コウモリが家の中に!安全に追い出す方法と、再侵入防止策

こうもりが家に入ってきて困っています。夜になって隣の部屋でガサゴソ物音がするので、様子を見ていたら、な・な・なんと、こうもりが壁よじのぼっていました。娘と私と今家に二人しかいなくて、恐いです。どうしたら、逃げるでしょうか?襲ってきませんか?

コウモリの侵入、落ち着いて対処しましょう

夜中に家の中でコウモリを発見したら、パニックになるのも無理はありません。しかし、まずは落ち着いて対処することが大切です。コウモリは、基本的に人間を襲うことはありません。ただし、追い詰められたり、巣を脅かされたりすると、威嚇行動として噛みつく可能性があります。そのため、素手で捕まえたり、無理に追い払おうとしたりするべきではありません。

コウモリの生態と安全な追い出し方

コウモリは夜行性で、小さな昆虫を食べて生活しています。家の中に侵入するのは、偶然迷い込んだり、越冬場所を探したりするためです。 日本のコウモリは、狂犬病ウイルスを持っている可能性は非常に低いため、過剰に恐れる必要はありませんが、噛まれた場合は、念のため医療機関に相談しましょう。

コウモリを安全に追い出すには、以下の手順を踏んでください。

1. 部屋を暗くし、静かに様子を見る

コウモリは光を嫌います。部屋の電気を消し、静かにコウモリの動きを観察しましょう。窓やドアを開けて、コウモリが自ら外へ出ていくのを待ちます。多くの場合、数時間以内に自力で脱出します。

2. 外に出口を作る

コウモリが外に出やすいように、窓やドアを少し開けておきます。カーテンやブラインドは開けておきましょう。 もし、コウモリが特定の場所に留まっている場合は、その場所に近づけるように、その場所への通路を確保しましょう。例えば、コウモリが壁に張り付いている場合は、その壁から窓やドアまでの通路を確保します。

3. コウモリが外に出ない場合の対処法

数時間たってもコウモリが外に出ない場合は、以下の方法を試してみましょう。

  • 窓やドアを完全に開き、部屋全体に明るい光を当てる:コウモリは光を嫌うため、明るい光を当てると外に飛び出す可能性があります。ただし、直接コウモリに光を当てないように注意しましょう。
  • 段ボール箱などを設置する:コウモリが隠れられるような場所を作ってあげると、自ら箱の中に入ってくれる場合があります。箱の中に、脱出できる小さな穴を開けておきましょう。箱を窓やドアの近くに置くと、外に出やすくなります。
  • 専門業者に依頼する:どうしても追い出せない場合は、害虫駆除業者に依頼しましょう。専門業者は安全にコウモリを捕獲し、適切な場所に放してくれ、再侵入防止策もアドバイスしてくれます。

コウモリの再侵入を防ぐための対策

コウモリの再侵入を防ぐためには、以下の対策が有効です。

1. 隙間を塞ぐ

コウモリは、小さな隙間からでも家の中に入ってくることができます。屋根裏や壁、窓枠などの隙間を丁寧に塞ぎましょう。隙間を塞ぐ際には、金属製のネットやパテなどを使いましょう。

2. 換気扇のカバーを取り付ける

換気扇からコウモリが侵入することもあります。換気扇にカバーを取り付けることで、侵入を防ぐことができます。

3. 網戸の点検と修理

網戸に破れや穴がないかを確認し、必要に応じて修理しましょう。網戸の目も細かいものを使用すると、コウモリの侵入を防ぐ効果が高まります。

4. 外灯の管理

家の外灯は、コウモリを引き寄せる可能性があります。必要のない外灯は消したり、虫を寄せ付けないタイプの電球を使用したりしましょう。

5. 周囲の環境を整える

家の近くに、コウモリが巣を作れるような場所がないか確認しましょう。例えば、古い木や茂みなどを整理整頓することで、コウモリの生息場所を減らすことができます。

専門家の意見:害虫駆除業者への相談

コウモリの駆除や再侵入防止については、専門の害虫駆除業者に相談するのが最も安全で確実な方法です。彼らは適切な知識と技術を持っており、安全かつ効果的にコウモリを駆除し、再侵入を防ぐための対策を提案してくれます。 特に、コウモリの数が多く、自分で対処できない場合は、迷わず専門業者に相談しましょう。

インテリアへの影響と対策

コウモリの侵入は、インテリアにも影響を与える可能性があります。糞尿による汚れや、臭いが発生する可能性があります。コウモリが侵入した後は、しっかりと清掃を行い、必要に応じて消毒を行いましょう。また、コウモリの侵入経路を特定し、適切な対策を行うことで、将来的なインテリアへのダメージを防ぐことができます。

まとめ:冷静な対応と予防策で安心を

コウモリの侵入は、怖いですが、冷静に対処すれば問題なく解決できるケースが多いです。 上記の方法を試しても解決しない場合は、専門業者に相談することをお勧めします。 そして、何より重要なのは、再侵入を防ぐための予防策をしっかりと行うことです。 これにより、安心して快適なインテリア空間を保つことができます。

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