ギター&ベース6本収納!納戸の壁面収納をDIYする方法

ギターハンガーを取り付けるため、木の板を壁に固定したいのですが奥行き3mの納戸の壁(石膏ボード12.5mm)にエレキギターやベースをかけられるハンガーを6つ程取り付けたいと考えていますが、アンカーボルトを使って固定したとしても3mの間に重さが2kg~5kg程度のギターやベースを6本も引っ掛けておくのは少々危険な気がするので、壁に細長い板を貼り付けてその上にギターハンガーを取り付けようと考えています。ギターハンガーの土台部分のサイズは縦幅が7cmで、ハンガー取り付け用の木ネジがハンガーの土台部分から3cm程出るので、取り付ける板は長さ3m,幅10cm,厚さ3.5~4cmのサイズを…と考えています。取り付け予定の壁の中には12cm角の柱が1mごとに1本入っており、部屋の角部分にも柱があるのでそれも加えて計4箇所(板の両端&端から左右1/3の位置)をネジで固定しようと思っています。上記のような目的で板を壁に取り付ける場合、どういう種類の板が適しているのでしょうか?また、板を確実に固定するためにはどんな種類のネジを用いて1箇所あたり何本使って固定したら問題ないのでしょうか?上記は何せ素人の考えなので『もっと他にいい方法がある』という方がいらっしゃいましたら是非アドバイスも頂きたいです。よろしくお願いします。補足色々ありがとうございます。例えば『ステンレス製で○mmの径で長さ○○mmのネジは木材にちゃんとねじ込んだ場合、1本あたり○○kgのモノを支えることができる』というような簡単な表でもあればいろいろなアイデアが浮かぶんでしょうけど…ネジの知識が皆無なのでさっぱりイイ考えが浮かびません(T。T)

最適な木材とネジ選び、そして安全な取り付け方法

3mもの長さの板に複数のギターやベースを掛けるという計画は、非常に重量がかかります。安全性を第一に考え、適切な木材、ネジ、そして取り付け方法を選択することが重要です。素人のDIYでは、失敗すると壁に穴が開いたり、最悪の場合、楽器が落下して破損する可能性もあります。この記事では、安全で効果的な方法を詳しく解説します。

1. 適切な木材の選定

3mの長さ、そして複数の楽器を支える強度を考慮すると、以下のような木材が適しています。

おすすめの木材:

* 集成材(特にラジアタパイン集成材):比較的安価で入手しやすい上に、強度も十分です。3mの長さの板を確保しやすいのもメリットです。反りや割れが少ない加工しやすい木材です。
* レッドオーク集成材:硬度が高く、耐久性に優れています。高級感があり、見た目にも美しいです。予算に余裕があればおすすめです。

避けるべき木材:

* SPF材:比較的柔らかく、重い楽器を支えるには強度が不足する可能性があります。
* MDF材:加工はしやすいですが、強度が低く、ネジの保持力も弱いため、今回の用途には不向きです。

木材の厚さ:3.5~4cmの厚さは適切です。より強度を求めるなら、5cm以上の厚さにすることも検討しましょう。

2. ネジ選びと固定方法

石膏ボードへの固定は、アンカーボルトだけでは不安定です。木材と石膏ボード、そして壁内部の柱を確実に固定する必要があります。

使用するネジ:

* 構造用スクリュー(皿木ネジ):木材と石膏ボード、そして柱を貫通して固定するために最適です。
* 材質:ステンレス製がおすすめです。錆びにくく、耐久性が高いです。
* 長さ:柱に届く長さが必要です。柱の位置を確認し、それに合わせて適切な長さのネジを選びましょう。最低でも12cm以上の長さが必要です。
* 太さ:木材の厚さや強度に合わせて選びます。太すぎると木材が割れる可能性があります。4~6mm程度が適切でしょう。

固定方法:

1. 下穴を開ける:ネジをねじ込む前に、下穴を開けておきましょう。下穴を開けることで、木材の割れを防ぎます。下穴のサイズはネジの太さよりも少し小さめにしましょう。
2. 柱への固定:柱の位置を確認し、柱に直接ネジを打ち込みます。これが最も重要なポイントです。
3. 石膏ボードへの固定:柱と柱の間は、石膏ボード用のアンカーを併用します。アンカーは、ネジの太さに合ったものを選びましょう。
4. ネジの本数:各固定箇所につき、最低でも3本のネジを使用することをお勧めします。より安全性を高めるには、4~6本使用しましょう。

3. より安全な方法:

3mの長さの板は、どうしてもたわみやすいため、追加の補強が必要です。

追加の補強方法:

* 補強材の追加:板の裏側に、L字金具や木材を補強材として取り付けます。これにより、板のたわみを抑制し、強度を高めることができます。
* 壁面への固定箇所の増加:柱の位置だけでなく、柱と柱の間にも石膏ボード用アンカーを用いて固定箇所を増やすことで、より強固な固定を実現できます。

4. 専門家への相談

DIYに自信がない場合、またはより安全な方法を知りたい場合は、ホームセンターの店員や、建築業者などに相談することをお勧めします。専門家のアドバイスを受けることで、より安全で適切な方法を選択できます。

5. ネジの耐荷重に関する情報

残念ながら、ネジ1本あたりの耐荷重を正確に表すことは困難です。木材の種類、ネジの種類、ねじ込み方、木材の乾燥状態など、多くの要素が耐荷重に影響します。しかし、目安として、適切なネジと取り付け方法であれば、1本あたり数kgの荷重を支えることは可能です。

まとめ

ギターやベースを安全に収納するためには、適切な木材選び、ネジ選び、そして確実な固定方法が重要です。この記事で紹介した方法を参考に、安全で美しい壁面収納を実現してください。DIYに不安がある場合は、専門家への相談も検討しましょう。

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