ゴミ屋敷化した自宅、どうすれば改善できる?40代夫婦と小学生の子どものケース

ゴミ屋敷にしてしまう妻.どうにかしてきれいにする方法はないのでしょうか? 40台の夫婦で、小学生の子供2人います.現在マンションに住んでいますが、ゴミ屋敷になっています. ①片づけるように何度もいったり、言い過ぎるとだめなのかなと思ってしばらく言わなかったりしても結果は同様です. ②私が、かたづけるとものすごく怒ります.時に幼子をおいて2日以上とびだしてしました.自主性にまかしていると、8年以上悪化の一途をたどっています.震災の際、家に入れなくなったので、私がかたづけて、玄関、廊下、寝室、食堂等通れるようにしても、罵倒、邪魔がひどく、現在も居間は震災後のままで、テレビを買い換えられません.一度きれいにした場所ももうゴミ屋敷化しています. ③近くに住んでいる妻の両親に掃除するようお願いしましたが、笑って「すみませんね、言っときます」で、改善しません.一応両親の家のかなりひろいものものおきを提供していただきましたが、そこもすでに妻のものであふれています. ④一応、本人もかたずけの本をいっぱい買っているので、気にはしているようです. ⑤ゴミ屋敷でも私のものがそこにあるとものすごくおこり、なげつけて、ときにすてられます. ⑥一度業者にたのみましたが、途中で帰られてしまいました.私は仕事中で、詳細は、妻と妻の母しかしりません. ⑦つまの性格は、一見温厚そうですが、絶対にあやまりませんし、指示にも従わない人です.だまされました.ご飯も月に数回作る程度です.わたしとしては、結婚記念日、誕生日、夏休みなど、プレゼントや旅行などできるかぎり、良き夫、父親と努力しているつもりです.金銭面は、すべて私です.離婚もかんがえましたが、子供もあり、何か良い方法はないかと考えています.夏で、クラーのリモコンもとられてしまって、寝室もゴミで暑苦しく、私、ごどももつらい日々をおくっています.よいご助言をおねがいします.補足ADHD等疑い、心療内科、精神科にも受診させましたが、軽度の安定剤処方されるだけで、ほとんど変化なしです.医療機関は、原則として患者自身、他者に危害を加えない限り、入院の適用はないようです.診療の基本は、患者に話をさせて、医師が患者の意見をただ聞くというもので、改善はみられませんでした.当然と言えば、当然ですが.もちろん妻は、主治医の言うことも聞きませんが..

深刻なゴミ屋敷問題:解決への道筋

ご家庭の状況、大変お辛いですね。8年もの間、ゴミ屋敷状態が続き、ご家族の生活にも深刻な影響が出ているとのこと、ご心配申し上げます。妻の方のADHDの疑いもあるとのこと、専門機関への受診もされているにも関わらず改善が見られない状況、ご自身も相当なストレスを抱えていることと思います。

この問題を解決するためには、ご夫婦の問題としてではなく、家族全体の生活の質を向上させるという視点で取り組む必要があります。単に「片付ける」という行為だけでなく、根本的な原因を探り、段階的に解決していく戦略が必要です。

ステップ1:専門家の協力を得る

まず、専門家の力を借りることが不可欠です。これまでの精神科・心療内科での受診では効果がなかったとのことですが、アプローチ方法を変える必要があります。

1. 異なる専門家への相談

* **整理収納アドバイザー**: ゴミ屋敷状態の改善には、専門的な知識とスキルを持つ整理収納アドバイザーの協力を得ることが有効です。彼らは、片付けの技術だけでなく、クライアントの心理状態にも配慮しながら、段階的な片付けをサポートしてくれます。
* **臨床心理士・精神科医**: ADHDの診断や、妻の心理状態のより深い理解、そして適切な治療法の提案を得るために、別の専門家へのセカンドオピニオンを求めることをお勧めします。場合によっては、より専門的な治療が必要となる可能性があります。
* **家族療法士**: ご夫婦と子供たちの関係性を改善し、問題解決に向けて協力体制を築くために、家族療法士の介入も検討しましょう。家族療法士は、家族間のコミュニケーションを改善し、問題解決のための戦略を立てるお手伝いをします。

2. 専門家への相談方法

* 専門機関への問い合わせ:インターネット検索や地域の相談窓口などを利用して、適切な専門家を探しましょう。
* 友人・知人への相談:信頼できる友人や知人に相談し、専門家を紹介してもらうのも良い方法です。
* 医療機関への再受診:主治医に現状を詳しく説明し、治療方針の見直しを相談しましょう。

ステップ2:妻へのアプローチ方法の見直し

これまでの「片付けるように言う」というアプローチは、逆効果になっている可能性が高いです。妻の気持ちに寄り添い、協力体制を築くことが重要です。

1. 批判や命令ではなく、共感と協力を

「ゴミ屋敷は嫌だ」という感情を押し付けるのではなく、「一緒に快適な住まいを作りたい」という共通の目標を共有しましょう。妻の気持ちに寄り添い、彼女の苦労や不安を理解しようと努めることが大切です。

2. 小さな成功体験を積み重ねる

一気に片付けるのではなく、小さな目標を設定し、達成することで自信をつけさせることが重要です。例えば、「今日はこの引き出しを片付けよう」など、小さな目標から始め、成功体験を積み重ねることで、モチベーションを高められます。

3. 褒め、感謝する

少しでも片付けが進んだら、積極的に褒め、感謝の気持ちを伝えましょう。小さな努力でも、きちんと認めることで、彼女のやる気を高めることができます。

ステップ3:家族の生活環境の改善

ゴミ屋敷状態は、家族全体の生活の質を著しく低下させています。まずは、生活空間を少しでも改善することで、家族のストレスを軽減しましょう。

1. 安全確保

* ゴミの量が多い場合は、まず危険な箇所の片付けから始めましょう。
* 通路を確保し、安全に移動できる状態を作ることを最優先します。
* 専門家の協力を得ながら、安全にゴミの処理を進めましょう。

2. 子供たちの生活空間の確保

子供たちが安心して過ごせる空間を確保することが重要です。子供部屋を片付ける、または子供たちが安全に遊べるスペースを作るなど、子供たちの生活環境の改善に力を入れるべきです。

3. 冷暖房の確保

エアコンのリモコンが奪われているとのことですが、これは深刻な問題です。専門家の協力を得ながら、安全にエアコンを使用できる状態を作りましょう。

ステップ4:長期的な視点を持つ

ゴミ屋敷問題は、一朝一夕に解決できるものではありません。長期的な視点を持って、根気強く取り組むことが大切です。

1. 継続的なサポート

専門家のサポートを受けながら、継続的に片付けを進めていく必要があります。定期的な面談や、必要に応じて追加のサポートを受けることを検討しましょう。

2. 再発防止策

ゴミ屋敷状態を再発させないためには、妻の心理状態の改善、そして生活習慣の見直しが必要です。専門家のアドバイスを受けながら、再発防止策を講じましょう。

3. 家族会議

定期的に家族会議を行い、現状の共有、課題の発見、そして解決策の検討を行うことで、家族全体の意識を高め、協力体制を築くことができます。

まとめ

ゴミ屋敷問題は、ご家庭だけでなく、社会全体の問題でもあります。決して一人で抱え込まず、専門家の力を借りながら、一歩ずつ解決に向けて進んでいきましょう。ご家族の幸せを願っています。

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