コザクラインコの多頭飼育と噛みつき問題:穏やかな共存への道

旦那が、 コザクラインコの4ヶ月の子を、 店員さんは「まだ手乗りにできると思う」ということで買いました。 私は色々飼育歴もあり、オカメは小鳥からの手乗りしか育てた事がないのですが、 セキセイは半年くらいの子もベタ慣れに出来ていたので大丈夫か微妙なラインだと思いながらの購入。 結果…そりゃもう噛む力も凄くて、手に穴が開きました。 ですが、何とかゆっくり慣れさせて(旦那お手上げ)普通の手乗りになりました。 最近♂っぽい事が分かり、 やはり慣れると可愛いらしく、色違いの大きめの手乗り雛を買い、 「一緒にいたほうが世話しやすい」と、勝手に先住の小屋の床で飼っていたようで、 「噛まれる!(先住に)」と言われ、 見に行くと雛の上で発情していました…。 先住に手を差し伸べてみたら、 やはり、以前より凄い力で噛みついて離しません。 取り敢えず別で飼う事を教え、 暫くトイレ(部屋には猫がいるので)で、試行錯誤して触ろうとしましたが、 数分で7つの穴が開き、インコの口も血だらけ…。 余談ですが私は肉食系爬虫類も好きで飼っていて、サバンナモニターに手を振り回された事もありますが… それ以上に、指先の肉がえぐれて痛い…。 別居にしたら、 先住の子は元に戻るのでしょうか? 元の良い子に戻る方法はありますか? 爬虫類・哺乳類・海水魚飼育をしながらの主婦ですので、 ブログ→http://s.ameblo.jp/yokutabete0721orz/ あまり長い時間は使えませんが、毎日の餌やりと10分程なら構ってあげれます。 コザクラを分かる方、 回答お願いします。補足捕捉です。 飼っているのは旦那で、普段の世話をしているので一緒に入れていたのに気付くのが遅れてしまいました。私は自分のセキセイや鶏達の世話で、 なつかない時や問題が起きたから、困って相談された感じです。

コザクラインコの噛みつきと多頭飼育の問題点

コザクラインコは、小型ながらも強い嘴を持ち、噛む力は想像以上に強力です。特に発情期やストレスを感じている時は、攻撃性が強まり、噛みつきが激しくなります。 今回のケースでは、先住インコへのストレス、そして新しいコザクラインコの発情行動が噛みつきを悪化させていると考えられます。 多頭飼育は、適切な環境と配慮がなければ、縄張り争いやストレス、怪我につながるリスクが高いです。

先住インコが元に戻る可能性と改善策

別居によって、先住インコは徐々に落ち着きを取り戻す可能性が高いです。 しかし、完全に元の状態に戻るには、時間と適切な対応が必要です。 重要なのは、先住インコへのストレスを軽減し、安心できる環境を提供することです。

具体的な改善策

  • ケージの環境を見直す:十分な広さ、隠れ家、止まり木などを用意し、ストレスを軽減します。ケージの位置も、猫などの他のペットから離れた静かな場所に移動しましょう。ケージの色も、落ち着いた色合いのものを選ぶと良いでしょう。例えば、緑色ベージュはリラックス効果が期待できます。
  • 個別のコミュニケーション:それぞれのインコに、毎日10分程度の個別時間を確保しましょう。優しく話しかけたり、おやつを与えたりすることで、信頼関係を築きます。この時、無理強いせず、インコがリラックスしている様子を見てから行うことが大切です。手乗りを強要せず、インコ自身のペースで距離を縮めていくことが重要です。
  • 発情期の対策:発情期には、日光浴を制限したり、繁殖行動を促すような刺激(巣箱など)を取り除くことで、攻撃性を抑えることができます。 専門家のアドバイスを得るのも有効です。
  • 食餌と健康管理:栄養バランスの良い餌を与え、健康状態を常にチェックすることが大切です。健康な状態を維持することで、精神的な安定にも繋がります。
  • 専門家への相談:どうしても改善が見られない場合は、動物病院や鳥専門のブリーダーなどに相談しましょう。専門家のアドバイスを受けることで、適切な解決策を見つけることができます。 場合によっては、行動療法が必要になることもあります。

多頭飼育を考える際の注意点

複数のインコを飼育する場合は、十分な準備が必要です。

多頭飼育のメリットとデメリット

  • メリット:インコ同士で遊ぶ姿を見ることができ、飼い主にとっても楽しい時間になります。また、お互いに刺激を与え合うことで、活発に過ごすことができる可能性があります。
  • デメリット:縄張り争いや喧嘩、ストレスによる病気のリスクがあります。 適切なケージの広さや環境、飼い主の負担も大きくなります。

多頭飼育を成功させるためのポイント

  • 十分なスペース:それぞれのインコが自由に動き回れるだけの広さが必要です。ケージのサイズだけでなく、遊び場なども考慮しましょう。
  • 隠れ家:それぞれのインコが落ち着いて休める隠れ家を用意しましょう。複数の隠れ家を用意することで、縄張り意識による争いを軽減できます。
  • 餌場と水場の確保:それぞれのインコが自由に餌を食べ、水を飲めるように、十分な数の餌場と水場を用意しましょう。競争によるストレスを避けるためです。
  • 個別のコミュニケーション:多頭飼育でも、それぞれのインコに個別でコミュニケーションを取ることが大切です。 偏りのない愛情表現を心がけましょう。
  • 早期からの社会化:幼いうちから複数羽で飼育することで、社会性を育み、共存しやすくなります。しかし、いきなり複数羽を一緒に入れるのではなく、徐々に慣れさせることが重要です。

まとめ

コザクラインコの噛みつき問題は、ストレスや発情期、多頭飼育における環境問題などが原因として考えられます。 先住インコが元の状態に戻るには、時間と適切な対応が必要です。 個別のコミュニケーション、環境改善、専門家への相談などを積極的に行い、穏やかな共存を目指しましょう。 多頭飼育を検討する際は、メリットとデメリットを十分に理解し、準備を整えてから始めることが大切です。

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