ゴミ屋敷化してしまった叔母の家の片付けを促す方法

ゴミ屋敷に住む叔母に掃除してもらうための知恵をお教えください。長文です。私の叔母がいわゆるゴミ屋敷に住んでいます。およそ10年前ほどから、部屋が汚くなりはじめました・・・それは叔母の夫(私の伯父)が亡くなった時期で、伯父が亡くなる前はごく普通の家でした。しかし亡くなってからは家事全般を全くしなくなりました。そして暴飲暴食に走り、体を壊しているのか薬を飲んでいるのも見ました。叔母には子供(私の従兄)がいるのですが、従兄のご飯等は叔母の両親(私の祖父母)が面倒を見てきました。それが最近ゴミ屋敷に一緒に住む従兄が、「家が半端なくすごい」と言っていたのできになり8年ぶりに見に行ってきました。見たのは外からだけです。その家は伯父が残してくれたものなのですが、外観から「廃墟?」と思うほど荒れていました。8年ほど前まではよく家に連れて行ってもらえていた私ですが、お風呂掃除(その当時もすごかったんです)していたのを見つかり、それ以来連れて行ってもらえなくなりました。もう一人の従兄が結婚し、家を出たのですが、子供・奥さんはもちろん叔母の家に(実家)に行ったことがありません。祖父母の家に集まってきます。今は祖父母が元気なのでまだいいのですが、祖父母が居なくなった時の叔母がすごく心配です。今現在一緒に住む従兄が「掃除をしないのだったら自分がする」といい掃除し始めたらしいのですが、全てを捨てるみたいで、叔母が激怒したとか・・・叔母も片づけないといけないとは思っているみたいで、「玄関片づけた」と以前言っていたようですが、単発で終わり、元の状態に戻ったようです。祖父母はもとがうるさく言わない性格で、なぜか叔母をかばいます。「夫を亡くしたから・・・」など言いますが、今現在友達と遊びまくり、しかも10年前です。私の母(叔母の妹)はもうあきらめているようです。おそらく叔母本人は、部屋のことで責められるのが、苦痛なのだと思います。私は叔母から見たら姪の立場になるのですが、叔母に女の子が居なかったこともあり、すっごく可愛がってもらいました。今でもそうです。伯父にも可愛がってもらいました。不衛生な所に住んでいる叔母が心配です。特に体のことが・・・せめて普通の状態の家に住んでくれたらなと思います。伯父の仏壇にも長く手を合わせていません。どなたか叔母に掃除をさせるようにするための、いい知恵があればお教えください。※掃除は私も手伝おうと思っています。本人の意思次第などの回答はご遠慮ください

叔母のゴミ屋敷問題:解決へのアプローチ

長年放置されたゴミ屋敷の片付けは、容易ではありません。特に、ご本人の意思が伴わない状況では、より複雑な問題となります。ご家族の皆様の心情を察します。まずは、叔母さんの状況を客観的に把握し、段階的にアプローチしていくことが重要です。本記事では、心理的な側面と具体的な行動計画を組み合わせた解決策をご提案します。

1. 叔母さんの状況把握と専門家の活用

まず、叔母の現在の状態を正確に把握することが重要です。

1-1. 精神的な状態の確認

長年の喪失感や生活習慣の乱れから、うつ病やその他の精神的な問題を抱えている可能性があります。専門機関への相談を検討しましょう。精神科医や臨床心理士は、叔母さんの状態を適切に評価し、適切な治療やサポートを提供してくれます。

1-2. 身体的な健康状態の確認

ゴミ屋敷環境は、健康に悪影響を及ぼします。健康診断の受診を促すことも重要です。必要であれば、医師に相談し、適切な医療ケアを受けられるよう支援しましょう。

1-3. ゴミ屋敷の現状把握

遠目から見た状況だけでは判断できません。安全に配慮しながら、ゴミ屋敷の現状を正確に把握しましょう。写真や動画を撮影し、ゴミの種類や量、危険箇所などを記録することで、今後の対応策を立てる上で役立ちます。

2. 段階的なアプローチ:信頼関係を築くことから

いきなり掃除を始めるのではなく、信頼関係を築くことから始めましょう

2-1. 頻繁な連絡と小さな成功体験

週に数回、電話やメールで連絡を取り、近況を報告し合うことから始めましょう。小さな成功体験を共有することで、自信を取り戻す手助けとなります。例えば、「玄関を掃除した」という報告に対しては、「すごいね!頑張ったね!」と具体的な言葉で褒め、肯定的な反応を示しましょう。

2-2. 共通の趣味や話題を見つける

叔母さんの興味や関心を理解し、共通の話題を見つけることで、より親密な関係を築くことができます。一緒に散歩に出かけたり、お茶をしたりする時間を作ることで、心の距離を縮めましょう。

2-3. プロの力を借りる

ゴミ屋敷の片付けは、専門業者に依頼するのも有効です。片付けのプロは、安全かつ効率的に作業を進めてくれます。また、叔母さんの心理的な負担を軽減するためにも、専門業者に依頼することが重要です。

3. 具体的な行動計画:少しずつ進めていく

一気に片付けようとせず、小さな目標を立て、少しずつ進めていきましょう。

3-1. 小さな範囲から始める

まずは、玄関やリビングの一角など、小さな範囲から片付けを始めましょう。成功体験を積み重ねることで、モチベーションを高めることができます。

3-2. 捨てることへの抵抗感を理解する

物への執着は、過去の思い出や感情と結びついていることが多いため、無理強いせず、ゆっくりと時間をかけて説得することが重要です。

3-3. 従兄弟との協力

従兄弟と協力し、叔母さんをサポートしましょう。叔母さんが安心して任せられる相手がいることで、片付けへの抵抗感が減る可能性があります。

3-4. 祖父母への働きかけ

祖父母には、叔母さんの健康状態や生活環境の悪化が、将来大きな問題となることを丁寧に説明しましょう。祖父母の協力を得ることで、よりスムーズに片付けを進めることができます。

4. インテリアの視点を取り入れる

片付けが進んで、住環境が改善されたら、インテリアの視点を取り入れることで、より快適な空間を演出できます。

4-1. グレーインテリアの提案

グレーは、落ち着きと清潔感を与え、様々なインテリアスタイルに合わせやすい万能な色です。グレーを基調としたインテリアを提案することで、清潔感あふれる空間を実現できます。グレーのソファやカーテン、クッションなどを導入することで、リラックスできる空間を演出できます。

4-2. 照明の工夫

適切な照明は、空間の印象を大きく変えます。明るく清潔感のある照明を選ぶことで、心理的な安心感を与えられます。

4-3. 植物を取り入れる

観葉植物などを置くことで、空気を浄化し、癒しの空間を演出できます。

5. 継続的なサポート

片付けが終わった後も、継続的なサポートが必要です。定期的に連絡を取り、生活状況を確認し、必要に応じて支援を提供しましょう。

まとめ

ゴミ屋敷問題は、一朝一夕に解決できるものではありません。専門家の協力を得ながら、段階的に、そして丁寧に、叔母さんと向き合っていくことが重要です。叔母さんへの愛情と、ご家族の皆様の協力が、解決への鍵となります。

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