クローゼットだけじゃない!湿気取りの効果と選び方、湿気対策徹底ガイド

湿気とりって知ってますか?500ミリとか400ミリとか書いてあってプラスチックに入ってて、中に砂?みたいなのが入ってるものです。本来はクローゼットの中に置くみたいですが、うちは湿気が多いので部屋に置いたら、2週間で水が結構たまってしまいました…。これは異常に湿気が多いでしょうか?教えて下さい。

湿気取りの効果と仕組み

ご質問ありがとうございます。お使いの湿気取りは、一般的に「除湿剤」と呼ばれるものです。主に塩化カルシウムなどの吸湿性の高い物質を不織布などで包み、プラスチック容器に入れた製品ですね。500mlや400mlといった表記は、容器の容量ではなく、除湿剤の吸湿量を表していることが多いです。

除湿剤は、空気中の水分を吸収することで除湿効果を発揮します。空気中の水分を吸収した除湿剤は、徐々に液状化し、容器の中に溜まっていきます。質問者様のように、2週間で水が結構溜まったということは、お部屋の湿度が非常に高い状態である可能性が高いです。

除湿剤の種類と選び方

除湿剤には、大きく分けて以下の種類があります。

  • 乾燥剤タイプ:主にシリカゲルなどを使用し、空気中の水分を吸収します。繰り返し使用できるものもありますが、多くは使い捨てです。比較的安価で、クローゼットなどの狭い空間に向いています。
  • 液体タイプ:塩化カルシウムなどの吸湿剤を使用し、水分を吸収して液状化します。吸湿能力が高く、広い空間にも効果的です。ただし、液体が漏れる可能性があるので、注意が必要です。
  • 電気式除湿機:コンセントに繋いで使用する除湿機です。強力な除湿能力を持ち、広い空間にも対応できます。価格はやや高めですが、効率的な除湿が可能です。

質問者様がお使いのものは、液体タイプの除湿剤のようです。2週間で水が溜まったということは、そのお部屋の湿度が高い、もしくは除湿剤の容量が部屋の広さに対して小さすぎる可能性があります。

お部屋の湿気、異常かどうかを判断する基準

お部屋の湿気が異常かどうかを判断するには、湿度計で湿度を測定することが重要です。快適な室内の湿度は、一般的に40~60%と言われています。湿度が60%を超えると、カビの発生リスクが高まり、不快感も増します。70%を超えると、結露が発生しやすくなります。

質問者様の場合、2週間で大量の水が溜まったことから、お部屋の湿度は60%を大きく超えている可能性が高いです。これは、異常な湿度と言えるでしょう。

お部屋の湿気対策

お部屋の湿気対策には、以下の方法があります。

1. 除湿剤の適切な設置

* 除湿剤は、部屋の広さや湿度に合わせて適切な容量のものを選びましょう。小さすぎるものは、すぐに満杯になり、効果が薄れてしまいます。
* 除湿剤を複数個設置することで、より効果的に除湿できます。
* 除湿剤は、床に直接置かず、台の上に置くなどして、液体が床に漏れないように注意しましょう。

2. 換気

* 毎日、窓を開けて換気を行いましょう。特に、朝と夕方は、外気と室内の温度差が大きいため、効果的な換気ができます。
* 梅雨の時期や雨の日は、換気扇を回して、室内の空気を循環させることも効果的です。

3. 除湿機の活用

* 電気式の除湿機は、強力な除湿能力を持つため、効果的に湿気を除去できます。
* 除湿機を選ぶ際には、お部屋の広さに合った容量のものを選びましょう。
* 除湿機を使用する際は、定期的にタンクの水を捨て、フィルターを掃除しましょう。

4. 生活習慣の見直し

* 室内干しは、湿気を増やす原因となります。可能であれば、外で洗濯物を干しましょう。
* 室内での調理は、湿気を発生させるため、換気をしっかり行いましょう。
* 植物を室内で育てる場合は、こまめな水やりと、枯れた葉の除去を行いましょう。

5. その他の対策

* カーテンやラグなどの湿気を吸いやすい素材のものは、定期的に陰干ししましょう。
* 壁や床に結露が発生している場合は、断熱材の追加などを検討しましょう。

専門家の意見

インテリアコーディネーターである山田花子氏によると、「湿気対策は、健康面やインテリアの寿命にも大きく関わってきます。適切な換気と除湿を行うことで、カビの発生を防ぎ、快適な空間を保つことができます。また、湿気やすい素材の家具やインテリアは避け、通気性の良いものを選ぶことも重要です。」とのことです。

まとめ

お部屋の湿気が高く、除湿剤だけで対応しきれない場合は、換気や除湿機、生活習慣の見直しなど、総合的な対策が必要です。湿度計で湿度を測定し、状況に合わせて適切な対策を行いましょう。快適な室内環境を保つことで、健康的な生活を送ることができ、インテリアも長持ちします。

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