クサガメ飼育と大型水槽の水槽掃除:ベランダのないマンションでの実践的な方法

クサガメの水槽の掃除の仕方 大きいクサガメなどを買うとき、大きな水槽が必要だと思います。ところで、その大きな水槽って、どうやって水を替えたりあらったりするんでしょうか?僕はまだ小さいクサガメを買ってます。実家の、ベランダのない三階の部屋でカメを飼ってます。大きい衣装ケースがあるので、カメが大きくなったらそれで飼おうか、と考えてるのですが・・・汚れた水が一杯入った大きい衣装ケースを持って一階の庭までいける自信がありません。階段も廊下もせまいし・・・みなさんはどうされてるんですか?補足さっそくの回答ありがとうございます。追加で質問なのですが、水替えをするときは、水槽のヌルヌルとかも掃除するんでしょうか?その場合、どのようにされてるのでしょうか。大きい水槽はそもそも重いのでは・・とか考えまして・・・・

大型水槽の選び方と設置場所

クサガメを飼育する上で、適切な水槽選びは非常に重要です。特に、クサガメは成長すると大型になるため、将来的な水槽のサイズを考慮した選択が必要です。衣装ケースでの飼育も可能ですが、耐久性や衛生面、そして何より水替えの負担を考えると、専用の爬虫類水槽の使用がおすすめです。

水槽のサイズと素材

クサガメの成体の大きさを考慮し、十分な広さのある水槽を選びましょう。クサガメは泳ぎ回ったり、甲羅干しをするスペースが必要になります。目安としては、成体1匹につき90cm水槽以上が理想的です。素材は、耐久性と清掃のしやすさを考慮し、ガラス製がおすすめです。アクリル製も選択肢としてありますが、傷つきやすい点に注意が必要です。

設置場所の工夫

ベランダのない3階建てマンションでの飼育は、水替えの負担が大きくなります。そのため、水槽の設置場所と水替えの方法を工夫することが重要です。

* 水槽台の使用:水槽を床に直接置くと、床への負担が大きくなり、移動も困難になります。水槽台を使用することで、高さを確保し、掃除やメンテナンスがしやすくなります。また、水槽の安定性も向上します。
* 水槽の移動:大型水槽は非常に重いため、一人で移動させるのは困難です。キャスター付きの水槽台を使用するか、複数人で協力して移動させることを検討しましょう。
* 排水方法の確保:水槽の水を捨てる際に、排水口までの距離が遠い場合は、バケツやホースなどを活用して効率的に排水できるように工夫しましょう。マンションの場合は、排水口に直接ホースを繋ぐことができない場合もあるため、事前に確認が必要です。

大型水槽の水槽掃除とメンテナンス

大型水槽の水替えは大変ですが、クサガメの健康を維持するためには欠かせません。適切な頻度と方法で、水槽の清掃を行いましょう。

水替えの頻度

水替えの頻度は、水槽のサイズ、クサガメの数、フィルターの性能などによって異なります。一般的には、水槽全体の3分の1程度を週に1~2回程度交換するのが目安です。ただし、水の汚れ具合によって調整する必要があります。

水替えの手順

1. 準備:バケツや洗面器、ホース、新しい水、水槽用バクテリア剤などを用意します。
2. クサガメの移動:クサガメを一時的に別の容器に移します。この時、クサガメを優しく扱うことが大切です。
3. 水の抜き取り:水槽の水をバケツや洗面器、ホースを使って丁寧に抜き取ります。
4. 水槽の清掃:水槽内の汚れを丁寧に洗い流します。底砂を使用している場合は、底砂を掃除機で吸い取るか、部分的に交換します。
5. 水槽の洗浄:水槽内壁に付着したコケやヌメリは、専用のブラシやスポンジを使って丁寧に落とします。
6. 水の入れ替え:新しい水を入れます。水道水を使用する場合は、カルキ抜き剤を使用しましょう。
7. クサガメの戻し:クサガメを水槽に戻します。
8. フィルターの清掃:フィルターは定期的に清掃しましょう。フィルターの種類によって清掃方法は異なりますので、取扱説明書をよく読んでください。

ヌメリの除去

水槽のヌメリは、バクテリアの繁殖やコケの発生によって生じます。ヌメリは、水槽の清掃時に専用のブラシやスポンジ、または市販のクリーナーを使って除去します。頑固なヌメリには、重曹やクエン酸などの弱アルカリ性の洗剤を使用することもできますが、使用後は必ずよく洗い流す必要があります。クサガメが直接触れる可能性があるため、洗剤の使用には十分注意しましょう。

底砂の掃除

底砂を使用している場合は、定期的な掃除が必要です。底砂は、水槽内のバクテリアの繁殖場所にもなるため、完全に取り除くのではなく、部分的に交換することが推奨されます。底砂の掃除には、水槽用掃除機が便利です。

専門家のアドバイス

爬虫類専門の獣医やペットショップのスタッフに相談することで、クサガメの飼育に関する具体的なアドバイスを得ることができます。水槽のサイズ、水質、餌、病気の予防など、専門家の意見を参考に飼育環境を整えることが大切です。

まとめ

大型水槽の水替えは大変ですが、適切な準備と方法を理解することで、負担を軽減し、クサガメの健康的な飼育環境を維持することができます。水槽の設置場所、水替えの方法、清掃方法などを工夫し、クサガメと快適な生活を送りましょう。

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