グループホームにおける職員の対応と職場環境改善

グループホームで介護福祉士として働いています。ユニットリーダーをしていますが、30歳近くの男性介護職員の仕事のやり方に少々疑問を持ってます。利用者が不穏になれば、自分もイライラしたり・・・ 夜勤の時もどうも寝ているらしいと、隣のユニットの職員に聞きました。彼の夜勤の時に必ず利用者のトラブルがあります。普段は失禁をしない利用者が多量の失禁をしたり、トイレに起きてきた利用者が徘徊をして他の利用者の部屋で放尿をしたりと・・・待機しているホールに居れば未然に防げることなんですが、本人に聞くとトイレに行ってたとか ゴミをまとめていたとか・・・苦し紛れの理由を言います。これが一度や二度ではないので、職員一同疑問を抱いてます。パート職員からの苦情もあり、注意したこともあるのですが、その時は気をつけますと言いますが・・・同じことの繰り返しです。利用者に接するときも笑顔がなく、気難しい顔つきでいるので、笑顔で接しようねと言うと、僕はこうゆう顔なんです・・と言ってきます。上司からも年中注意されてます。関わりたくないいんですが、立場上そうゆうわけにはいきません。どうしたらいいのですか?

問題点の整理と具体的な対策

この質問は、グループホームで働く30歳代の男性介護職員の業務態度に関する深刻な問題を提起しています。具体的には、以下の点が問題視されています。

* **夜勤中の不適切な対応:** 夜勤中に居眠りをしている可能性があり、その結果、利用者のトラブル(徘徊、失禁など)が頻発している。
* **責任感の欠如:** トラブル発生時の対応が不適切で、責任転嫁のような発言が見られる。
* **利用者への接し方の問題:** 利用者に対して笑顔がなく、気難しい態度をとっている。
* **改善への抵抗:** 指摘や注意を受けても、改善が見られない。

これらの問題は、利用者の安全と福祉、そして職場環境全体に悪影響を及ぼしています。ユニットリーダーとして、早急な対応が必要です。

ステップ1:事実確認と記録

まずは、問題となっている男性職員の行動について、客観的な事実を明確に把握する必要があります。

* **夜勤中の行動の記録:** 他の職員からの証言、監視カメラの映像(あれば)などを参考に、夜勤中の行動を詳細に記録します。
* **トラブル発生時の状況記録:** トラブル発生日時、状況、職員の対応、利用者の状態などを詳細に記録します。
* **利用者の状態記録:** 普段の状態とトラブル発生時の状態を比較し、関連性を分析します。

これらの記録は、後述する対応において重要な証拠となります。記録には、日付、時間、状況、関係者の証言などを正確に記載し、客観的な事実を記述するように心がけましょう。

ステップ2:個別の面談と具体的なフィードバック

記録に基づき、男性職員と個別に面談を行いましょう。非難するのではなく、事実を伝え、彼の行動がどのような影響を与えているかを具体的に説明します。

* **具体的な事例を挙げる:** 「〇〇月〇〇日、夜勤中に利用者Aさんが徘徊し、他の利用者の部屋で放尿するトラブルが発生しました。その際、あなたはトイレに行っていたとのことですが、ホールに待機していれば未然に防げた可能性があります。」のように、具体的な事例を挙げて説明します。
* **感情的な言葉は避け、事実を伝える:** 「あなたは怠慢だ」「無責任だ」といった感情的な言葉は避け、客観的な事実と、その影響について説明します。
* **彼の言い分を聞く:** 彼の言い分を丁寧に聞き、彼の視点も理解しようと努めます。もしかしたら、彼にも事情があるかもしれません。
* **具体的な改善策を提示する:** 「夜勤中は、ホールに待機し、利用者の様子をこまめに確認するようにしましょう」「利用者と接する際は、笑顔を意識し、優しく声をかけるようにしましょう」など、具体的な改善策を提示します。
* **目標設定とフォローアップ:** 具体的な目標を設定し、定期的にフォローアップを行い、改善状況を確認します。

ステップ3:職場環境の改善

個人の問題だけでなく、職場環境全体を見直すことも重要です。

* **夜勤体制の見直し:** 夜勤体制に問題がないか見直します。人員配置が不足している、休憩時間が不十分など、職員の負担が大きすぎる場合は、改善策を検討します。
* **チームワークの強化:** チームビルディング研修などを実施し、職員間のコミュニケーションを促進します。
* **相談しやすい環境づくり:** 職員が悩みや不安を相談しやすい環境づくりを目指します。

ステップ4:上司への報告と連携

男性職員との面談や職場環境改善の取り組みについて、上司に報告し、連携を取りながら対応を進めます。必要に応じて、人事部や専門機関に相談することも検討しましょう。

専門家の視点:産業カウンセラーの活用

男性職員の行動には、職場環境の問題だけでなく、個人の問題(うつ病、対人関係の苦手意識など)が潜んでいる可能性もあります。そのような場合は、産業カウンセラーなどの専門家の力を借りることを検討しましょう。専門家は、職員の心の状態を把握し、適切なサポートを提供することができます。

インテリアとの関連性:居心地の良い空間づくり

グループホームのインテリアは、利用者の生活の質、そして職員の働きやすさにも大きく影響します。落ち着きのある色調、適切な照明、そして清潔感のある空間は、利用者の安心感と職員のモチベーションを高めます。例えば、グレーを基調とした落ち着いた空間は、リラックス効果があり、職員のストレス軽減にも繋がります。

具体的なインテリアの提案

* **壁の色:** グレー系の落ち着いた色を選ぶことで、利用者と職員の双方にリラックス効果をもたらします。
* **照明:** 明るすぎず暗すぎない、柔らかな光を放つ照明を選びましょう。
* **家具:** 機能性と快適性を両立させた家具を選び、利用者の安全性を確保します。
* **グリーン:** 観葉植物などを配置することで、空間の癒し効果を高めます。

これらのインテリアの工夫は、職員の精神的な負担軽減にも繋がり、結果的に業務の質向上に貢献します。

まとめ

男性職員の問題解決には、個別の対応と職場環境の改善の両面からのアプローチが必要です。事実確認、個別の面談、職場環境の見直し、上司への報告、そして必要であれば専門家の活用など、段階的に対応を進めていくことが重要です。そして、居心地の良い空間づくりも、職員のモチベーション向上、ひいては利用者への質の高いケアに繋がります。

ネットで買うなら?いろのくにのおすすめインテリア(PR)