キッチンに現れた謎の生物とヒヨドリの雛の安全確保

ヘビ?イモリ?ヤモリ?トカゲ?何でしょうか? 何の生物か、駆除方法を教えてください。 うちには、ヒヨドリのヒナを保護しています。キッチンの床に置いている手製の鳥籠の中にいます。ヒナ鳥が「きーーーー!!!」といつもより大きく長く鳴いたので、鳥の様子を見に行きました。鳥籠の近くには、緑色のカメレオンのような色と肌をした、尻尾だけが見えました。見えた太さ・長さは、ペン2本ぐらい・20㎝程度です。どこに行ったかわかりません。 鳥は別の部屋で保護していますが、怖くて家を歩けません。 私が見た生物はヒヨドリを食べようとしたのでしょう。その生物が何なのか、また、見つけ方・駆除方法など教えてください。

目撃された生物の特定

ご自宅のキッチンで目撃された、緑色のカメレオンのような色と肌をした、尻尾の長さ約20cmの生物について、可能性のある生き物をいくつか検討してみましょう。記述から、ヘビ、トカゲ、ヤモリなどが考えられます。特に、緑色の体色尻尾の長さから、アオダイショウニホントカゲの可能性が高いと思われます。アオダイショウは比較的おとなしい性質ですが、ヒヨドリの雛を狙う可能性はあります。ニホントカゲは小型で、アオダイショウほど攻撃的ではありませんが、昆虫などを捕食するため、鳥の雛を襲う可能性も否定できません。イモリは、通常、湿った場所に生息するため、キッチンの乾燥した環境にいる可能性は低いと言えます。

アオダイショウの可能性

アオダイショウは、日本に広く生息する無毒のヘビです。体長は1~2mに達することもありますが、幼蛇であれば20cm程度の大きさもありえます。緑色の個体も存在し、記述と合致します。アオダイショウは、ネズミやカエルなどを捕食しますが、鳥の雛を捕食することもあります

ニホントカゲの可能性

ニホントカゲは、日本各地に生息するトカゲです。体長は20cm程度で、緑色や褐色の個体が多く見られます。アオダイショウと比較すると小型で、攻撃性は低めですが、昆虫や小型の爬虫類などを捕食するため、ヒヨドリの雛を狙う可能性もゼロではありません。

生物の見つけ方と駆除方法

まずは、落ち着いて、パニックにならないことが大切です。見つけた生物が危険な種類でない限り、慌てて行動すると、かえって危険な状況を招く可能性があります。

安全確保を最優先

ヒヨドリの雛を安全な場所に移動させましょう。鳥かごを別の部屋に移動させるだけでなく、より安全なケージを用意し、外敵から守れる環境を整えることが重要です。

生物の探索

生物の探索は、昼間に行いましょう。夜行性の生物は、夜間に活動するため、昼間は隠れている可能性が高いです。キッチン全体を注意深く観察し、隠れ家になりそうな場所(食器棚の裏、シンクの下、壁の隙間など)を重点的に確認しましょう。

駆除方法

もし、アオダイショウやニホントカゲなどの無毒の爬虫類であれば、捕獲して屋外に放すのが適切です。捕獲には、虫取り網厚手の布などを利用できます。捕獲後、安全な場所に逃がしてあげましょう

  • 絶対に素手で触らないようにしましょう。咬まれる可能性があります。
  • 捕獲に自信がない場合は、専門業者に依頼しましょう。害虫駆除業者などに相談することで、安全に駆除を行うことができます。
  • 殺生は避けましょう。生態系への影響を考慮し、できる限り生きたまま捕獲し、安全な場所に放しましょう。

専門家の意見

爬虫類や両生類に詳しい専門家によると、キッチンに現れた生物は、餌を求めて侵入してきた可能性が高いとのことです。特に、ヒヨドリの雛が「きーーーー!!!」と鳴いていたことから、生物は雛を狙って近づいてきたと考えられます。

再発防止策

今回の出来事を踏まえ、再発防止策を講じることが重要です。

  • キッチンの清掃を徹底しましょう。食べこぼしやゴミなどを放置しないようにすることで、餌となる昆虫などを寄せ付けにくくします。
  • 窓や換気口に網戸を設置しましょう。外部からの侵入を防ぐ効果があります。
  • 隙間を塞ぎましょう。壁や床の隙間を塞ぐことで、生物の侵入経路を断ち切ります。

まとめ

キッチンに現れた生物は、アオダイショウやニホントカゲの可能性が高いと考えられます。ヒヨドリの雛を守るためにも、落ち着いて状況を判断し、適切な対策を講じることが重要です。捕獲に不安がある場合は、専門業者に相談しましょう。

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