コトブキパワーボックスSV9000の騒音問題:原因と解決策

コトブキのパワーボックスSV9000というのを購入しました。今まで上部式濾過装置しか使った事がなかったのですが、確かに濾過能力は抜群です。しかし、騒音が気になります。隣の部屋で寝ているのですが、ドアーを開けたままにしておくと、気になって眠れないほどです。パワーボックスとはそういうものなのでしょうか?それとも初期不良でメーカーに問い合わせした方がいいのでしょうか?エンペラーの軸がぶれているような音がします。水量などは正常だと思います。どなたか、パワーボックスの事に詳しい方、教えていただけませんか?よろしくお願いします。補足音の表現が難しいのですがグ~~~ンと言う音の中にカラカラ音も混じっているような・・・振動音が聞こえます。

コトブキパワーボックスSV9000の騒音トラブル:原因究明から解決策まで

コトブキパワーボックスSV9000は、高い濾過能力を持つ人気の外部式フィルターですが、設置場所によっては騒音が気になる場合があります。 「グーン」という低音と「カラカラ」という高音が混じった振動音は、いくつかの原因が考えられます。 本記事では、その原因を特定し、騒音を軽減するための具体的な対策を解説します。 快適なアクアリウムライフを送るために、ぜひ最後まで読んでみてください。

騒音の原因を特定するステップ

パワーボックスSV9000の騒音は、必ずしも初期不良とは限りません。 まずは以下の手順で、騒音の原因を特定しましょう。

1. 音源の特定

* モーター部分の確認: 「グーン」という低音は、モーターの稼働音です。 モーター本体に耳を近づけ、異音がないか確認しましょう。 異臭や発熱も確認してください。
* インペラー(エンペラー)の確認: 「カラカラ」という音は、インペラーの軸がぶれている、異物が挟まっている、摩耗しているなどが考えられます。 フィルターを分解し、インペラーの回転を確認しましょう。 軸のブレや異物がないか、丁寧にチェックしてください。 摩耗している場合は交換が必要です。
* ホースや配管の確認: ホースや配管が水槽やフィルター本体に接触し、振動音が発生している可能性があります。 ホースバンドが緩んでいないか、配管の位置を調整して、接触がないか確認しましょう。
* 設置場所の確認: フィルター本体が不安定な場所に設置されていると、振動が大きくなります。 設置場所を安定した場所に変更し、フィルター本体が揺れないように工夫しましょう。 例えば、ゴムマットなどを敷いて振動を吸収するのも効果的です。
* 水槽との接続部の確認: 水槽とフィルターを接続する部分に隙間があると、振動が伝わりやすくなります。 接続部をしっかり固定し、隙間がないか確認しましょう。

2. 環境要因の確認

* 設置場所の材質: フィルターを置く場所の材質(木、コンクリートなど)によって振動の伝わり方が変わります。 硬い材質の場所では振動が伝わりやすいため、柔らかい素材のマットなどを敷くことで振動を軽減できます。
* 周囲の環境: 周囲に共鳴しやすい物(例えば、空洞のある家具)がないか確認しましょう。 共鳴によって音が大きくなっている可能性があります。

騒音対策:実践的なアドバイス

騒音の原因が特定できたら、以下の対策を試してみましょう。

1. インペラーの交換

インペラーの軸がぶれている、摩耗している、異物が挟まっている場合は、交換が必要です。 コトブキのホームページや販売店から、交換用のインペラーを入手できます。 交換手順は、取扱説明書をよく読んでから行ってください。 交換後も騒音が続く場合は、他の原因も考えられます。

2. 設置場所の変更

フィルターを安定した場所に設置し直しましょう。 可能であれば、水槽から離れた場所に設置することで、騒音の伝達を軽減できます。 また、ゴムマットや防振材を使用することで、振動を吸収し、騒音を低減できます。 ホームセンターなどで手軽に購入できます。

3. ホースの固定

ホースが水槽やフィルター本体に接触している場合は、ホースバンドを締め直したり、ホースクリップを使用したりして、しっかりと固定しましょう。 ホースのたるみがないように、適切な長さで設置することが重要です。

4. 吸音材の利用

フィルター本体を吸音材で覆うことで、騒音を軽減できます。 ホームセンターなどで売られている防音シートや、厚手のタオルなどを利用できます。 ただし、吸音材を使用する際は、フィルターの通気性を確保し、熱がこもらないように注意しましょう。

5. 複数台のフィルターの使用

騒音がどうしても気になる場合は、フィルターを複数台使用し、それぞれのフィルターの稼働時間を短くすることで、騒音を分散させることができます。 ただし、水槽のサイズや魚の量に合わせて、適切なフィルターを選定する必要があります。

6. 専門家への相談

上記の対策を試しても騒音が改善しない場合は、アクアリウム専門店で相談してみましょう。 専門家は、原因を特定し、適切な解決策を提案してくれます。 また、コトブキのメーカーに問い合わせるのも有効な手段です。

専門家の視点:騒音トラブルの予防

アクアリウム専門家によると、外部式フィルターの騒音トラブルは、適切な設置とメンテナンスによって予防できることが多いとのことです。 購入前に、フィルターのサイズや性能を水槽のサイズや魚の量に合わせて適切に選ぶことが重要です。 また、定期的なメンテナンス(インペラーの清掃や交換など)を行うことで、騒音トラブルを未然に防ぐことができます。

まとめ

コトブキパワーボックスSV9000の騒音問題は、様々な原因が考えられます。 本記事で紹介した手順に従って原因を特定し、適切な対策を行うことで、騒音を軽減し、快適なアクアリウムライフを送ることが可能です。 それでも改善しない場合は、専門家への相談を検討しましょう。

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