ゴキブリの巣はどこにある?家の中の隠れ家と駆除対策

ゴキブリが家の中で出現した場合、必ずどこかに巣があると言いますが、どういったところにゴキブリは巣を作るのでしょうか?よく台所が多いと聞きますが、部屋の押入れなどにはあったりすのでしょうか?

ゴキブリの好む住処:湿気、餌、隠れ場所

ゴキブリは、生存に必要な「水」「餌」「隠れ場所」が揃った場所に巣を作ります。台所がゴキブリの巣としてよく挙げられるのは、これらの条件が揃いやすい場所だからです。しかし、台所以外にも、様々な場所に巣を作ることがあります。 ゴキブリの種類によっても好む場所が異なるため、注意が必要です。例えば、チャバネゴキブリは比較的乾燥した場所を好み、クロゴキブリは湿った場所を好む傾向があります。

ゴキブリが巣を作る可能性が高い場所

ゴキブリは、人の目に触れにくい、暗い、湿気の多い場所を好みます。具体的には、以下の場所が巣として選ばれる可能性が高いです。

キッチン

* シンク下:排水管の周辺は湿気が多く、食べこぼしなどの餌も残りやすいです。
* 冷蔵庫の裏:ホコリや食べこぼしが溜まりやすく、湿気もこもりやすいです。
* 食器棚:食べかすや油汚れなどが付着している可能性があります。
* コンロ周辺:油汚れや食べこぼしが多く、ゴキブリにとって魅力的な場所です。
* ゴミ箱周辺:生ゴミはゴキブリにとって格好の餌となります。

浴室

* 排水口:湿気が多く、餌となる汚れも溜まりやすいです。
* 洗面台下:配管の隙間などに潜む可能性があります。

その他の場所

* 押入れ:古くなった衣類や段ボール箱などがゴキブリの隠れ家になります。特に、湿気が多い場所や、食べ物が保管されている場合は注意が必要です。
* クローゼット:押入れと同様に、古くなった衣類や不用品が溜まっていると、ゴキブリの隠れ家となります。
* 壁の隙間:壁の小さな隙間や、配管の周りなどに巣を作ることがあります。
* 床下:湿気が多く、餌となるものが落ちている可能性があります。
* 天井裏:同様に湿気が多く、隠れ家として最適な場所です。

ゴキブリの巣を発見するためのチェックポイント

ゴキブリの巣を発見するには、日頃から注意深く観察することが重要です。以下のような点をチェックしてみましょう。

  • ゴキブリの糞:黒い粒状の糞は、ゴキブリの活動を示す重要なサインです。特に、糞が大量に発見された場合は、巣が近くに存在する可能性が高いです。
  • ゴキブリの卵鞘:茶色い米粒のような卵鞘を見つけたら、すぐに駆除が必要です。卵鞘から多くのゴキブリが孵化するため、早期発見が重要です。
  • ゴキブリの死骸:ゴキブリの死骸は、巣の近くに存在する可能性があります。死骸を発見したら、周辺を注意深く観察しましょう。
  • 異臭:ゴキブリ特有の臭いを感じたら、巣が近くに存在する可能性があります。臭いが強い場合は、大量のゴキブリがいる可能性も考えられます。
  • 湿気や汚れ:湿気が多く、汚れが溜まっている場所は、ゴキブリが好む場所です。これらの場所を重点的にチェックしましょう。

ゴキブリ駆除のプロに相談するメリット

ゴキブリの駆除は、自分で行うことも可能ですが、専門業者に依頼するメリットも大きいです。

  • 確実な駆除:専門業者は、ゴキブリの生態や習性について熟知しており、確実な駆除を行うことができます。自分で駆除を試みて失敗すると、かえってゴキブリが増えてしまう可能性もあります。
  • 再発防止:専門業者は、ゴキブリの発生源を特定し、再発防止策を講じてくれます。これにより、ゴキブリの再発生を防ぐことができます。
  • 安心安全:専門業者は、安全な薬剤を使用し、人体への影響を最小限に抑えて駆除を行います。自分で薬剤を使用する際には、使用方法を間違えると健康被害を受ける可能性があります。
  • 時間と労力の節約:ゴキブリの駆除は、時間と労力を要する作業です。専門業者に依頼することで、時間と労力を節約することができます。

インテリアとゴキブリ対策の両立

ゴキブリ対策は、インテリアにも影響します。例えば、ゴキブリが好む湿気を防ぐためには、換気を良くし、除湿機を使用するなど、インテリアの配置や工夫が必要です。また、収納スペースを整理整頓し、ゴキブリの隠れ家を作らないようにすることも重要です。

まとめ

ゴキブリの巣は、キッチンだけでなく、押入れやクローゼットなど、様々な場所に存在する可能性があります。ゴキブリを発見したら、すぐに駆除を行うとともに、発生源を特定し、再発防止策を講じる必要があります。 専門業者に相談することも有効な手段です。 清潔な環境を保ち、定期的な清掃、そして必要に応じて専門家の力を借りることで、快適なインテリア空間とゴキブリのいない安心な生活を手に入れましょう。

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