コーギーとの多頭飼育と犬小屋選び:犬嫌いの家族と暮らすための工夫

近々、コーギーと一緒に暮らしたいと思っています。しかし、母親が犬嫌いの為、室内での生活は難しそうです。そこで、私の外出中(仕事で朝8時頃~夜8時過ぎまで)は、屋外に、私が家に居る間は私の部屋に入れてあげたいと思っています。日中の朝~夜まで、外にリード等で繋いでおくのは良くないのでしょうか?また、このような生活の仕方はコーギーにとって、大丈夫なのでしょうか?ちなみに、土日などの休みの日には室内に入れてあげたり一緒に遊びに行ったりしようと考えています。どうか詳しい方、優しい方、回答をお願いいたします。

コーギーと暮らすための環境整備:屋外飼育の可否と注意点

コーギーと暮らすことを検討されているとのこと、楽しみですね!しかし、ご家族の事情から、日中の屋外飼育を検討されているとのこと、いくつか重要な点を考慮する必要があります。結論から言うと、日中12時間もの間、リードで繋いでおくのはコーギーにとって適切な飼育方法ではありません。

屋外飼育の問題点

* ストレスの蓄積: コーギーは活発な犬種です。狭い空間で長時間拘束されると、ストレスが蓄積し、吠えたり、無駄吠えしたり、破壊行動を起こしたりする可能性があります。これは、犬の精神的な健康に悪影響を与え、咬傷事故のリスクも高まります。
* 暑さ・寒さ対策: 日本は四季のある国です。夏場の直射日光や冬場の寒さからコーギーを守るための適切な設備が必要です。犬小屋は、通気性が良く、雨風をしのげる構造である必要があります。適切な温度管理ができないと、熱中症や凍傷のリスクがあります。
* 安全性: 他の動物からの攻撃や、脱走の可能性、事故など、屋外飼育には様々なリスクが伴います。しっかりとした柵や、安全な犬小屋が必要になります。
* 社会化不足: 長時間屋外で過ごすことで、人間や他の犬との社会化が不足する可能性があります。これは、将来的な問題行動につながる可能性があります。

代替案:室内での生活を検討する

ご家族が犬嫌いとのことですが、まずは母親の方とじっくり話し合うことが重要です。犬との生活を理解してもらうために、コーギーの可愛らしい写真や動画を見せたり、実際にコーギーと触れ合える機会を設けたりするのも良い方法です。

もし、完全な室内飼育が難しい場合でも、以下のような工夫で、犬と家族が共存できる環境を作ることを検討してみましょう。

* 犬専用のスペースを作る: ご自身の部屋だけでなく、リビングなどに犬が自由に過ごせる、落ち着けるスペースを確保します。犬用ベッド、おもちゃ、トイレなどを配置し、快適な空間を作ることが大切です。
* ケージトレーニング: ケージは、犬にとって安全で安心できる場所になります。外出時や、家族が犬と接するのが難しい時間帯は、ケージで過ごさせることを検討してみましょう。ただし、ケージは閉じ込めるための場所ではなく、犬が自由に出し入れできる「安全な部屋」として捉えることが大切です。
* しつけ: 基本的なしつけ(トイレトレーニング、無駄吠えの抑制など)を徹底することで、家族との共存がよりスムーズになります。プロのドッグトレーナーに相談するのも良いでしょう。
* アレルギー対策: 犬のアレルギーが原因で、家族が嫌悪感を抱いている可能性もあります。定期的な掃除、空気清浄機の設置、犬用シャンプーの選択など、アレルギー対策を徹底することで、改善できる可能性があります。
* 家族とのコミュニケーション: 犬との生活を始める前に、家族全員で話し合い、ルールを決め、責任分担を明確にすることが重要です。

コーギーに最適な犬小屋選び:素材・サイズ・機能

もし、どうしても屋外飼育が必要な場合、適切な犬小屋を用意することが不可欠です。

犬小屋を選ぶ際のポイント

* サイズ: コーギーが自由に寝返りを打て、立ち上がって伸びをすることができる広さが必要です。
* 素材: 防水性、保温性、通気性の良い素材を選びましょう。木製、プラスチック製など様々な素材がありますが、それぞれのメリット・デメリットを理解した上で選びましょう。
* 機能: 床は滑りにくい素材、屋根は雨風をしっかり防ぐ構造であることが重要です。夏場は熱中症対策として、日陰になる場所や通気口の設置も考慮しましょう。
* 設置場所: 直射日光が当たらない、風通しの良い場所を選びましょう。地面が濡れないように、少し高台に設置するのも良いでしょう。

おすすめの犬小屋の種類

* 木製犬小屋: 保温性が高く、冬場でも暖かく過ごせます。ただし、定期的なメンテナンスが必要です。
* プラスチック製犬小屋: 軽量で掃除がしやすいのが特徴です。耐久性も高く、価格も比較的安価です。
* ペットハウス(室内用): 室内での使用を想定したハウスです。屋外で使用する場合、防水性や保温性を考慮したものを選びましょう。

専門家の意見:獣医師のアドバイス

獣医師の意見を参考にすると、日中12時間もの間、リードで繋いでおくことは、コーギーの健康と精神状態に悪影響を与える可能性が高いとされています。 長時間単独で過ごすことで、分離不安やストレス関連疾患を発症するリスクも高まります。

まとめ:コーギーとの幸せな生活のために

コーギーとの幸せな生活を送るためには、犬の気持ちに寄り添い、適切な環境を用意することが重要です。ご家族との話し合いを通して、コーギーにとって最適な飼育方法を見つけることが大切です。もし、飼育方法に迷う場合は、獣医師や動物行動学の専門家などに相談することをお勧めします。

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