ガジュマルの葉落ち対策|夏の植え替えと適切な管理方法

観葉植物、ガジュマルについて質問です。観葉植物の問屋さんで、安く売ってるようなお店で観葉植物のガジュマルを購入しました。なるべく元気な子を購入して鉢が気に入らなかったので、買った日に植え替えをしました。観葉植物用の土で、ガジュマルの植え替えを調べて植え替えをしました。植え替えた日は、7月29日です。葉っぱは、ぱっと見、青々として元気に見えるのですが毎日一握り程度、葉が落ちます。落ちた葉は、黄色く変色していて鉢を少し振動させると、ついていた黄色い葉もぱらぱら落ちてしまいます。・毎日土の表面が乾いているので、朝に1.5リットルほど水をあげています。・南向きのベランダに日中出しています。上の階の影があるので、直接陽が当たらないと思いますが日当りはいいです。・風は直接当たらないと思います。(洗濯機などあるので)・肥料は与えていません。・鉢を入れずに、高さ35センチ位です。・とりあえず、励まして声をかけています(笑)観葉植物を初めて購入したので、今イチ勝手が分かりません。最初から健康な子ではなかったのかもしれませんが、なんとが丈夫に育ってほしいです。今私がすべき事は何でしょうか?・日当りがいいので、日中は部屋に入れる。(日当りがよすぎて、日中はサウナ状態です。)・肥料をやるなどアドバイスお願いします。補足コメントありがとうございます。補足します。お店は店内で、直射日光の当たらない場所でした。調べたところ、ガジュマルは5〜7月までが植え替え時期とのことで、植え替えを実行したのですが…まずかったのでしょうか…いろいろ説は分かれるのかもしれませんね。前の土がキレイだったので、根っこの土はあまり落とさず隙間に新しい土を埋めるやり方で植え替えをしました。肥料は与えないようにし、このまま水を与えて様子を見てみます。

ガジュマルの葉落ちの原因を探る

7月29日に植え替えを行ったガジュマルが、毎日葉を落とすとのこと、ご心配ですね。葉が黄色くなってから落ちるという症状は、いくつかの原因が考えられます。まず、植え替え時期と方法について確認しましょう。

植え替え時期と方法の問題点

確かに、ガジュマルの植え替え適期は5~7月とされていますが、7月末は既に夏の暑さが厳しい時期です。植え替えは植物にとって大きなストレスとなるため、真夏に行うのは避けた方が無難です。特に、根鉢を崩さずに植え替えたとのことですが、根が傷ついている可能性があります。根が傷つくと、水分や養分の吸収が悪くなり、葉が黄色くなって落ちる原因となります。

その他の可能性

植え替え以外にも、以下の要因が考えられます。

  • 水のやりすぎ:毎日1.5リットルも水やりをしているとのことですが、これは多すぎる可能性があります。土の表面が乾いているからといって、大量に水を与えると根腐れの原因になります。土の乾き具合は、表面だけでなく、指で数センチ掘って確認しましょう。土が乾いていたら、鉢底から水が出るくらいにたっぷり与え、次に水を与えるのは土が乾いてからにしましょう。
  • 日照過多:南向きのベランダで日当たりが良いのは良いことですが、真夏の直射日光は強すぎます。たとえ上の階に影があるとはいえ、葉焼けを起こしている可能性があります。日中は室内に取り込み、直射日光を避けるようにしましょう。
  • 根詰まり:前の鉢が小さかったり、根が土の中で詰まっていると、根が十分に伸びることができず、生育不良を起こします。今回の植え替えで、根詰まりは解消されたかもしれませんが、根の傷みが原因で葉が落ちている可能性もあります。
  • 病気や害虫:まれに、病気や害虫が原因で葉が落ちることもあります。葉の裏側や茎をよく観察し、異常がないか確認しましょう。

ガジュマルの救済策と今後の管理

現状を改善するために、以下の対策を講じましょう。

1. 水やりの見直し

  • 土の乾き具合を確認:指で土の乾き具合をチェックし、完全に乾いてから水やりをするようにしましょう。
  • 水やりの量を調整:1.5リットルは多すぎる可能性が高いです。鉢の大きさや土の量に合わせて、適切な量に調整しましょう。鉢底から水が流れ出るまで与える必要はありません。
  • 受け皿の水は捨てる:受け皿に水が溜まっていると、根腐れの原因になります。必ず水を捨てましょう。

2. 日当たりの調整

  • 直射日光を避ける:真夏の直射日光は葉焼けの原因になります。日中は室内に取り込み、レースカーテン越しの光を当てましょう。
  • 風通しの良い場所:風通しの良い場所に置きましょう。ただし、強い風は葉を傷める可能性があるので注意が必要です。

3. 肥料について

植え替え直後は、肥料を与えない方が良いでしょう。根が落ち着いてから、観葉植物用の液体肥料を薄めて与えましょう。肥料の与えすぎは、根を傷める可能性があります。

4. 環境の改善

  • 温度と湿度:ガジュマルは高温多湿を好みますが、真夏の直射日光は避けましょう。エアコンの風が直接当たらないように注意し、適度な湿度を保つように心がけましょう。
  • 通風:風通しの良い場所で管理しましょう。ただし、強い風は避けてください。

5. 専門家への相談

もし、症状が改善しない場合は、植物専門の園芸店や、植物医に相談することをお勧めします。写真などを提示することで、より的確なアドバイスをもらえるでしょう。

ガジュマルの健康的な育成のために

ガジュマルは比較的育てやすい観葉植物ですが、適切な管理が必要です。今回のような葉落ちを経験したことで、より深くガジュマルの特性を理解できたはずです。

今後の管理においては、以下の点に注意しましょう。

  • 定期的な観察:毎日、葉や茎の状態を観察し、異常がないかチェックしましょう。
  • 適切な水やり:土の乾き具合を見て、適切な量の水を与えましょう。
  • 適切な日当たり:直射日光を避け、適度な日当たりを確保しましょう。
  • 適切な肥料:生育期に観葉植物用の肥料を与えましょう。
  • 害虫の予防:定期的に葉の裏側などをチェックし、害虫を見つけたらすぐに駆除しましょう。

これらの点を注意深く守れば、ガジュマルはきっと元気に育ちます。焦らず、根気強くケアを続けましょう。

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