コーンスネークの繁殖と拒食:飼育に関するQ&A

チップ500枚。至急、困っています。ほんの少しでも知ってる、分かるという方でも、少しでも多くの回答をくれるとありがたいです。長文になりますが最後まで読んで下さい、お願い申し上げます。ヘビの繁殖の事です。 家ではコーンスネークを2匹飼っています。一匹拒食しています。今年で6歳、雄、雌それぞれ1匹でこの2匹は兄弟です。拒食しているのは雄の方です。こいつはこの時期に今までも拒食したことがあるのですがここまで長引いたのは初めてです。今日で1ヶ月間拒食しています。冬眠からのヘビの様子を説明します。まず3月、冬眠(期間は2ヵ月位)から目覚めさせました。冬眠用の潜れるウッドシェイブのケージから60cmのケージに移し(雄と雌は隣り合わせ)徐々に温度をあげて、3月の下旬に餌を食べるか試したところ、2匹とも元気よくフルアダルトマウス{冷凍ネズミ(ハツカネズミ)の1番大きいもの}に食らいつきました。その1週間後、2匹とも略同時に脱皮しました。そして、繁殖を狙う為、二匹を掛け合わせて交尾させました。そこから雌はガンガン餌を食べるのですが、雄は食べません。何かを探しているような感じなので、雌に反応しているから食べないのかと思い、両方の脱皮殻を取り、両方に布をかけました。それでも変わらず、雄と雌を離してみました(部屋は同じだが距離は遠い)。それでも食べず、慌ててしまって、拒食20日目でピンクマウスを3匹ほど強制給仕してしまいました。そして、拒食一ヵ月と一週間後に脱皮致しました。 拒食の原因は恐らく発情期によるものだと分かりました。コーンスネークの雄は発情期になると餌をあまり食べないらしいです。ここで質問です。 ※いくつかあるので回答できるものだけで結構です。一つしか回答できなくても全然全くかまいません。 一、皆さんの飼っているコーンスネーク(コーンスネークでなくても爬虫類なら参考になるかもしれないので可)の雄の発情期間を教えて下さい。 二、コーンスネークの繁殖の流れを教えて下さい(コーンスネークでなくても爬虫類なら参考になるかもしれないので可)特に雄や雌の状態や、行動を知りたいです。 三、この拒食の解決方法を教えて下さい。また、原因が発情期によるものかどうかの真偽を教えて下さい。 四、後数日で雌ヘビが産卵します。僕は兵庫県西宮市(甲子園球場がある所で、大阪に近い)に住んでいて、気温が五月10日現在二十四度前後なので卵の温度管理は外気温に任せても大丈夫でしょうか。 五、皆さんのコーンスネーク(コーンスネークでなくても爬虫類なら参考になるかもしれないので可)の卵の温度湿度管理、保存の仕方を詳しく教えて下さい。 以上で終わりです。補足ヘビが卵を産みました。検卵(キャンドリング)しても血管が見えないのは無精卵だからでしょうか?それとも数日たたないと見えないのでしょうか?色々とすいません。 ジャパンスネークセンターに問い合わせはもうしました。

1.コーンスネーク雄の発情期間

コーンスネークの雄の発情期間は、一般的に春から夏にかけての繁殖期にあたります。具体的な期間は個体差や飼育環境の温度によって変動しますが、3月から8月頃までと考えるのが妥当でしょう。 発情期には、雄は活発になり、雌を探し求める行動(求愛行動)が顕著になります。 飼育環境によっては、この期間が長引いたり、短くなったりすることもあります。 ご自身の飼育環境の温度や湿度を記録し、観察することで、より正確な発情期間を把握できるでしょう。

2.コーンスネークの繁殖の流れ

コーンスネークの繁殖は、以下の流れで行われます。

2-1. 冬眠明けと温度管理

冬眠明け後、徐々に温度を上げていき、ヘビの活性を高めます。適切な温度管理は繁殖成功の鍵となります。理想的な温度は24~28℃程度です。

2-2. 交尾

雄と雌を同じケージに入れ、交尾を促します。雌は受容的な状態になると、雄を受け入れる姿勢を示します。交尾は数回に渡って行われることが多く、数時間から数日に及ぶこともあります。

2-3. 妊娠と産卵

交尾後、雌は妊娠し、約2~3ヶ月後に産卵します。妊娠中は、十分な栄養補給が必要です。高タンパク質の餌を十分に与えましょう。

2-4. 産卵と卵の管理

雌は、安全で落ち着ける場所に産卵します。産卵場所には、湿らせたミズゴケやバーミキュライトなどを用意しましょう。産卵後は、卵をそっと元の場所に置いて、振動や衝撃を与えないように注意が必要です。

2-5. 孵化

卵は、約50~70日で孵化します。孵化温度は27~30℃が理想的です。

3.拒食の解決方法と原因

ご質問の雄の拒食について、発情期による可能性は高いです。しかし、他の原因も考えられるため、総合的に判断する必要があります。

3-1. 発情期以外の原因

* 寄生虫感染:糞便検査で確認が必要です。
* 病気:脱水症状、消化器系の問題など。獣医への診察が不可欠です。
* ストレス:飼育環境の変化、ケージの清掃など。
* 餌の好み:冷凍マウス以外の餌を試してみるのも良いでしょう。

3-2. 解決策

* 強制給餌は控えましょう:短期的には効果があるように見えますが、ヘビにストレスを与え、健康を害する可能性があります。
* 環境の見直し:隠れ家を増やす、温度と湿度を最適化する、ケージを清潔に保つなど。
* 獣医への相談:拒食が長引く場合は、爬虫類に詳しい獣医に相談しましょう。
* 餌の種類変更:冷凍マウス以外の餌(生きているマウス、ピンクマウスなど)を試してみましょう。
* 雄と雌を一時的に隔離:発情期によるストレス軽減のため、一時的に隔離するのも効果的です。

強制給餌は最終手段として、獣医師の指示に従って行いましょう。

4.卵の温度管理

兵庫県西宮市の5月10日の気温が24℃前後とのことですが、外気温に完全に任せるのはリスクが高いです。気温の変動が大きいため、卵の温度が適切に保たれない可能性があります。

インキュベーターの使用を強くお勧めします。インキュベーターを使用することで、最適な温度と湿度を維持し、孵化率を向上させることができます。

5.卵の温度湿度管理と保存方法

卵の温度管理には、インキュベーターが必須です。温度は27~30℃、湿度は80~90%を維持することが重要です。

5-1. インキュベーターの設定

インキュベーターに、ミズゴケやパーライトなどの保湿材を敷き詰め、卵を優しく置きます。定期的に湿度を測定し、必要に応じて加湿します。

5-2. 検卵

検卵は、産卵後数日経ってから行うのが適切です。すぐに血管が見えないからといって、無精卵とは断定できません。数日後にもう一度確認しましょう。

5-3. 孵化後の管理

孵化した幼蛇は、適切な温度と湿度を保ったケージで飼育します。小さいうちは、小さな昆虫などを餌として与えます。

6.無精卵について

検卵で血管が見えない場合、無精卵の可能性が高いです。しかし、産卵直後は血管が確認できない場合もあるため、数日後に再度検卵することをお勧めします。

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