主ブレーカーを落としても感電する?その原因を探る
ご心配な状況ですね。新築住宅で、主ブレーカーを落とした後も感電のような症状が続くとのこと、非常に不安になりますよね。結論から言うと、主ブレーカーを落としても、感電のような症状が続くことはありえます。その原因をいくつか考えてみましょう。
1. 漏電の可能性:
主ブレーカーを落としても感電する原因として、まず考えられるのは漏電です。漏電とは、電線が劣化したり、絶縁体が破損したりすることで、本来流れてはいけないところに電気が漏れる現象です。「ジー」という音や火花は、漏電の兆候と考えられます。主ブレーカーを落とした後も感電を感じるのは、漏電箇所が主ブレーカーよりも前にある、あるいは、アース線に問題があり、漏電電流がアース線を通らずに建物に回り込んでいる可能性があります。 新築住宅であっても、施工不良や経年劣化で漏電が発生する可能性はゼロではありません。
2. 浮遊電位:
もう一つの可能性として、浮遊電位が考えられます。これは、地中などに埋設されている金属管や配管などに、何らかの原因で電位が発生し、建物内の金属部分に影響を与える現象です。特に、外からの引込み線があなたの部屋の壁裏にあるという状況は、浮遊電位の影響を受けやすい可能性があります。金属製のベッドを使用していることも、この影響を受けやすくする要因となります。
3. 近隣の電磁波の影響:
可能性は低いですが、近隣の電磁波が影響している可能性も考えられます。高圧線や変電所などが近くにある場合、電磁波の影響で微弱な電流が流れて、感電のような感覚を生じる可能性があります。
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4. 薬の副作用:
ご自身で指摘されているように、服用されている薬の副作用の可能性も否定できません。心臓・腎臓の疾患と薬の変更がほぼ同時期に起こっていることから、医師に相談することが非常に重要です。医師に症状を詳しく説明し、薬の副作用の可能性について確認してもらいましょう。
具体的な対処法と専門家への相談
まずは、ご自身の安全を確保することが最優先です。以下のステップで対処しましょう。
1. 専門業者への連絡:
電気工事士や住宅設備業者にすぐに連絡しましょう。感電症状を詳しく説明し、状況を正確に伝え、早急な点検を依頼することが重要です。彼らは適切な測定器を用いて漏電や浮遊電位などを確認し、原因を特定してくれます。
2. 金属製ベッドからの距離を置く:
専門家の到着まで、金属製のベッドから離れて寝ることを検討しましょう。床や壁にも触れないように注意してください。 畳やカーペットの上で寝る、または、木の床に直接寝転がるなど、工夫してみましょう。
3. コンセントの使用を最小限に:
専門家の点検までは、コンセントの使用を最小限に抑えましょう。特に、感電症状を感じたコンセントは使用を避けてください。
4. 医師への相談:
感電症状と同時に、薬の副作用の可能性も医師に相談しましょう。医師は、症状と薬の関係性を判断し、必要に応じて薬の変更や他の治療法を提案してくれるでしょう。
漏電の予防と安全対策
将来的な漏電防止のため、以下の対策を検討してみましょう。
1. 定期的な電気設備の点検:
古い配線や劣化しているコンセントは、漏電の原因となります。定期的な電気設備の点検を行い、早期に問題を発見し、修理することが重要です。
2. 漏電遮断機の設置確認:
漏電遮断機は、漏電を検知して電気を自動的に遮断する安全装置です。設置されていることを確認し、正常に作動しているか定期的に確認しましょう。
3. アース工事の確認:
アース工事は、漏電電流を安全に大地に逃がすための重要な工事です。適切なアース工事が行われているか確認しましょう。
まとめ:安心できる住まいを守るために
新築住宅であっても、漏電などのトラブルは起こり得ます。少しでも異常を感じたら、すぐに専門業者に連絡し、原因究明と対策を行うことが重要です。また、ご自身の健康状態についても医師に相談し、安心安全な生活を取り戻しましょう。 ご自身の健康と安全を第一に考え、迅速な対応を心がけてください。