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ゲジゲジの生態と特徴
ゲジゲジは、節足動物門多足亜門ムカデ綱ゲジ目ゲジ科に属する生き物です。体長は5~6cmほどで、細長い体と多数の脚が特徴です。茶褐色で、光沢のある体色をしています。ムカデとよく間違われますが、ゲジゲジは毒性が弱く、人間に危害を加えることはほとんどありません。夜行性で、湿った場所を好みます。主に、ゴキブリやダニなどの小さな昆虫を捕食します。
ゲジゲジの侵入経路と可能性
ご自宅が大阪市内の南向き1階マンションで、周囲がコンクリートやアスファルトという環境であることから、ゲジゲジの侵入経路を特定することは容易ではありませんが、可能性として考えられるのは以下の通りです。
1. 外部からの侵入
* 隙間からの侵入:築20年経過しているマンションでは、窓枠や壁の小さな隙間、排水溝などから侵入する可能性があります。特に、湿気が多い場所や、建物の劣化部分から侵入しやすいです。
* 配管からの侵入:給排水管やエアコンの配管など、建物内部に伸びている配管を通って侵入する可能性も考えられます。
* 玄関や窓からの侵入:開け閉めの際に、一緒に侵入してしまう可能性も否定できません。
2. 床下からの侵入
床下は湿気が多く、ゲジゲジにとって好ましい環境です。床下の隙間から壁の中に入り込み、そこから室内に侵入してくる可能性は十分にあります。畳を上げた際に発見できなかったとしても、他の場所から侵入している可能性があります。
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3. エアコンからの侵入
エアコンの室外機周辺は、湿気がたまりやすく、ゲジゲジが好む環境です。室外機から室内に侵入する可能性も考えられますが、ベランダで確認されていないことから、可能性は低いと考えられます。
ゲジゲジ対策:具体的な駆除と予防策
ゲジゲジの駆除と予防には、以下の対策が有効です。
1. 侵入経路の遮断
* 隙間を埋める:窓枠や壁の隙間、排水溝などにコーキング剤などを用いて隙間を埋めます。
* 配管の点検:配管の接続部分などに隙間がないか確認し、必要に応じて補修します。
* 網戸のチェック:網戸に破れがないか確認し、必要に応じて交換します。
2. 住環境の改善
* 湿気の除去:ゲジゲジは湿気を好みます。除湿機を使用したり、換気をよくしたりして、室内を乾燥した状態に保ちます。
* 清掃:室内を清潔に保つことで、ゲジゲジのエサとなるゴキブリやダニなどを減らすことができます。特に、寝室の床はこまめに掃除しましょう。
* ゴキブリ対策:ゲジゲジはゴキブリを捕食するため、ゴキブリ対策を行うことで、ゲジゲジの発生も抑制できます。
3. 薬剤による駆除
* ゴキジェットプロ:ご指摘の通り、ゴキジェットプロが効果的です。直接噴射するか、ゲジゲジの潜む可能性のある場所に噴射します。
* バルサン:バルサンは、家全体に薬剤を散布することで、ゲジゲジを含む多くの害虫を駆除できます。ただし、効果は一時的なものです。
* 専門業者への依頼:ゲジゲジの駆除が困難な場合は、専門業者に依頼することを検討しましょう。専門業者は、的確な駆除方法を提案し、効果的に駆除してくれます。
4. その他の対策
* 夜間の照明:夜間に明かりをつけっぱなしにすると、ゲジゲジが侵入しやすくなります。必要のない照明は消灯しましょう。
* 定期的な点検:定期的に家全体をチェックし、ゲジゲジの侵入経路がないか確認しましょう。
専門家のアドバイス
害虫駆除の専門家によると、ゲジゲジは一度侵入してしまうと、完全に駆除するのは難しい場合があります。そのため、予防策を徹底することが重要です。特に、湿気対策と清掃は、ゲジゲジの発生を抑制する上で非常に効果的です。
まとめ
ゲジゲジの侵入経路は特定しにくいですが、上記の対策を組み合わせることで、効果的に侵入を防ぎ、発生を抑えることができます。 もし、状況が改善しない場合は、害虫駆除の専門業者に相談することをお勧めします。 夏が過ぎれば発生頻度が減る可能性が高いですが、安心して過ごせるように、早めに対策を講じることをおすすめします。