クロスを剥がして下地が見えてしまった!DIYで壁紙張替えに挑戦する際の注意点と手順

部屋のクロスの事について質問です。剥がしてしまって中の木の部分まで見えてしまっているのですが、結局クロス張り替えをする時は木の部分まで剥がして改めて下地を1枚ぐらい貼って壁紙を張るのですよね?

クロスを剥がしたら下地が見えてしまった…どうすればいいの?

壁紙を剥がす際に、下地の石膏ボードやベニヤ板、さらには木部まで見えてしまうことは、DIYで壁紙張替えに挑戦する際に起こりうるトラブルです。 「もう元には戻せない…?」と不安になるかもしれませんが、適切な手順を踏めば、綺麗に仕上がります。 必ずしも木部まで完全に剥がす必要はなく、状況に応じて適切な処置が必要です。この記事では、下地が見えてしまった場合の対処法、壁紙張替えに必要な手順、そしてDIYで失敗しないためのコツを詳しく解説します。

下地処理が壁紙張替え成功のカギ!状況別の対処法

下地が見えてしまった場合の対処法は、その状態によって異なります。まずは、現状を正確に把握することが重要です。

1. 石膏ボードが見えてしまった場合

石膏ボードが露出している場合は、比較的簡単な処理で済みます。

  • 古い壁紙の残りを丁寧に剥がす:ヘラやスクレーパーを使って、残った壁紙や糊を完全に除去します。糊が残っていると、新しい壁紙が剥がれてしまう原因になります。
  • 下地を清掃する:掃除機や濡れ雑巾で、ホコリや汚れを綺麗に拭き取ります。下地が汚れていると、壁紙の接着が悪くなります。
  • 必要に応じてパテ処理を行う:小さな穴や傷がある場合は、パテで埋めて平らにします。パテが乾燥したら、サンドペーパーで研磨して滑らかに仕上げます。
  • シーラーを塗布する(推奨):石膏ボードの吸い込みを抑え、壁紙の接着性を高めるために、シーラーを塗布するのがおすすめです。特に、吸い込みが激しい場合は必須です。
  • 新しい壁紙を貼る:シーラーが乾燥したら、新しい壁紙を丁寧に貼っていきます。

2. ベニヤ板や木部が見えてしまった場合

ベニヤ板や木部まで見えてしまった場合は、石膏ボードの場合よりも少し複雑な処理が必要になります。

  • 腐食や虫食いがないか確認する:木材が腐食していたり、虫食いがあったりする場合は、その部分を交換する必要があります。専門業者に相談することをおすすめします。
  • 下地を補修する:必要に応じて、下地を補強したり、新しいベニヤ板を貼ったりする必要があります。この作業はDIYが難しい場合もあるので、専門業者に依頼することを検討しましょう。
  • シーラーを塗布する:木部への吸い込みを抑えるために、シーラーを必ず塗布しましょう。シーラーは、木材の保護にも役立ちます。
  • 壁紙を貼る:シーラーが乾燥したら、新しい壁紙を丁寧に貼っていきます。

必ずしも下地を一枚追加で貼る必要はありません。状況によっては、既存の下地を補修して、その上に直接壁紙を貼ることも可能です。ただし、下地の状態によっては、専門家の判断が必要となる場合もあります。

壁紙張替えに必要な道具と材料

壁紙張替えに必要な道具と材料を事前に準備しておきましょう。

  • 壁紙:必要な数量を計算して購入しましょう。柄合わせを考慮し、少し多めに購入しておくのがおすすめです。
  • 糊:壁紙の種類に合った糊を選びましょう。
  • ヘラ:壁紙を貼る際に使用します。プラスチック製とゴム製のヘラがあると便利です。
  • ローラー:壁紙の気泡を取り除くために使用します。
  • カッター:壁紙をカットするために使用します。正確にカットするために、カッターマットがあると便利です。
  • メジャー:壁紙の寸法を測るために使用します。
  • はさみ:細かい作業に便利です。
  • バケツ:糊を混ぜるために使用します。
  • マスキングテープ:壁紙を貼る際に使用します。
  • パテ:下地の穴や傷を埋めるために使用します。
  • サンドペーパー:パテを研磨するために使用します。
  • シーラー:下地の吸い込みを抑えるために使用します。
  • 刷毛またはローラー:シーラーを塗布するために使用します。

専門家の意見:DIYの限界とプロへの依頼

DIYで壁紙張替えに挑戦するのは素晴らしいことですが、全ての作業をDIYで行うのは難しい場合があります。特に、下地が大きく損傷している場合や、複雑な作業が必要な場合は、専門業者に依頼することを検討しましょう。専門業者は、適切な下地処理を行い、綺麗に仕上がります。費用はかかりますが、仕上がりの品質と安心感を得られます。

まとめ:状況に応じた適切な対処で美しい壁を実現

下地が見えてしまった場合でも、適切な手順と材料を使えば、綺麗に壁紙を張替えられます。まずは、下地の状態を正確に確認し、状況に応じた対処法を選びましょう。DIYに自信がない場合は、専門業者に相談することも検討してください。 今回の経験を活かし、より素敵な空間を創造してください。

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