コンクリート壁への壁紙貼りは可能!高校生でもできる簡単DIY

コンクリートの壁に壁紙を貼りたいです。 高3でいま 自分の部屋の壁(コンクリート)に壁紙を貼ろうと考えています。 親に聞いたら、コンクリートは難しいと言っていたのですがどなたか、初心者に優しく教えてください。 ・壁紙の種類(厚さなど) ・塗りかた など教えてください

コンクリート壁への壁紙貼り:準備から完成まで徹底解説

コンクリート壁に壁紙を貼ることは、DIY初心者にとって少しハードルが高く感じるかもしれませんが、適切な手順と材料を選べば、高校生でも十分に可能です!この記事では、コンクリート壁への壁紙貼りを成功させるための具体的な方法を、初心者にも分かりやすく解説します。親御さんの心配を払拭し、自分らしい部屋づくりを実現しましょう。

1. 壁紙の種類選び:コンクリート壁に適した壁紙とは?

コンクリート壁に壁紙を貼る際には、壁紙の種類選びが非常に重要です。通常の壁紙では、コンクリートの凸凹や吸水性によって綺麗に貼れない、剥がれやすいなどの問題が発生する可能性があります。そこで、以下の点を考慮して壁紙を選びましょう。

1-1 厚さ:下地を隠すための厚みが必要

コンクリート壁は、表面が粗く、凸凹していることが多いです。そのため、薄い壁紙では下地の凹凸が透けて見えたり、綺麗に仕上がらなかったりします。厚手の壁紙を選ぶことで、下地の凸凹を隠して、綺麗に仕上がります。特に、不織布壁紙は厚みがあり、貼りやすく、剥がしやすいのでおすすめです。

1-2 素材:耐久性と貼りやすさを考慮

* 不織布壁紙:厚みがあり、初心者でも貼りやすいのが特徴です。伸縮性があり、多少の壁の歪みにも対応できます。また、剥がす際も比較的容易です。
* ビニール壁紙:比較的安価で種類が豊富です。ただし、不織布壁紙に比べて薄いため、コンクリートの凹凸が目立ちやすい可能性があります。下地処理をしっかり行う必要があります。
* レンガ調壁紙:コンクリートの質感を活かしたい場合に最適です。厚みのあるものを選びましょう。

1-3 接着力:しっかり密着する壁紙を選ぶ

コンクリートは吸水性があるため、壁紙の接着力が弱いと剥がれやすくなります。強力な糊を使用するか、接着力の強い壁紙を選びましょう。パッケージに「コンクリート対応」と記載されているものがあれば安心です。

2. 下地処理:コンクリート壁の表面を整える

壁紙を綺麗に貼るためには、下地処理が不可欠です。コンクリート壁は、埃や汚れ、油分が付着している可能性があります。これらをしっかり除去することで、壁紙の密着性を高め、剥がれを防ぎます。

2-1 清掃:汚れや埃を取り除く

まず、壁面を丁寧に掃除機で清掃し、埃を取り除きます。その後、中性洗剤を薄めた水で汚れを拭き取ります。油分が付着している場合は、油汚れ専用の洗剤を使用しましょう。完全に乾燥させてから次の工程に進みます。

2-2 凹凸の補修:パテで平滑にする

コンクリート壁に大きな穴や凹凸がある場合は、パテを使って補修します。パテを塗り、乾燥させてから、サンドペーパーで平滑に研磨します。この工程を丁寧にやることで、仕上がりが大きく変わってきます。

2-3 下塗り:プライマーで吸水性を抑える

コンクリートは吸水性が高いため、壁紙の糊を吸い取ってしまい、剥がれやすくなる可能性があります。そこで、壁紙用のプライマーを塗布することで、吸水性を抑え、壁紙の接着性を高めます。プライマーはホームセンターなどで手軽に購入できます。

3. 壁紙の貼り方:初心者でもできる手順

下地処理が完了したら、いよいよ壁紙を貼っていきます。焦らず、丁寧に作業を進めましょう。

3-1 壁紙のカット:寸法を正確に測る

壁面の寸法を正確に測り、それに合わせて壁紙をカットします。少し余裕を持ってカットしておくと、貼り付けやすくなります。

3-2 糊付け:均一に糊を塗布する

不織布壁紙の場合は、壁に直接糊を塗布する直接糊付けが一般的です。ビニール壁紙の場合は、壁紙の裏面に糊を塗布します。糊は、ローラーを使って均一に塗布しましょう。

3-3 貼り付け:気泡が入らないように注意する

壁紙の上部から貼り付け、ヘラやローラーを使って空気を抜きながら丁寧に貼り付けていきます。中央から外側に向かって空気を抜くようにすると、気泡が入りにくいです。

3-4 余分な部分のカット:カッターで綺麗に切る

貼り終えたら、余分な部分をカッターで綺麗にカットします。

4. 完成後の注意点:耐久性を高める工夫

壁紙を貼って完成したら、その後のケアも大切です。

* 直射日光を避ける:直射日光が長時間当たる場所に貼ると、壁紙が変色したり、劣化したりする可能性があります。
* 定期的な清掃:埃や汚れが付着したら、柔らかい布で優しく拭き取ります。
* 湿気の多い場所を避ける:湿気が多い場所ではカビが発生する可能性があります。換気をしっかり行い、湿度を調整しましょう。

5. 専門家への相談:不安な場合はプロに依頼

DIYに自信がない場合や、複雑な作業が必要な場合は、専門業者に依頼することも検討しましょう。専門業者であれば、綺麗に、そして確実に壁紙を貼ることができます。費用はかかりますが、安心感を得られます。

まとめ:自分らしい空間を創造しよう

コンクリート壁への壁紙貼りは、適切な準備と手順を踏めば、初心者でも十分に可能です。この記事を参考に、自分らしい空間を創造し、快適な部屋づくりを実現してください。

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