クサガメの食欲不振と飼育環境:改善策と注意点

甲長9㎝のクサガメ飼ってます。ここ3週間まともにご飯食べてくれません。水温はヒーターで28度、バスキングランプ(保温球)、ろ過機、陸地はレンガを設置しています。この写真で悪い箇所はあります か?紫外線ランプは付けてないので、晴れた日に日光浴させてます。以前は静かな寝室の窓際に亀を置いていましまが、寒くて食欲がなくなったのかなぁと思い、賑やかで暖かいリビングに引っ越しました。(部屋数がないので(^^;)それでも食欲が戻りません。乾燥えび、カメプロス(大と小)、のこのこカメさん、亀のごちそうパン等いろいろ試しましたがせいぜい一口で終わりです(T-T)嗜好性の高い肉などをあげると食欲が甦るとネットで見たので昨日、ささみ肉を置いていたら、水面に肉のクズみたいなのが落ちていたので食べたのかな!!と思い、またささみ肉や亀フードをあげましたが、やっぱり食べませんでした(–;)ペットショップで赤ちゃんの頃に買って5ヶ月、甲長9㎝、現在の体重は120グラム。小さいですよね??亀に詳しい方、アドバイスください(..)補足 ネットでもレピトミンは良いという情報を目にしましたがまた無駄に終わってしまったらと思うと買うのに引けてました(>_<) さっそく買って試してみます!甲羅の状態は悪くないと思いますし、ガタガタ言わせるぐらい元気もあります。昨日なんかヒーターとろ過器のコードをうまく利用してスパイダーマンのように脱走しようとしてました(--;)

クサガメの食欲不振の原因を探る

クサガメの食欲不振は、様々な原因が考えられます。まず、ご提供いただいた情報から考えられる原因と、具体的な改善策を検討していきましょう。

1. 紫外線不足の可能性

紫外線ランプの設置が必須です。晴天の日光浴だけでは、十分な紫外線量を確保できません。紫外線はカルシウムの吸収に不可欠であり、不足すると甲羅の形成不良や軟甲症を引き起こし、食欲不振にも繋がります。爬虫類用のUVBランプを導入し、適切な照射時間(説明書に従う)を確保しましょう。日光浴は補助的なものと考えてください。

2. 環境の変化によるストレス

寝室からリビングへの移動は、クサガメにとって大きな環境変化です。騒音や人の出入りなど、ストレス要因になっている可能性があります。落ち着ける隠れ家となるシェルターを設置したり、水槽の位置を人の動きが少ない場所に移動するなど、環境を調整してみましょう。

3. 餌の種類と与え方

乾燥えびや市販の亀フードだけでは、クサガメに必要な栄養素が不足している可能性があります。レピトミンなどの高栄養価な餌を主食として与え、乾燥えびなどは嗜好性を高めるための補助的な餌として少量与えるのが良いでしょう。また、餌の与え方にも工夫が必要です。同じ餌ばかり与えていると飽きてしまうため、餌の種類をローテーションさせたり、活きた餌を与えてみるのも効果的です。

4. 体重と甲長

甲長9cm、体重120gは、やや小さめです。成長が遅れている可能性があります。これは紫外線不足や栄養不足が原因である可能性が高いです。レピトミンなどの高栄養価な餌を与え、紫外線ランプを設置することで改善が期待できます。

5. 隠れ家の不足

クサガメは隠れ場所を好みます。レンガだけでは隠れ家としては不十分です。シェルター(人工の隠れ家)を複数設置し、クサガメが自由に隠れられるようにしましょう。シェルターは、石や流木、市販のシェルターなど、様々な素材のものがあります。

6. 水質の悪化

ろ過機を使用しているとのことですが、水質が悪化している可能性も考えられます。定期的な水換えを行い、水質を清潔に保ちましょう。水質検査キットを使用して、水質をチェックするのも良いでしょう。

具体的な改善策と実践方法

1. UVBランプの設置:爬虫類用のUVBランプを水槽に設置しましょう。ランプの種類や照射時間については、製品の説明書をよく読んでください。
2. 隠れ家の設置:水槽内に複数の隠れ家となるシェルターを設置しましょう。クサガメが落ち着いて過ごせる場所を作ることで、ストレスを軽減できます。
3. 餌の変更:レピトミンなどの高栄養価な餌を主食とし、乾燥えびや市販の亀フードは補助的に与えましょう。餌の種類をローテーションさせることで、飽きさせずに栄養バランスの良い食事を提供できます。
4. 水質管理:定期的に水換えを行い、水質を清潔に保ちましょう。必要に応じて水質検査キットを使用して水質をチェックし、適切な水質を維持しましょう。
5. 観察と記録:クサガメの行動や排泄物などを観察し、記録しましょう。異変に気づきやすくなり、早期発見・早期治療に繋がります。
6. 獣医への相談:改善が見られない場合は、爬虫類に詳しい獣医に相談しましょう。病気の可能性も考えられます。

専門家の視点:爬虫類飼育における注意点

爬虫類は、飼育環境の変化に敏感です。急激な環境変化はストレスを与え、食欲不振や病気の原因となる可能性があります。飼育環境を整える際には、クサガメの習性を理解し、ゆっくりと環境を整えていくことが重要です。また、定期的な健康チェックも大切です。

まとめ

クサガメの食欲不振は、様々な要因が複雑に絡み合っている可能性があります。上記の改善策を試しても改善が見られない場合は、専門家(獣医)に相談することをお勧めします。早期発見・早期治療が、クサガメの健康を維持するために重要です。

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