コザクラインコの飼育とセキセイインコとの多頭飼育:鳴き声対策と慣らし方

1ヶ月半のコザクラインコについて はじめまして、閲覧ありがとうございます 四日前にコザクラインコの中雛?コザクラインコを購入しました。一つの籠に複数のセキセイインコと一匹のコザクラインコが紛れ込んでいたので気になりお迎えしたのですが…札に手乗りと書いてあって話しによるととっても慣れるよ!と聞いたのですが凄まじく手を嫌っています。顔を近づけは平気なようです。 先住のセキセイインコがいるのですが呼び鳴きしてしまい1日うるさく感じでいます…隣に兄の部屋があるのですがカンカンに怒っていてとても怖くどうしたらいいのか。 羽は完全にそろっていてかなり飛べています…本当に1ヶ月半?なのかとても疑問に感じます。 これから慣れてくれるのかとても不安です… 家族からは返品して幼い雛を育てれば?と言いますがそのような返品はできませんよね?父は昔複数鳥を飼っていた時期があり「こりゃぁ慣れないな…観賞用だな」と言い、購入する前はセキセイインコと凄く仲良しそうだったので可哀想な事をしてしまったと後悔でいっぱいです。 どうしたらよいのかアドバイスをいただけないでしょうか? 長い文失礼致しました。

コザクラインコを迎えての不安:年齢と馴化について

コザクラインコを新しい家族に迎え入れ、鳴き声や人への警戒心、年齢の正確性など、様々な不安を抱えているとのこと、お気持ちお察しします。まずは、一つずつ解決策を探っていきましょう。

コザクラインコの年齢について

「1ヶ月半」という記述に疑問を感じているとのことですが、販売店の情報が必ずしも正確とは限りません。羽が完全に生え揃い、飛べる状態であれば、1ヶ月半よりは少し成長している可能性が高いです。正確な年齢を知ることは難しいですが、すでに自立した行動をとれる年齢であることは間違いありません。 無理に年齢を特定しようとするよりも、現在の状態に合わせた飼育方法を検討することが重要です。

手乗りへの馴化:焦らず、根気強く

コザクラインコが手を嫌がるのは、まだ新しい環境に慣れていない、もしくは過去の経験(販売店での扱いなど)から警戒心を抱いている可能性があります。 いきなり手を近づけるのではなく、まずは存在を認識させることから始めましょう。

  • 距離を保つ:ケージの前に座り、静かに話しかけたり、鳥が好きな歌を歌ったりします。数日間はこの段階を続けましょう。
  • おやつで誘導:お気に入りの餌(粟穂など)を指先に乗せて、鳥が自ら近づいてくるのを待ちます。無理強いは厳禁です。
  • 時間をかける:馴化には時間がかかります。焦らず、毎日少しずつ時間をかけ、鳥との信頼関係を築くことが大切です。数週間、数ヶ月かかる場合もあります。
  • 安全な空間を確保:鳥が安全だと感じられる場所(ケージ内など)で、ゆっくりと距離を縮めていきましょう。

専門家によると、鳥の馴化には個体差があり、数ヶ月から数年かかる場合もあるそうです。根気強く、鳥のペースに合わせて接することが重要です。

セキセイインコとの多頭飼育と鳴き声問題

先住のセキセイインコとの多頭飼育で、鳴き声が問題になっているとのこと。これは、縄張り意識やストレスからくる可能性があります。

鳴き声対策:環境とケージの工夫

  • ケージの配置:それぞれの鳥が落ち着いて過ごせるよう、ケージの位置を工夫しましょう。互いに視界に入らないように配置したり、ケージカバーを使用するのも有効です。
  • 隠れ家:ケージ内に隠れ家となる場所(小鳥用のハウスなど)を設置して、鳥が落ち着ける空間を与えましょう。コザクラインコは比較的臆病な鳥なので、隠れ家は特に重要です。
  • 騒音対策:鳥かごを壁から離したり、防音シートなどを活用して、騒音を軽減しましょう。兄さんの部屋への騒音対策も重要です。
  • 環境エンリッチメント:おもちゃや止まり木などを豊富に用意して、鳥が飽きないように工夫しましょう。遊びや探索行動はストレス軽減に繋がります。

セキセイインコとの関係性:観察と調整

コザクラインコとセキセイインコが仲良くできるかどうかは、個体差が大きく、保証できません。 最初は完全に隔離し、徐々に慣れさせていく方法がおすすめです。 常に様子を観察し、もし攻撃的な行動が見られた場合は、すぐに隔離しましょう。

返品について

一度お迎えした鳥を返品することは、倫理的に問題があります。 販売店によっては返品を受け付けていない場合もあります。 家族の意見も理解できますが、今はコザクラインコと良好な関係を築くことに集中しましょう。

まとめ:愛情と時間をかけて

コザクラインコとの生活は、愛情と時間、そして忍耐が必要です。 焦らず、鳥のペースに合わせて接することで、きっと良好な関係を築けるはずです。 鳴き声の問題も、環境の工夫と根気強い対応で改善できる可能性があります。 困難な状況ではありますが、諦めずに、鳥と向き合ってみてください。 もし、どうしても解決できない問題があれば、専門の獣医や鳥類の飼育に詳しい人に相談することも検討しましょう。

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