グループホームの退去に関する疑問と、快適な高齢者向け住居選びのポイント

グループホーム転居 私の母が、担当ケアマネージャーの提案・紹介で、利用していた小規模多機能施設と同法人のグループホームに入居しました。忙しさを理由に、そのホームや他のホームを見学しなかった私が悪いのですが、交通不便で、母と私には経営・介護方針が合わないと入居後に痛感しました。入居2週間を迎えた頃、私は再就職した会社を1ケ月1週間で解解雇され、失業期間を利用して近くのグループホームの空きを探したら、たまたま空きのあるホームに遭遇しました。12月下旬でしたが、1月は自分の再々就職に注力したいし、今のホームに嫌悪感があり退去日割計算も考えて1月5日退去(転居)を決めました。(転居先のグループホームから、入居を急かすような事は言われてません。母は今のホームを嫌がってるだけですが、退去する老婆にヘルパーが変わらず接するかも不明だし、私が急いでるだけです。)今のホームには「普通は1ケ月前に退去予告するものだ」と言われました。アパート賃貸と違って、そのホームでは結局のところ、食費のみ実費精算で、いつ退去しようと、部屋代・光熱費水費・施設管理維持費を月額満額を取ります。これこそ、普通ですか?経営主義なのは分かってますが、あまりにも。1ケ月1週間の入居でも敷金から現状回復などで差し引くのだから、母が退去した後にの入居希望者から途中入居でもまた1ケ月分を取って二重取りできるから、感謝されても嫌味を言われる筋合いはないって感じです。それに、しつこく転居先を訊ねて来ました。気になるものですか?退去理由は、私が通うのに不便としか言いませんでした。それ以上は訊ねないので、退去利用は関心が無いようです。施設管理者は「せっかく慣れて来たのにね」と母に言いましたが、痛い痛いが口癖の入居とは同じ場にいないよう避け、レクリエーションにも不参加の母、どこがこのホームに慣れているんだか。こういったホームは、どこにでもよくあるのか?、利用者・職員さんからご意見をお聞きしたいです。

グループホームの退去に関するよくある問題点

ご質問にあるように、グループホームの退去に関するルールや費用精算については、施設によって大きく異なる場合があります。 1ヶ月前の退去予告は多くの施設で求められますが、必ずしも法律で定められているわけではありません。 契約書に明記されている内容に従う必要があります。 今回のケースでは、1ヶ月分の費用を全額請求されたとのことですが、これは残念ながら必ずしも不当とは言えません。 契約書に、日割り計算がない旨が明記されているかを確認しましょう。

アパート賃貸と異なり、グループホームはサービス提供が中心です。 部屋代だけでなく、介護サービスや生活支援なども含まれているため、短期間の利用であっても、施設運営に必要な費用を全額請求されるケースが多いのです。 これは、施設側の経営を維持するために必要な措置であり、必ずしも「二重取り」とは言い切れません。

しかし、ご自身の状況や母の状況を説明し、事情を酌量してもらう交渉を試みることは可能です。 例えば、解雇による経済的な困難や、母の強い希望による転居であることを丁寧に説明することで、部分的な減額を交渉できる可能性もあります。

グループホーム選びのポイント:後悔しないためのチェックリスト

今回のケースは、入居前に十分な見学や情報収集を怠ったことが、後々のトラブルにつながった良い例です。 グループホーム選びは、入居者本人だけでなく、家族にとっても非常に重要な決断です。 後悔しないためにも、以下のポイントを事前にしっかりと確認しましょう。

1. 立地とアクセス

* ご自宅からの距離と交通手段:公共交通機関の便、自家用車でのアクセス、送迎サービスの有無などを確認しましょう。 頻繁な面会を予定する場合は、特に重要なポイントです。
* 周辺環境:病院や買い物施設、公園などの立地も考慮しましょう。 高齢者にとって、生活しやすい環境かどうかは大きなポイントです。

2. 施設の設備とサービス

* 部屋の種類と広さ:個室か多床室か、部屋の広さ、設備(トイレ、洗面台など)を確認しましょう。 プライバシーの確保や、身体状況に合わせた設備が整っているか確認することが重要です。
* 介護サービスの内容:介護度に応じたサービス提供体制、看護師の配置状況、医療連携体制などを確認しましょう。 24時間対応かどうか、夜間の対応体制も重要です。
* レクリエーションやイベント:入居者の生活を豊かにするレクリエーションやイベントの有無、内容を確認しましょう。 母の趣味や興味に合致する活動があるかどうかも確認しましょう。
* 食事の内容:食事の提供形態、献立内容、アレルギー対応などを確認しましょう。 食事は健康維持に不可欠な要素です。

3. 費用と契約内容

* 利用料金:月額利用料、食費、その他費用(光熱費、医療費など)を明確に確認しましょう。 日割り計算の有無、退去時の精算方法なども確認しましょう。
* 契約期間:契約期間、解約条件、違約金などを確認しましょう。 契約書の内容をしっかりと理解した上で、署名・捺印しましょう。

4. スタッフ体制と雰囲気

* スタッフの人数と資格:介護職員の配置状況、資格、経験などを確認しましょう。 スタッフの対応や雰囲気も確認しましょう。 見学時に、スタッフとのコミュニケーションを積極的に取ることをお勧めします。
* 施設の雰囲気:清潔感、明るさ、静かさなどを確認しましょう。 入居者同士の交流の様子なども観察しましょう。

専門家の意見:ケアマネージャーの役割

ケアマネージャーは、利用者の状況を把握し、最適な施設を紹介する役割を担っています。 しかし、紹介された施設が必ずしも利用者にとって最適とは限りません。 ケアマネージャーに、複数の施設を紹介してもらうよう依頼することも可能です。 また、紹介された施設の見学に行った際は、自身の目で施設の状況を確認し、疑問点を解消することが重要です。 今回のケースでは、ケアマネージャーに、より詳細な情報提供や、他の施設の選択肢を提示してもらうべきでした。

まとめ:後悔しないグループホーム選びのために

グループホームの選び方は、慎重に行う必要があります。 今回のケースは、入居前の情報収集不足が原因でトラブルに発展した例です。 複数の施設を比較検討し、ご自身の状況やニーズに合った施設を選ぶことが大切です。 そして、契約書の内容をしっかりと理解した上で、署名・捺印しましょう。 もし、疑問点があれば、施設職員やケアマネージャーに遠慮なく質問し、納得してから入居しましょう。

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