コリドラスパンダの連続死の原因と対策:60cm水槽での事例と改善策

コリドラスパンダの連続死について。60センチ水槽、上部フィルター、底砂は大磯砂利?の水草水槽。グッピー五匹と稚魚うじゃうじゃ。オトシンクルス二匹。ミナミヌマエビ9匹。コリドラスパンダ9匹。水換えは週一回、砂利メインで三分の一。夏なので無加温、部屋でクーラー常に回して水温は28度程度を維持していますが時々変動しています。一度、背景に使ってた水草を20本程抜いて、しかも不注意で一日で水温3℃程変動させてしまい、そこから調子を崩し、日に日にコリドラスパンダが減っていき、今や4匹です…>_<…ちょこちょこミナミヌマエビも☆になっています。パンダの☆の状態は、水槽の全面ですでに事切れているのが最初な二匹。あとはバランスがとれないでフラフラしていて、でもエサはモフモフ。そんなこんなでしばらくして☆。一匹は行方不明。最後の一匹はぐるぐるひっくり返りながら最後は狂ったように泳いで☆。生き残った四匹はエサも食べますが、ちょっと背びれが溶けているような。。。巷で噂のパンダ病でしょうか?原因と対策を教えてください。よろしくお願いしますm(_ _)m

コリドラスパンダの大量死:原因の特定と対策

ご質問ありがとうございます。コリドラスパンダの大量死、大変お辛い状況ですね。状況から考えられる原因と、具体的な対策をステップごとに解説します。

1. 急激な水質変化と水温変化

水草の大量撤去と急激な水温変化(3℃)は、コリドラスパンダにとって大きなストレスとなり、免疫力の低下を招いた可能性が高いです。コリドラスは水質の変化に非常に敏感な魚です。特に、アンモニアや亜硝酸塩などの有害物質の急増は、彼らの健康に深刻な影響を与えます。水草は水質浄化に重要な役割を果たしているため、大量に抜いたことで水質バランスが崩れた可能性があります。

2. 水温の不安定さ

28度という水温は、コリドラスパンダにとってやや高温です。さらに、クーラー使用による水温の変動もストレス要因となります。理想的な水温は24~26度と言われています。

3. 病気(パンダ病の可能性)

「パンダ病」と呼ばれる症状は、コリドラスにみられる様々な病気の総称です。症状は様々ですが、背びれの溶ける症状は細菌感染の可能性を示唆しています。

4. その他要因

* 過密飼育:グッピーの稚魚が多数いる状況は、水質悪化を招きやすいです。
* 餌の与えすぎ:残餌による水質悪化にも注意が必要です。
* フィルターの能力:60cm水槽に対して、上部フィルターの能力が不足している可能性も考えられます。

具体的な対策と改善策

1. 水質の改善

* 水換えの頻度と量を増やす:週に2回、水槽の水の1/3を交換しましょう。
* 水質検査キットの使用:アンモニア、亜硝酸塩、硝酸塩の値を定期的にチェックし、異常があれば適切な対策を講じましょう。
* バクテリアの増殖:フィルターの能力を高めるために、ろ材を増やすか、外部フィルターへの交換を検討しましょう。
* 底床の掃除:大磯砂利は汚れが溜まりやすいので、定期的に掃除機などで汚れを取り除きましょう。
* 活性炭の使用:一時的に活性炭を使用し、水質を安定させることも有効です。

2. 水温管理の徹底

* 水温計の設置:複数箇所に水温計を設置し、正確な水温を把握しましょう。
* クーラーの設定を見直す:水温が安定するように、クーラーの設定を調整しましょう。
* 室温管理:クーラーだけでなく、室温そのものを安定させることも重要です。

3. 病気への対応

* 専門医への相談:コリドラスの専門医に相談し、適切な治療薬を使用しましょう。
* 隔離治療:病気の個体は他の魚から隔離し、治療に専念させましょう。
* 薬浴:専門医の指示に従って、適切な薬浴を行いましょう。

4. その他の改善策

* 過密飼育の解消:グッピーの稚魚を減らすか、より大きな水槽への移行を検討しましょう。
* 餌の量を調整:コリドラスが数分で食べきれる量にしましょう。残餌はすぐに取り除きましょう。
* フィルターの清掃:定期的にフィルターを清掃し、ろ過能力を維持しましょう。

5. 今後の予防策

* 水質変化への配慮:水草の追加や撤去は、徐々に、少しずつ行いましょう。
* 水温の安定:室温管理とクーラーの設定を調整し、水温の変動を最小限に抑えましょう。
* 定期的なメンテナンス:水換え、底床掃除、フィルター清掃など、定期的なメンテナンスを徹底しましょう。

専門家の視点

熱帯魚飼育に詳しい専門家によると、コリドラスパンダの大量死は、複数の要因が重なった結果である可能性が高いです。特に、急激な水質変化と水温変化は、免疫力の低下を招き、病気にかかりやすくなります。適切な水質管理と水温管理、そして定期的なメンテナンスが、コリドラスパンダの健康維持には不可欠です。

まとめ

コリドラスパンダの大量死は、非常に悲しい出来事ですが、適切な対策を行うことで、残りの個体を救い、今後の飼育を改善することができます。上記の対策を一つずつ実行し、健康な水槽環境を維持しましょう。

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