クロス貼りの継ぎ目、曲がっているのは普通?リフォーム後の仕上がりに納得いかない場合の対処法

クロスの貼り変え 部屋のリフォームを行い完成したのですが、よくみるとクロスを貼り変えたところが、クロスとクロスの継ぎ目の部分が直線じゃなく曲がってました。つまり定規をあてずにフリーハンドできりとってるようで、そういう目で見ると気になり、業者にいうとそういうやり方は特に決まってないし施工業者に任せてるからととりあってもらえませんでした。一般的にっはどうなんでしょうか。補足クロスの柄にもよるだろうし、普通に見れば分からないだろうけどよくみれば(今回白っぽい無地のクロス)というか気にするとわかってしまうのですが結構ぐにゃぐにゃ曲がってるので。普通は定規当てて切らないんでしょうか。これはクレーム対象にはならないって事なんですかね。

クロス貼りの継ぎ目の仕上がり、その良し悪しとは?

リフォーム後のクロス貼りの仕上がりについて、継ぎ目が曲がっていることにご不満とのこと、お気持ちお察しします。確かに、白などの無地のクロスでは、継ぎ目の微妙な曲がりは目立ちやすく、気になるのも当然です。しかし、結論から言うと、クロス貼りの継ぎ目が完全に直線であることは、必ずしも業界標準ではないと言えるでしょう。

クロス貼りの施工方法と現状

クロス貼りは熟練の技術が必要とされる作業です。職人さんの経験や技術によって、仕上がりに差が出ることがあります。特に、継ぎ目の処理は、壁紙の柄や色、部屋の形状、そして職人の技量によって大きく影響を受けます。

  • 柄物のクロス:柄を合わせることを優先するため、継ぎ目が多少曲がっても目立ちにくく、許容範囲とされることが多いです。
  • 無地のクロス:柄がないため、継ぎ目の曲がりは目立ちやすいです。しかし、完全に直線にするのは非常に難しく、わずかな曲がりは避けられないケースも多々あります。
  • 施工状況:壁の形状が複雑であったり、既存の壁に歪みがあったりする場合、継ぎ目を完全に直線にすることは困難です。また、時間との兼ね合いもあります。

「フリーハンド」は必ずしも悪いわけではない

「定規を使わずフリーハンドで切っている」というご指摘ですが、必ずしもそれが悪いわけではありません。熟練の職人であれば、経験と勘で正確に切ることも可能です。ただし、今回のケースのように、仕上がりがご不満であれば、問題となります。

クレームとして認められるか?判断基準とは

今回のケースがクレームとして認められるかどうかは、以下の点を考慮する必要があります。

  • 施工不良の程度:継ぎ目の曲がり具合がどの程度なのか?写真や動画で記録しておきましょう。明らかに不自然な曲がり方をしている場合は、クレームとして認められる可能性が高いです。
  • 契約内容:契約書に仕上がりの基準が明記されているか?もし、仕上がりの品質について具体的な基準が記載されていれば、それを根拠にクレームを主張できます。
  • 業者の対応:業者の対応が悪かった場合、クレームとして認められる可能性が高まります。今回のケースでは、業者が対応してくれなかったことが問題です。
  • 専門家の意見:第三者機関(例えば、建築士やリフォーム関連の相談窓口)に相談し、専門家の意見を聞くことも有効です。専門家の意見があれば、クレームが認められる可能性が高まります。

具体的な対処法

まず、写真や動画で継ぎ目の曲がり具合を記録しましょう。そして、業者に再度連絡を取り、問題点を具体的に説明し、改善を要求します。その際、記録した写真や動画を証拠として提示しましょう。

もし、業者側が対応してくれない場合は、消費者センターや建築士会などの専門機関に相談することをお勧めします。

予防策:リフォーム前に確認すべき点

このようなトラブルを防ぐためには、リフォーム前に以下の点を業者に確認しましょう。

  • 施工方法の説明:クロス貼りの施工方法について、具体的に説明してもらいましょう。使用する材料や技術についても確認します。
  • 仕上がりの基準:仕上がりの基準について、明確に確認しましょう。写真やサンプルなどを提示してもらうと、イメージが共有しやすくなります。
  • 契約内容の確認:契約書の内容をしっかりと確認し、不明な点があれば質問しましょう。特に、施工不良に対する保証内容を確認することが重要です。
  • 複数の業者に見積もり依頼:複数の業者に見積もりを依頼し、比較検討することで、より良い業者を選ぶことができます。その際、施工事例なども確認すると安心です。

まとめ:丁寧なコミュニケーションと証拠の確保が重要

クロス貼りの継ぎ目の仕上がりについては、完全に直線であることが必ずしも求められるわけではありませんが、明らかに不自然な曲がり方をしている場合は、クレームとして認められる可能性があります。問題解決のためには、業者との丁寧なコミュニケーションと、写真や動画などの証拠の確保が非常に重要です。もし、業者との交渉がうまくいかない場合は、専門機関への相談を検討しましょう。

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