ゴミ屋敷化を防ぐ！頑固な父親と整理整頓、収集癖への対処法

父がゴミ屋敷をつくります。父がゴミ屋敷をつくって困っています。私が幼い頃からずっとそうです。母と一日かけて掃除したのですが、怒り爆発で、すぐにもとに戻します。今回で4回目です。玄関に主に虫退治などのスプレー類を散らかし、居間には主に衣類を散らかします。スプレーはカゴにいれて玄関脇に置き、服は全てハンガーにかけて父の部屋の前に置きました。散らかすだけでなく、収集癖もあります。スプレーや工具も同じものが各20こ近くあります。軍手や手袋はまとめてみるとゴミ袋3こ分ありました。どうすれば常に綺麗な家を保つことができるでしょうか？父の部屋を散らかす分には構いませんが、家族の目に触れる場所を散らかして欲しくありません。以前、男性がコレクションする理由は動物が縄張りを張るのと同じだと聞きました。もし散らかす理由がそうだとしたら、どうしていいのかわかりません…また、父は頑固で自分だけが正しい人間なので、話し合いは無理です。家族以外の人、例えば母の両親や会社の上司が言うことは聞きますが、頼み辛いです。今のところ、父が散らかすたびに私がまた同じように片付けていこうと思っています。きっと毎日ですが、負けるつもりはありません。しかし、今は時間がありますが、これから忙しくなって毎日何時間も掃除することができなくなることもあると思います。どうすればいいでしょうか？アドバイスお願いします。補足父は幼い頃貧乏で何もなく、働き出してから物が買えるようになったため、物がたくさんあるのが好きみたいです。

Contents

1 現状の把握と課題の明確化
2 段階的なアプローチ：心理と環境の両面から解決へ
3 ステップ1：物理的な環境整備とルール設定
4 ステップ2：心理的なアプローチ
5 ステップ3：長期的な視点
6 まとめ：継続的な努力と柔軟な対応が重要

現状の把握と課題の明確化

まず、現状を整理してみましょう。ご父親は、幼少期の貧しさからくる「物への執着」と、整理整頓の習慣が身についていない、そして頑固な性格という複数の問題を抱えていることがわかります。散らかす場所を共有スペースに限定し、ご自身の部屋は容認されている点は、現状維持できる部分と改善が必要な部分を明確化できた良い点です。課題は、共有スペースの清潔さを維持すること、そして将来的に時間的制約が生じた場合でもその状態を維持できるシステムを構築することです。

段階的なアプローチ：心理と環境の両面から解決へ

ご父親の性格を考慮すると、直接的な説得は難しいでしょう。そのため、段階的なアプローチで解決を目指しましょう。これは、ご父親の心理的側面と、物理的な環境整備の両面からアプローチすることを意味します。

ステップ1：物理的な環境整備とルール設定

1-1：収納スペースの確保と整理

* 収納場所の確保： ご父親のコレクションを収納できる適切なスペースを確保することが重要です。押し入れ、クローゼット、あるいは専用の収納棚などを検討しましょう。収納スペースが不足していることが、散乱につながっている可能性があります。収納用品（ボックス、棚、ラベルなど）を揃え、整理しやすい環境を作ることも効果的です。できれば、ご父親と一緒に収納場所を選び、整理方法を相談する（指示する）ことができれば理想的です。
* 不要物の処分： ご父親が「物への執着」があるとはいえ、本当に必要なものだけを残す必要があります。まずは、ご父親が気づかないうちに、古くなったもの、壊れているもの、重複しているものを処分しましょう。少しずつ、気づかれないように行うことが重要です。処分した際には、写真に撮っておくことで、後々「捨ててしまった」という事態を防ぐことができます。
* 定位置を決める： すべての物に定位置を決め、ラベルを貼ることで、ご父親自身も探しやすくなります。定位置を決め、そこに収納する習慣を身につけることができれば、散らかることを防ぐ第一歩となります。

1-2：共有スペースのルール設定

* 明確なルール： 共有スペースでのルールを明確に定め、文書化しましょう。例えば、「玄関はスプレー類を収納カゴにしまう」「衣類はハンガーにかけて父の部屋前に置く」といったルールを具体的に書き出し、目に見える場所に掲示します。
* 罰則ではなく、メリットを提示： ルール違反に対する罰則ではなく、ルールを守った場合のメリット（例えば、週末に一緒に好きなことをするなど）を提示する方が効果的です。
* 継続的な見守り： ルールが守られているか、定期的に確認しましょう。すぐに元に戻ってしまう場合は、再度ルールを見直す必要があるかもしれません。

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ステップ2：心理的なアプローチ

2-1：第三者への協力を得る

ご質問にあるように、ご父親は家族以外の人間からの意見を聞き入れる可能性があります。母の両親や会社の上司に相談し、間接的にアドバイスを求めることを検討しましょう。直接的な批判ではなく、「整理整頓が上手な人の話を聞いてみませんか？」といったように、ソフトなアプローチが重要です。

2-2：ご父親の気持ちへの理解

幼少期の貧しさからくる「物への執着」は、単なる「散らかす癖」ではなく、ご父親の心の奥底にある感情と深く関わっています。その気持ちを理解しようと努めることが、解決への糸口となるでしょう。「物がたくさんあると安心する」という気持ちに寄り添い、少しずつ整理整頓を促していくことが必要です。

2-3：専門家の相談

状況が改善しない場合、整理収納アドバイザーやカウンセラーなどの専門家の力を借りるのも有効な手段です。専門家は、ご父親の心理状態を理解し、適切なアドバイスやサポートを提供してくれるでしょう。専門家への相談は、問題解決の大きな助けとなる可能性があります。

ステップ3：長期的な視点

毎日何時間も掃除に費やすことは、持続可能ではありません。長期的な視点で、以下の点を考慮しましょう。

* 時間管理： 掃除に費やす時間を短縮するための工夫が必要です。例えば、毎日少しの時間で掃除する、週末にまとめて掃除するなど、効率的な方法を検討しましょう。
* 家族の協力を得る： 家族全員で掃除や整理整頓に参加することで、負担を軽減できます。
* 家事代行サービス： 時間的な余裕がない場合は、家事代行サービスの利用も検討しましょう。

まとめ：継続的な努力と柔軟な対応が重要

ゴミ屋敷化を防ぐためには、継続的な努力と柔軟な対応が不可欠です。ご父親の性格や心理状態を理解した上で、段階的にアプローチしていくことが重要です。すぐに効果が出なくても、諦めずに、少しずつ改善していくことを心がけましょう。そして、ご自身の心身の健康も大切にしてください。