コザクラインコの噛み癖と夜鳴き対策:安心できる環境づくりとトレーニング

コザクラインコの噛み癖等について ①噛み癖について 生後約3ヶ月のコザクラインコを3週間程前から飼っています。買い始めた頃から指を噛んでくる子でしたが、ここ最近は更に指に執着持って強く噛んでくるようになりました。 噛み癖を治そうと、コザクラインコの噛み癖の躾について下記実践してみましたがうちの子には合わないようで…、他に手段ありますでしょうか。 ⚫︎噛み付いたら軽く息を吹きかける➡︎全く気にも止めず噛み続ける ⚫︎噛み付いたら籠に戻す…を繰り返す➡︎籠に戻されるのを嫌がらない子です(放鳥の時もなかなか外に出なかったり、自主的に籠に戻る事もあります。 ⚫︎噛み付いたら嘴をつまむ➡︎気にせず噛み続ける ⚫︎噛み付いたら好物やオモチャで気をそらす➡︎気にせず噛み続ける 下2つの方法は実践すると更に興奮して噛んできてるような気がします。 ②眠たい時に鳴き続ける。 これも最近の事なのですが、眠たくなると様々なパターンの鳴き方でとにかく鳴き続けます。布で籠を覆って暗くしても鳴き続けます。私が部屋から出ると鳴き止みますが、気配を感じると(?)鳴き始めます。 これは何かを訴えているんでしょうか。 どちらかでも構いませんのでご意見いただけると嬉しいです。

コザクラインコの噛み癖の原因と対策

3ヶ月のコザクラインコはまだ幼く、好奇心旺盛で遊びを通して社会性を学んでいる時期です。噛み癖は、遊びの一環、恐怖や不安、ストレス、または単にコミュニケーション手段として現れることがあります。今まで試された方法が効果がないのは、インコにとってそれらが適切なコミュニケーション手段として認識されていない可能性があります。

噛み癖に対する効果的なアプローチ

これまでの方法では効果が見られなかったとのことですが、焦らず、インコとの信頼関係を築くことを最優先しましょう。以下に、より効果的な方法をいくつかご紹介します。

  • 徹底的な無視:噛まれた時に一切反応しないことです。軽く息を吹きかける、籠に戻す、嘴をつまむ、おもちゃで気を紛らす…これらは全てインコにとって「反応」であり、注意を引く行為として認識されてしまう可能性があります。噛まれても全く反応しないことで、噛む行為が目的を達成しないことを学習させます。最初は難しいかもしれませんが、根気強く続けることが重要です。
  • 安全な遊びの提供:おもちゃや、木製の止まり木、安全な素材の噛み木などを豊富に与えましょう。これによって、噛む欲求を適切な対象に向けることができます。おもちゃは定期的に新しいものと交換することで、飽きさせないようにしましょう。色々な素材のものを用意することで、インコ自身の好みに合うものを見つけることができます。
  • コミュニケーションの強化:毎日決まった時間に、優しく声をかけたり、撫でたりすることで、信頼関係を築きましょう。インコがリラックスしている時間帯を選んで行うことが重要です。無理強いせず、インコが嫌がったらすぐに止めましょう。
  • 環境の改善:ケージの位置や、周りの状況を見直してみましょう。騒がしい場所や、人の出入りが多い場所にあると、インコはストレスを感じやすくなります。静かで安全な場所にケージを移動し、落ち着ける環境を整えてあげましょう。ケージの掃除もこまめに行い、清潔な状態を保つことも大切です。
  • 専門家への相談:それでも改善が見られない場合は、動物病院や、鳥類に詳しい専門家にご相談ください。病気や、他の原因が隠れている可能性もあります。

具体的な事例:成功例と失敗例

成功例:ある飼い主さんは、徹底的な無視と、様々な種類の安全なおもちゃを提供することで、数週間かけて噛み癖を改善しました。さらに、毎日決まった時間に優しく話しかけることで、インコとの信頼関係を深め、噛む回数が徐々に減っていきました。

失敗例:別の飼い主さんは、噛まれた際に怒鳴ったり、罰を与えたりすることで、インコをさらに怯えさせ、噛み癖が悪化させてしまいました。

コザクラインコの夜鳴きの原因と対策

眠たいのに鳴き続けるのは、何かしらの不安やストレスを抱えている可能性があります。

夜鳴きの原因と解決策

  • 睡眠不足:日中の活動量が不足している、または十分な睡眠時間が確保できていない可能性があります。日中に十分な運動と遊びの時間を確保し、夜間は静かな環境を作ることで、睡眠の質を高めることができます。
  • 不安や恐怖:暗闇を恐れている、または何か危険を感じている可能性があります。ケージを布で覆うのではなく、薄暗い場所にケージを移動するか、ケージの中に隠れ家となるような場所を用意することで、安心感を与えることができます。夜間は、室内の明かりを少しだけつけておくのも効果的です。
  • 孤独感:一人ぼっちで寂しいと感じている可能性があります。他の鳥と一緒の飼育は難しい場合もありますが、飼い主さんとのコミュニケーションをしっかりと取り、愛情をかけてあげることで、孤独感を軽減することができます。寝る前に優しく話しかけたり、撫でたりするのも効果的です。
  • 病気:病気や怪我をしている可能性もあります。夜鳴きが続く場合は、動物病院で診察を受けることをお勧めします。

専門家の視点:行動学的なアプローチ

鳥類行動学の専門家によると、夜鳴きは、インコが自身の状況を飼い主さんに伝えようとするコミュニケーション手段である可能性があります。そのため、夜鳴きを単なる問題行動として捉えるのではなく、インコが何を訴えているのかを理解しようと努めることが重要です。

インテリアとコザクラインコの共存

コザクラインコを飼う上で、インテリアにも配慮が必要です。

インコに安全なインテリア選び

  • 毒性のない素材:インコが口にしても安全な素材の家具や小物を選びましょう。塗装されていない木製品や、天然素材のものがおすすめです。
  • 小さな部品がないこと:小さな部品や、簡単に分解できるものは、インコが誤って食べてしまう危険性があります。安全なものを選び、届かない場所に置くようにしましょう。
  • コード類の保護:電気コードや、カーテンのコードなどは、インコが噛んで感電したり、絡まって窒息したりする危険性があります。コードカバーなどを利用して、安全に保護しましょう。

これらの点を考慮し、インコにとって安全で快適な生活空間をデザインすることで、より円滑な共存を実現できます。

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