コンセントの増設は本当に必要?数と配置、電気代の疑問を解決!

コンセントのつけすぎもあまりよくないのでしょうか? コンセントはいっぱいあったほうがよいと聞いていたのでつけまくりました。 結果 リビング10か所 TV裏には3口x3 ダイニング2か所 カップボード内に3か所 冷蔵庫、電子レンジ用 寝室10畳で10か所() 和室、子供部屋 6畳で6か所+エアコン用1か所 廊下や玄関 バルコニー 家の外などもぬかりなくコンセントを付け天井裏や洗面所にも追加しときました。 金額は全部で3万位だったので問題ないのですがあまりつけすぎると不都合ってあるのでしょうか? 使わなければコンセントが多いからって電気代は変わりませんよね? コンセントが多いので電気屋は分電盤を26回路に変えると言ってました。 金額は数千円の違いです。

コンセントの増設:多すぎる場合のデメリットと適切な数

コンセントをたくさん設置することは、一見便利そうですが、実はデメリットも存在します。質問者様のように、リビング10か所、寝室10か所など、非常に多くのコンセントを増設されたとのことですが、これは本当に必要だった数でしょうか? 3万円という費用は決して安くはありません。増設したコンセントを全て使用している状況であれば問題ありませんが、未使用のコンセントが多い場合は、費用対効果の観点から見直す必要があるかもしれません。

コンセントが多すぎることによるデメリット

* 見た目への影響: コンセントが目立つと、インテリアの美観を損なう可能性があります。特に、壁面に多くのコンセントが集中していると、ごちゃごちゃとした印象を与えてしまいます。特に、すっきりとしたデザインを好む、ミニマルや北欧風などのインテリアスタイルには不向きです。
* 施工コストの増加: コンセントを増やすほど、電気工事の費用は高くなります。質問者様のケースでは3万円とのことですが、必要以上に増設した分、無駄なコストが発生している可能性があります。
* 配線トラブルのリスク: コンセントが多すぎると、配線が複雑になり、ショートや火災などのリスクが高まる可能性があります。
* 分電盤の容量不足: 多くのコンセントを使用すると、分電盤の容量を超えてしまう可能性があります。質問者様のように、26回路への変更が必要になったのは、まさにこの問題です。
* 不要な工事による時間と労力のロス: 計画性の無い増設は、後々の修正や変更に繋がることがあります。

コンセントの適切な数は?

コンセントの適切な数は、部屋の広さ、用途、使用する家電の数によって異なります。一般的には、1部屋あたり5~7個程度が目安とされています。しかし、これはあくまで目安であり、実際にはもっと多くのコンセントが必要な場合もあります。例えば、パソコンやゲーム機、テレビ、照明、充電器など、多くの家電を使用するリビングルームでは、10個以上のコンセントが必要となることもあります。

重要なのは、将来的な使用状況も考慮することです。今後、新しい家電を購入したり、家族構成が変わったりする可能性も考慮して、余裕を持った数を確保することが大切です。

コンセントの配置とインテリアとの調和

コンセントの配置は、インテリアデザインにも大きく影響します。

コンセントの配置を考えるポイント

* 家具の配置: ソファ、ベッド、テレビボードなどの家具の配置を事前に計画し、コンセントの位置を決定します。家具の後ろにコンセントがあると、コードが隠せて見た目もすっきりします。
* 家電の使用頻度: 頻繁に使用する家電の近くにコンセントを設置することで、使い勝手が向上します。
* デザイン性: コンセントカバーのデザインにもこだわると、インテリアのアクセントになります。様々なデザインや色のカバーが市販されているので、お部屋の雰囲気に合わせて選んでみましょう。
* 目立たない配置: コンセントが目立たないように、家具の後ろや壁の隅などに設置するのも一つの方法です。

インテリアスタイルに合わせたコンセントの工夫

* 北欧風インテリア: シンプルで機能的なデザインのコンセントカバーを選び、目立たないように設置しましょう。
* モダンインテリア: スタイリッシュなデザインのコンセントカバーや、埋め込み式のコンセントを採用することで、洗練された空間を演出できます。
* ナチュラルインテリア: 木製のコンセントカバーや、自然素材を使ったカバーを選ぶことで、温かみのある空間を演出できます。

電気代への影響と省エネ対策

コンセントの数が多いからといって、電気代が高くなるわけではありません。使用していないコンセントは電気代に影響しません。しかし、コンセントから電源を供給している家電の使用状況は電気代に直結します。

省エネ対策

* 節電意識を高める: 不要な家電の電源を切る、こまめな消灯を心がけるなど、節電意識を高めることが重要です。
* 省エネ家電の導入: 省エネ性能の高い家電を選ぶことで、電気代の節約につながります。
* スマートプラグの活用: スマートプラグを使用することで、家電の電源を遠隔操作したり、タイマー機能で自動的に電源をオフにしたりすることができます。

専門家(電気工事士)の意見

電気工事士の視点から見ると、質問者様のコンセントの数は多すぎる可能性があります。確かに、将来的なことを考慮して余裕を持たせることは重要ですが、必要以上に増やすと、コストがかかるだけでなく、配線トラブルのリスクも高まります。

適切なコンセントの数は、生活スタイルや使用する家電によって異なります。専門家に相談することで、最適な数のコンセントと配置を提案してもらうことができます。

まとめ

コンセントの増設は、生活の利便性を高める一方で、コストやデザイン、安全性などの問題も考慮する必要があります。必要以上に増設するのではなく、将来的な使用状況を予測し、適切な数と配置を計画することが重要です。 インテリアデザインとの調和も意識し、省エネ対策も併せて行うことで、快適で効率的な住空間を実現しましょう。

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