ガス赤外線ストーブとガスファンヒーター、部屋全体を暖めるならどっち?電気代節約術も解説

ガス赤外線ストーブとガスファンヒーター、部屋全体を暖めるにはどちらが良いですか?リビングの暖房として今まで電気ストーブを使用していましたが、電気代がすごくて高いのでガスに代えますが、ガス赤外線ストーブとガスファンヒーターの違いで部屋全体を暖めるにはどちらが良いですか?お教えください。

ガス赤外線ストーブとガスファンヒーターの違い:暖め方と特徴

リビングの暖房を電気ストーブからガスストーブに変更し、電気代節約を目指すとのこと、賢明な選択ですね! ガス赤外線ストーブとガスファンヒーターはどちらもガスを燃料とする暖房器具ですが、暖め方が大きく異なります。それぞれの特徴を比較してみましょう。

ガス赤外線ストーブの特徴

ガス赤外線ストーブは、赤外線を放射して暖めます。 まるで太陽の光が肌を温めるように、直接身体を暖めるのが特徴です。そのため、暖まりが早く、暖かさを感じやすいというメリットがあります。 また、ファンを使用しないため、静音性が高いのも魅力です。

しかし、赤外線は直進性が高いため、ストーブの正面しか直接暖まらず、部屋全体を均一に暖めるのは苦手です。 そのため、部屋全体を暖めたい場合は、ストーブの位置や部屋の構造を考慮する必要があります。 また、輻射熱を利用するため、ストーブの周囲の温度は高く、離れると急に寒く感じることもあります。

ガスファンヒーターの特徴

ガスファンヒーターは、温風をファンで部屋全体に送ることで暖めます。 そのため、部屋全体を比較的均一に暖めることができるのが大きなメリットです。 また、広い部屋にも対応しやすい機種が多く、リビング全体を暖めるのに適しています。

一方で、ファンを使用するため、運転音が気になる場合があります。 また、暖まるまでに多少時間がかかります。さらに、空気の乾燥が気になる場合もあります。

部屋全体を暖めるなら、ガスファンヒーターがおすすめ

質問者様のように、リビング全体を暖めたいのであれば、ガスファンヒーターの方が適しています。 ガス赤外線ストーブは暖まりが早く、部分的に暖めるには優れていますが、部屋全体を均一に暖めるには向いていません。 リビングのように比較的広い空間を暖めるには、温風を循環させるガスファンヒーターの方が効率的です。

ガスファンヒーターを選ぶ際のポイント

ガスファンヒーターを選ぶ際には、以下の点を考慮しましょう。

  • 部屋の広さ:適切な暖房能力(kW)の機種を選びましょう。 小さすぎる機種だと暖まりが悪く、大きすぎる機種だと無駄にガスを消費してしまいます。 製品の仕様をよく確認し、お部屋の広さに合ったものを選びましょう。メーカーの推奨暖房面積を確認することが重要です。
  • 安全機能:転倒時消火装置、不完全燃焼防止装置、過熱防止装置など、安全機能が充実している機種を選びましょう。特に小さなお子さんやペットがいるご家庭では、安全性を重視することが大切です。
  • 機能:タイマー機能、温度調節機能、サーモスタット機能など、便利な機能が付いていると快適に使用できます。 特に、タイマー機能は、無駄なガス消費を防ぐのに役立ちます。
  • デザイン:リビングに置くものですから、インテリアに合うデザインのものを選びましょう。 最近は、おしゃれなデザインのガスファンヒーターも数多く販売されています。
  • 消費電力:ガスファンヒーターはガスを燃料とするため、電気代はほとんどかかりません。しかし、点火や制御に少量の電力は必要です。消費電力の低い機種を選ぶことで、さらに節約に繋がります。

電気代節約のためのさらに効果的な方法

ガスストーブへの切り替えは電気代節約に大きく貢献しますが、さらに節約効果を高めるためには、以下の方法も試してみましょう。

  • 窓の断熱:窓から熱が逃げやすいので、カーテンや窓ガラスフィルムなどで断熱性を高めましょう。特に、冬場は厚手のカーテンが効果的です。
  • ドアの隙間風対策:ドアの隙間から冷気が入ってくるのを防ぐために、隙間テープなどを活用しましょう。
  • 室温設定:暖房の温度設定を1℃下げるだけでも、電気代を節約できます。 体感温度を上げるために、暖かい服装を心がけましょう。
  • こまめな換気:こまめに換気することで、室内の空気を入れ替え、効率的に暖房できます。 換気扇を使う際は、暖房を一時的に止めるなど工夫しましょう。
  • 家具の配置:家具の配置を工夫することで、暖気を効率的に循環させることができます。 暖房器具の前に大きな家具を置かないようにしましょう。

専門家(インテリアコーディネーター)のアドバイス

インテリアコーディネーターの視点から見ると、ガスファンヒーターは、そのデザイン性も考慮する必要があります。 リビングのインテリアに調和するデザインかどうか、事前に確認しておきましょう。 最近では、シンプルでスタイリッシュなデザインのガスファンヒーターも増えていますので、お部屋の雰囲気に合ったものを選ぶことが大切です。 また、設置場所も重要です。 安全性を確保しつつ、暖気が部屋全体に効率よく行き渡る場所を選びましょう。

まとめ

部屋全体を暖めるには、ガスファンヒーターがおすすめです。 ただし、機種選びや設置場所、そしてその他の節約策を組み合わせることで、より効果的な暖房を実現し、電気代節約に繋げることができます。 快適な暖房と節約を両立させ、この冬を暖かく過ごしましょう。

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