ガス代が高すぎる!3LDKの床暖房使用で16,000円…節約対策を徹底解説

ガス代が高すぎます。先月末に引越しして初めて1ヶ月分のガス代の請求がきたのですが、金額が16000円でした(>_<) 調理、床暖房、お風呂(給湯、浴室乾燥機)に使っていて床暖房以外のガス暖房機器は使ってないのですが、なぜこんなに高いのでしょうか?同じ3LDKで引越し前は8000円ぐらいだったのに急に倍です。前の家には床暖房はなかったのですが、床暖房をつけるとそんなにガス代がかかるものですか?エアコンでは部屋が暖まるのに時間がかかるため起床〜出勤までの時間やお風呂上り〜寝る前に床暖房をつけてます。補足同区内の引っ越しなので前の家と単価は変わってません。

ガス代高騰の理由:新居と旧居の比較から考える

ガス代が倍になった原因を、新居と旧居を比較しながら詳しく見ていきましょう。同区内での引っ越しでガス料金単価が変わらないことから、料金差は使用量と住宅の断熱性能に起因すると考えられます。

1. 住宅の断熱性能の違い

新居と旧居の断熱性能に大きな違いがある可能性が高いです。具体的には以下の点が考えられます。

  • 窓の種類と数:複層ガラス(ペアガラス)の有無、窓の大きさや数によって、熱の逃げやすさが大きく変わります。旧居が断熱性の高い窓を使用していた場合、新居の窓から熱が逃げやすく、ガス消費量が増加している可能性があります。
  • 壁の断熱材:壁の厚さや断熱材の種類、施工状況によって断熱性能は大きく異なります。新居の壁の断熱性能が低い場合、室温を維持するために多くのガスを消費することになります。
  • 屋根の断熱性能:屋根からの熱の逃げも無視できません。屋根裏の断熱材の有無や厚さによって、室温に影響が出ます。
  • 気密性:窓やドアの隙間などからの空気の漏れ(気密性の低さ)も、熱の損失に繋がります。新居の気密性が低いと、暖房効率が低下し、ガス消費量が増加します。

2. 床暖房の使用状況と効率

床暖房は、エアコンと比べて部屋全体を均一に暖めることができる反面、ガス消費量が多くなる傾向があります。起床時や就寝前の短時間使用でも、全体的なガス消費量に影響を与える可能性があります。

  • 使用時間:起床〜出勤までの時間と、お風呂上がり〜就寝前と、床暖房の使用時間が長いかもしれません。タイマー機能を活用し、必要な時間だけ使用することで節約できます。
  • 設定温度:設定温度が高すぎると、ガス消費量が増加します。快適な温度を保ちつつ、設定温度を少し下げるだけでも効果があります。例えば、24℃から22℃に下げるだけでも、体感温度の変化は少ないですが、ガス消費量は抑えられます。
  • 床暖房のシステム:床暖房の種類やシステムによっても、ガス消費量は異なります。最新の省エネ型床暖房であれば、消費量を抑えることができます。もし古いシステムであれば、リフォームも検討する価値があります。

3. その他の要因

  • 調理方法:ガスコンロの使用頻度や調理時間によってもガス消費量は変化します。効率的な調理方法を心がけましょう。
  • 給湯器の効率:給湯器の機種や状態によってもガス消費量は異なります。古い給湯器の場合は、交換を検討するのも良いでしょう。
  • 浴室乾燥機の使用頻度:浴室乾燥機はガス消費量が多いので、使用頻度を減らすか、他の方法(自然乾燥など)を検討しましょう。

ガス代節約のための具体的な対策

16,000円のガス代を削減するために、具体的な対策を講じましょう。

1. 断熱性の向上

  • 窓への対策:窓に断熱シートやカーテンを付けることで、熱の逃げを抑制できます。特に、隙間風が気になる窓には、専用のテープで隙間を塞ぐのも効果的です。複層ガラスへの交換も検討しましょう。
  • ドラフト対策:窓やドアの隙間から冷気が入り込む「ドラフト」は、熱を逃がす大きな原因です。隙間テープや防風材を使って、隙間を塞ぎましょう。
  • カーテン・ブラインド:厚手のカーテンやブラインドは、保温効果を高めます。夜間は必ず閉めるようにしましょう。

2. 床暖房の使用効率化

  • タイマー設定:起床前と就寝前に必要な時間だけ床暖房を使用するようにタイマーを設定しましょう。無駄な暖房を避けられます。
  • 温度設定の見直し:設定温度を1℃下げるだけでも、ガス消費量は大きく変わります。体感温度とのバランスを考えながら、最適な温度を見つけてください。
  • カーペットやラグ:床暖房の上にカーペットやラグを敷くことで、熱を逃がさず、効率的に暖房できます。

3. その他の省エネ対策

  • 調理方法の工夫:圧力鍋や電気調理器などを活用することで、ガス消費量を抑えられます。
  • 給湯器の点検・交換:給湯器の点検を行い、故障がないか確認しましょう。古い給湯器の場合は、省エネ型の新しい給湯器への交換を検討しましょう。
  • 浴室乾燥機の使用頻度を減らす:浴室乾燥機はガス消費量が大きいため、できるだけ使用頻度を減らし、自然乾燥を心がけましょう。
  • 換気:こまめな換気は、結露を防ぎ、断熱効果を高めます。しかし、換気しすぎると室温が下がるため、適切な換気時間と回数を意識しましょう。

専門家への相談

ガス代の節約に不安がある場合、ガス会社やエネルギーアドバイザーに相談してみましょう。住宅の断熱状況の診断や、より効果的な省エネ対策の提案を受けることができます。

まとめ

ガス代の高騰は、住宅の断熱性能や床暖房の使用状況、生活習慣など、様々な要因が複雑に絡み合っています。今回ご紹介した対策を参考に、一つずつ改善していくことで、ガス代の節約に繋がるはずです。 まずは、ご自身の生活習慣を見直し、改善できる点から始めてみましょう。

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