グレーの床と白壁の部屋を、生活感のない洗練された空間に!配色と家具選びのアドバイス

部屋の配色についてアドバイスを下さい。今度の引っ越し先なのですが、・壁……白・床……グレーのじゅうたん・クロゼット……茶色とこげ茶化の中間くらいです。引っ越しを機に少し家具の買い換えようと思います。そこで、どういう配色にすれば、生活感の滲み出るような部屋にならないかアドバイスをお願いします。買い換えを予定しているものは、・カーテン・ベッドカバー・パソコンを置く机・テレビのラック・二人用くらいのテーブル買い換えないものは、・テレビ(黒)・パソコンのモニター(黒)・レーザープリンター(少し色のついた感じのしろ)・ベッド(木にニスを塗ったくらいの色)こんな感じです。よろしくお願いします。

白壁×グレー床のリビングコーディネート:生活感を抑えるための配色テクニック

白壁とグレーのじゅうたんというベースは、モダンで洗練された空間を演出するのに最適です。しかし、家具選びを間違えると、生活感が溢れてしまうことも。そこで、生活感を抑え、スタイリッシュな空間に仕上げるための配色と家具選びのポイントをご紹介します。

1. グレーの床を活かすカーテン選び

グレーの床は、様々な色のカーテンと相性が良い反面、選び方を間違えると部屋が暗く重苦しくなってしまいます。カーテン選びでは、以下の点を意識しましょう。

  • 明るさ:グレーの床は比較的暗めなので、カーテンは明るめの色を選ぶのがおすすめです。白、アイボリー、ベージュなどが床の色と調和し、部屋全体を明るく見せます。また、淡いパステルカラーも、柔らかな雰囲気を演出できます。
  • 素材:通気性の良いリネンや綿素材は、軽やかで爽やかな印象を与えます。一方、光沢のあるベルベットやシルクは、高級感と落ち着きを演出します。部屋の雰囲気に合わせて素材を選びましょう。
  • 柄:無地のカーテンはシンプルで洗練された印象を与えます。柄物を選ぶ場合は、床の色と喧嘩しないよう、控えめな柄を選ぶのがポイントです。ストライプや幾何学模様は、モダンな雰囲気を演出できます。

例えば、白壁とグレーの床には、アイボリーの麻素材のカーテンがおすすめです。自然な風合いと明るさで、リラックスできる空間を演出します。

2. ベッドカバーと統一感を出すテクニック

ベッドは部屋の大きな部分を占めるため、ベッドカバーの色選びは重要です。グレーの床と白壁に合うベッドカバーを選ぶには、以下の点を考慮しましょう。

  • ベースカラー:白、アイボリー、ベージュなどの淡い色を選ぶと、部屋全体が明るくなります。グレーやブラウン系の落ち着いた色を選ぶ場合は、他の家具とのバランスに注意しましょう。
  • 素材:肌触りの良い綿やリネン素材は、リラックスできる空間を演出します。シルクやサテンなどの光沢のある素材は、高級感と上品さをプラスします。
  • 柄:無地のベッドカバーはシンプルで清潔感があります。柄物を選ぶ場合は、カーテンや他の家具とのバランスを考えて選びましょう。

ベッドカバーとカーテンの色を揃えることで、統一感と落ち着きのある空間を演出できます。例えば、アイボリーのカーテンと合わせたアイボリーのベッドカバーは、清潔感と明るさを演出します。

3. 家具の素材と色の組み合わせ

パソコンデスク、テレビラック、テーブルは、部屋の雰囲気を大きく左右する重要な家具です。素材と色を適切に選ぶことで、生活感を抑え、洗練された空間に仕上げることができます。

  • 素材:木製の家具は、温かみのある空間を演出します。特に、ウォールナットやチェリーなどの濃い色の木材は、グレーの床との相性も抜群です。金属製の家具は、モダンでスタイリッシュな印象を与えます。ただし、金属素材が多すぎると、冷たい印象になってしまう可能性があるので注意が必要です。
  • 色:白、ベージュ、グレーなどのニュートラルカラーは、どんなスタイルにも合わせやすく、部屋を広く見せる効果があります。濃い色の家具を選ぶ場合は、ポイント使いにとどめ、全体のバランスを考えましょう。例えば、ダークブラウンのテレビラックは、アクセントとして効果的です。

既存のベッド(木にニスを塗った色)とクロゼット(茶色とこげ茶の中間色)の色味を踏まえ、パソコンデスクやテレビラックには、明るめの木目調の家具を選ぶと、部屋全体に統一感が生まれます。

4. アクセントカラーの活用

白、グレー、ベージュなどのニュートラルカラーをベースに、アクセントカラーを効果的に取り入れることで、空間にもっと個性と深みを加えることができます。

例えば、クッションやブランケット、花瓶などの小物に、差し色として濃いめのグレーや、マスタードイエロー、ターコイズブルーなどを加えることで、部屋にメリハリが生まれます。ただし、アクセントカラーは、全体の10%程度に抑えるのがポイントです。

5. 収納を工夫して生活感を隠す

生活感をなくすためには、収納も重要です。散らかった状態は、どんなに素敵なインテリアでも台無しにしてしまいます。

  • 収納家具:収納力のある家具を選び、できるだけ多くの物を収納しましょう。クローゼットだけでなく、チェストや棚などを活用することで、散らかりを防ぎ、すっきりとした印象になります。
  • 収納ボックス:見た目にも美しい収納ボックスを使うことで、収納自体もインテリアの一部として楽しむことができます。
  • 定期的な整理整頓:定期的に不要な物を処分し、整理整頓をすることで、常に清潔で美しい空間を保ちましょう。

専門家の視点:インテリアコーディネーターからのアドバイス

インテリアコーディネーターの視点から、さらに具体的なアドバイスを付け加えます。グレーの床は、落ち着いた雰囲気を作りやすい反面、圧迫感を感じやすいというデメリットがあります。そのため、壁やカーテン、家具の色選びにおいて、明るめの色を積極的に取り入れることが重要です。また、間接照明を効果的に使用することで、空間をより広く、明るく見せることができます。

まとめ:グレーの床を活かした、洗練された空間を創造しよう

白壁とグレーの床を活かし、生活感のない洗練された空間を作るには、カーテン、ベッドカバー、家具の色と素材選びが非常に重要です。明るめの色を基調に、アクセントカラーを効果的に取り入れ、収納を工夫することで、快適でスタイリッシュな空間を実現できます。この記事で紹介したポイントを参考に、あなただけの理想の部屋を作り上げてください。

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