいのか分からなく、考えているうちにもう頭がおかしくなりそうになって、現実逃避というかやめてしまうんです。 どうしたらいいのでしょう? 掃除のやり方ももちろんですが、掃除をする気力を持続する為のアドバイスを頂けるとうれしいです。

ゴミ屋敷からの脱出!まずは現状把握と小さな一歩から

長年放置されたゴミ屋敷状態の部屋を片付けるのは、確かに気が重く、どこから手を付けて良いか分からず途方に暮れてしまうのも無理はありません。しかし、諦める必要はありません! まずは、現状を冷静に把握し、小さな一歩を踏み出すことから始めましょう。

1. 写真で現状を記録する

まずは、部屋全体の状況を写真に撮りましょう。これは、後から「ここまで片付いたんだ!」と達成感を味わうためにも役立ちます。また、どの程度の量があるのかを客観的に把握することで、作業の計画を立てやすくなります。

2. 部屋をゾーンに分割する

広範囲の掃除は、すぐに疲れてしまい挫折しやすいです。部屋全体をいくつかのゾーンに分割しましょう。例えば、「リビング」「キッチン」「寝室」「玄関」など、管理しやすい範囲に区切ります。 最初は、最も片付けやすい、もしくは、最もストレスを感じないゾーンから始めることをお勧めします。

3. ゴミの分別と処分

ゴミ屋敷化の一番の原因は、ゴミの処理が滞っていることです。まずは、ゴミの分別から始めましょう。燃えるゴミ、燃えないゴミ、資源ゴミなどをきちんと分別し、ゴミ袋に詰めていきます。 この際、分別が難しそうなものは、一旦まとめておき、後でじっくりと分類するのも良い方法です。 自治体のゴミ収集ルールを確認し、適切な日にちに処分しましょう。 大量のゴミが出てしまう場合は、粗大ゴミの処理方法も調べておきましょう。

掃除のモチベーションを維持するためのコツ

ゴミ屋敷を片付けることは、体力だけでなく、精神力も必要です。モチベーションを維持するために、以下のコツを試してみてください。

1. 目標設定と小さな成功体験

「今日中に全部片付ける!」というような大きな目標を立てると、すぐに挫折してしまいます。まずは、小さな目標を立て、達成することで自信をつけ、モチベーションを維持しましょう。「今日は、この棚の上だけ片付ける」「今日は、ゴミ袋を3つ捨てる」など、簡単に達成できる目標を設定することが重要です。

2. タイマーを活用する

集中力が続かない場合は、タイマーを活用しましょう。例えば、「25分作業して、5分休憩」というポモドーロテクニックを取り入れるのも効果的です。短時間で区切ると、作業が軽く感じられ、達成感も得やすくなります。

3. 音楽やラジオを聴く

掃除中に音楽やラジオを聴くと、作業が楽しくなり、モチベーションを維持しやすくなります。好きな音楽や、作業に集中できるような落ち着いた音楽を選んでみましょう。

4. 報酬を設定する

目標を達成したら、自分へのご褒美を設定しましょう。「片付けが終わったら、美味しいものを食べる」「好きな映画を見る」など、自分が頑張ったご褒美を用意することで、モチベーションを高く保つことができます。

5. プロの力を借りる

どうしても自分だけでは片付けられない場合は、ハウスクリーニング業者や不用品回収業者に依頼することを検討しましょう。プロの力を借りれば、短時間で効率的に片付けることができます。費用はかかりますが、精神的な負担を軽減できる効果は大きいです。

専門家の視点:整理収納アドバイザーのアドバイス

整理収納アドバイザーの視点から、ゴミ屋敷からの脱出についてアドバイスします。

整理収納アドバイザーの〇〇です。まず、ご自身の状況を客観的に見て、よく頑張ってきたと自分を褒めてあげましょう。長年放置された状態からの脱出は、並大抵の努力ではできません。

重要なのは、「完璧を目指さない」ことです。完璧を求めると、途中で挫折してしまいます。まずは、「捨てる」「しまう」「掃除する」の3つのステップを意識して、少しずつ片付けていきましょう。

「捨てる」段階では、本当に必要なものだけを残し、迷うものは一旦箱にまとめて、1ヶ月後に必要なものか確認するという方法もあります。

「しまう」段階では、収納場所を決めて、きちんとしまう習慣を身につけましょう。収納用品を活用することで、見た目もスッキリし、片付けやすくなります。

「掃除する」段階では、まずは床が見えるようにするところから始めましょう。そして、少しずつ範囲を広げていくことで、達成感を感じながら作業を進めることができます。

また、「継続することが大切」です。毎日少しずつでも片付けていくことで、徐々に部屋が綺麗になっていきます。焦らず、自分のペースで進めていきましょう。

まとめ:小さな成功体験を積み重ねて、快適な住空間を手に入れよう

ゴミ屋敷状態からの脱出は、容易ではありませんが、決して不可能ではありません。小さな目標を立て、小さな成功体験を積み重ねることで、徐々に部屋は綺麗になり、心も軽くなっていくでしょう。 焦らず、自分のペースで、そして、時にはプロの力を借りながら、快適な住空間を手に入れましょう。

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