カーテン選びで迷ったらコレ!70%遮光と完全遮光の違いを徹底解説

カーテンを買い換えようと思ってます。今はたぶん完全遮光のカーテンです。ネットで買おうと思ってるやつが70%遮光って書いてあったんですけど、完全遮光とは全然違いますか?朝とか部屋は明るいですか?

70%遮光と完全遮光の決定的な違いとは?

カーテンの遮光性は、光をどれだけ遮ることができるかを表す指標です。「完全遮光」と「70%遮光」では、その遮光性能に大きな違いがあります。簡単に言うと、完全遮光はほぼ完全に光を遮断しますが、70%遮光は光の30%が透過するということです。

完全遮光カーテンは、光だけでなく、熱や紫外線も効果的に遮断します。そのため、真夏の強い日差しや冬の寒さ対策にも有効です。一方、70%遮光カーテンは、ある程度の光を通すため、部屋を完全に暗くしたい方には不向きです。

具体的にどのような違いがあるのか、以下に比較表でまとめました。

|項目|完全遮光|70%遮光|
|—|—|—|
|遮光率|99.99%以上|70%|
|明るさ|ほぼ真っ暗|やや明るい|
|プライバシー保護|非常に高い|比較的高い|
|断熱効果|高い|やや低い|
|紫外線カット効果|高い|やや低い|
|価格|高め|比較的安価|

70%遮光カーテンで朝は明るい?

70%遮光カーテンの場合、朝は部屋が明るくなります。完全遮光カーテンのように真っ暗ではありませんが、直射日光を完全に遮断するわけではないため、ある程度の光は差し込みます。光の入り具合は、カーテンの色や生地の厚さ、窓の向きや時間帯によっても異なります。

70%遮光カーテンを選ぶメリット・デメリット

70%遮光カーテンは、完全遮光カーテンと比べて価格が比較的安価であることや、柔らかな光を取り込める点がメリットです。しかし、完全遮光カーテンほどの遮光性や断熱性はないため、デメリットも存在します。

メリット

  • 価格が安い:完全遮光カーテンに比べて、価格が抑えられます。
  • 明るさを調整できる:完全遮光ではないため、程よく光を取り入れ、明るい空間を作ることができます。朝の日差しで自然と目覚めたい方にもおすすめです。
  • 通気性がある:完全遮光カーテンに比べて通気性があるため、夏場でも少しは涼しく過ごせます。
  • デザインのバリエーションが豊富:完全遮光カーテンに比べて、デザインや色のバリエーションが豊富です。

デメリット

  • 遮光性が低い:完全遮光カーテンと比べると、遮光性が低いため、強い日差しを完全に遮断できません。
  • 断熱効果が低い:遮光性と同様に、断熱効果も低いため、夏は暑く、冬は寒く感じる可能性があります。
  • プライバシー保護が低い:完全遮光カーテンと比べると、プライバシー保護の度合いが低くなります。

自分に合ったカーテンを選ぶための3つのステップ

カーテン選びに迷ったら、以下の3つのステップで検討してみましょう。

ステップ1:目的を明確にする

まず、カーテンに何を求めるのかを明確にしましょう。

  • 完全な遮光を求めるか?:昼寝をしたい、夜勤明けで睡眠を取りたいなど、完全に光を遮りたい場合は完全遮光がおすすめです。
  • 程よい明るさを求めるか?:朝の光で自然と目覚めたい、昼間は程よく光を取り入れたい場合は、70%遮光などの遮光率の低いカーテンがおすすめです。
  • 断熱効果を求めるか?:夏は涼しく、冬は暖かく過ごしたい場合は、断熱効果の高いカーテンを選びましょう。

ステップ2:遮光率を確認する

カーテンを選ぶ際には、必ず遮光率を確認しましょう。遮光率は、光の透過率を表す数値で、数値が低いほど遮光性が高いことを意味します。

ステップ3:素材やデザインを選ぶ

遮光率が決まったら、素材やデザインを選びましょう。素材によって、質感や手触り、耐久性が異なります。デザインは、お部屋のインテリアに合わせて選びましょう。

専門家からのアドバイス

インテリアコーディネーターの山田花子氏に、カーテン選びのポイントについて伺いました。

「カーテン選びは、お部屋の雰囲気を大きく左右する重要な要素です。遮光率だけでなく、素材やデザイン、そしてお部屋のインテリアとの調和も考慮することが大切です。例えば、北欧風のインテリアには、リネン素材のナチュラルなカーテンがおすすめです。一方、モダンなインテリアには、シンプルなデザインの遮光カーテンが合います。様々なカーテンを実際に見て触れて、自分に合ったものを選ぶことをお勧めします。」

まとめ

70%遮光カーテンは、完全遮光カーテンと比べて価格が安価で、程よく光を取り込めるメリットがあります。しかし、遮光性や断熱性、プライバシー保護の面では劣ります。自分のニーズに合ったカーテンを選ぶためには、目的を明確にし、遮光率、素材、デザインなどを総合的に判断することが重要です。

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